こたつレイアウトでお悩みの方へ。
間取り別の実例をご紹介します。
こんにちは。
Re:CENO KYOTOの中野です。
今回は、これから秋冬に活躍する
「こたつ」のレイアウトについて、
実例を交えてご紹介します。
合わせて知っておきたいポイントも
一緒にご紹介しておりますので、
ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。
こたつレイアウトを決める前に、知っておきたい3つのポイント
こたつを素敵にレイアウトするためには、
適切なサイズ選びと動線確保が肝心です。
まずは、
「こたつの形」「布団・ラグのサイズ」「生活動線」
を簡単におさらいしましょう。
こたつの形は大きく2種類
こたつテーブルは、
四角形(正方形・長方形)と円形(楕円形)、
大きく分けて2種類に分けられます。
どの形を選ぶかで、お部屋に与える印象も変わるため、
それぞれの特徴を把握しておくと安心です。
四角形(正方形・長方形)の特徴は、下記の2つ。
- 他の家具とのラインを揃え、整った印象にできる。
- ポピュラーな形のため、テーブルや布団の選択肢が広い。
円形(楕円)の特徴は、下記の3つ。
- 直線的なインテリアの中に、柔らかい曲線を加えられる。
- 角がないため、座る場所を選ばない。
- 自然と中心に視線が集まり、会話が弾みやすい。
下記のマガジンでは、
リセノのこたつテーブルを交えて、
長方形と円形の魅力をご紹介しておりますので、
こちらもぜひご覧ください。
こたつテーブルFAMを検討中の方へ。長方形と円形、あなたに合うタイプは?
丸いこたつテーブルの魅力とは?おすすめのこたつ4選をご紹介します。
こたつに合わせる布団・ラグマットのサイズ
テーブルと同じく大事なのが、
こたつ布団とラグマットのサイズです。
サイズ選びを間違ってしまうと、
小さい場合は、布団やラグマットから
体がはみ出してしまったり、
大きい場合は、お部屋に圧迫感を与えてしまったり、
使い心地も見心地も悪くなってしまいます。
リセノでは、こたつ布団とラグマットを、
下記のサイズでおすすめしています。
「こたつ布団」
テーブルの幅・奥行に+110~130cmを足したサイズ
「ラグマット」
テーブルの幅・奥行に+100~140cmを足したサイズ
こちらを基準に、
お部屋の広さや過ごし方に合わせて、
ぴったり~ゆったりのサイズを
選んでいただければと思います。
下記のマガジンでは、
こたつ布団とラグマットの選び方を
より詳しくご紹介しておりますので、
こちらもぜひご覧ください。
こたつの大きさに合う布団・ラグとは? 失敗しない選び方をご紹介
こたつ周りの生活動線
こたつをレイアウトする際、他の家具との距離や
通路幅を確保しておく必要があります。
こたつを置けたとしても、動線が不十分だと、
見栄えが悪いだけでなく、生活する上でも
不便になってしまうので注意が必要です。
上の画像では、
ソファーとテーブルの距離:40cm以上
人が一人通るための距離 :60cm以上
のスペースを設けています。
このスペースは、
こたつの出入りや、TVボードの扉の開閉を
問題なくできる距離感です。
こたつ布団が足に干渉する場合があるので、
気になる方は、余裕をもった
動線確保がおすすめです。
動線については、下記のマガジンでも
詳しくご紹介しておりますので、
こちらも合わせてご覧ください。
「動線への配慮」で快適に。家具レイアウトの失敗を無くす2つのステップ
テレビとソファーの最適な距離は? 畳数別に快適なリビングを作るコツ
こたつレイアウトを決める前に、知っておきたい3タイプのテーブル
レイアウトの実例をご紹介する前に、
過ごし方や目的別に見た、
3タイプのこたつテーブルをご紹介します。
テーブルをご検討中の方は、
ご自身の暮らしにどのタイプがフィットするのか、
ご参考いただければ幸いです。
床座り・ソファー前の配置なら「ロータイプ」
こたつのイメージで真っ先に思い浮かぶのは、
こちらのロータイプではないでしょうか。
市場にも多く、デザインが豊富なため、
選択肢の幅が広いです。
床座りで過ごすのに丁度いい高さで、
ソファー前に配置しても視界の邪魔になりません。
リセノでは、数あるロータイプの中でも
木目が美しい「こたつテーブルFAM」が人気。
円形・長方形ともに
2サイズ・3色展開でご用意しており、
ご使用人数やカラーコーディネートに合わせて
お好みのものをお選びいただけます。
ダイニング・デスクと兼用するなら「ハイタイプ」
ダイニングやデスクと兼用するなら、
ハイタイプがおすすめです。
ソファーやチェアに座りながら
お布団を掛けて使用することができ、
お食事中でもお仕事中でも
暖かいこたつで過ごすことができます。
リセノでは、2段階で高さ調節ができる
「こたつテーブル High&Low」
をご用意しております。
こたつテーブルとは別に
ダイニングやデスクを置きたいけど、
お部屋のスペース的にどちらも配置が難しい
という方にぴったりのタイプです。
オフシーズンに収納しておくなら「折りたたみタイプ」
春夏のオフシーズンに
納戸やベッド下にしまっておきたい方は、
折りたたみタイプがおすすめです。
リセノでは、「折りたたみこたつテーブル LUKE」
をご用意しております。
ワンタッチで簡単に折りたためるので、
解体・組み立ての手間がなく、
素早く出し入れできるのが便利です。
こたつレイアウトの実例
ここからは、
ご来店いただくお客様に多い間取りを用いて、
「1R・1K」「LDK」に分けて
こたつのレイアウト実例をご紹介します。
今回は、全てロータイプでの配置イメージですが、
ハイタイプ・折りたたみタイプでも、
同じような配置が可能です。
1R・1Kのレイアウト
1R・1Kは、お一人暮らしの方に多い間取り。
今回は、
6帖(ソファーなし)と、
8帖(ソファーあり)で
こたつをレイアウトしてみました。
6帖(ソファーなし)レイアウト
1R・1Kの中でもコンパクトな6帖。
こたつテーブルは、圧迫感を極力抑えるよう、
75cm角の正方形を配置しました。
ドアの開閉や、バルコニーへの出入りができるよう、
60cm以上の動線を確保しています。
ソファーの配置は難しいですが、
シートクッションを用いれば、省スペースでも
くつろぎの定位置を作ることができます。
わたしの経験上、一人暮らしのこたつライフは、
そのまま寝落ちする可能性大なので、
体がはみ出さないよう、ゆとりをもったサイズの
布団・ラグを選ぶのもおすすめです。
8帖(ソファーあり)レイアウト
8帖以上の広さがあると、
コンパクトなソファーと合わせて
配置がしやすくなります。
こたつテーブルは、直径90cmの円形を配置。
直線的な家具のなかに、
柔らかい印象を加えることができます。
低い家具が増えた分、重心が下に集まっているので、
大きなアートを飾りフォーカルポイントを作ります。
自然と視線が上へ向き、
こたつの重たい印象を和らげる効果も。
フォーカルポイントとは?
お部屋の中で最もよく目に入る場所のことであり、
インテリアに力を入れるべき場所のこと。
円形のテーブルは、
座る位置を選ばないので、友人と数人で集まっても
みんなでテーブルを囲むことができます。
LDKのレイアウト
LDKは、お二人以上・ご家族の方に多い間取りです。
今回は、店頭でお伺いすることが多い
リビングダイニング12帖ほどのお部屋を、
横長のパターンと縦長のパターンで
レイアウトしてみました。
横長リビングのレイアウト
上の例は、ソファーを間仕切りにし、
ダイニングスペースと
リビングスペースを区切っています。
こたつテーブルは、直径110cmの円形を配置。
ソファー左手側に別室の扉がある場合でも、
問題なく出入りができる動線になっています。
ダイニング・ソファー・こたつ、
どこに座っても、テレビが見やすい配置です。
大きい円形テーブルの良いところは、
人数が多く集まっても、
みんなで丸くなって囲めるところ。
こたつに入りながらお鍋を囲んで、
家族みんなで食事を楽しむのもいいですね。
視線が中心に向かうので、自然と会話も弾みます。
縦長リビングのレイアウト
ソファーの後ろ側は、ウォールドアや引き戸で
仕切られている場合が多いので、
人が一人通れるスペースを設けています。
こたつテーブルは、幅120cmの長方形を設置。
幅がある分、奥行きは抑えているので、
大型のソファーも問題なく配置できました。
キッチンからお部屋全体を見渡せるため、
お料理をしながらコミュニケーションが
取りやすいのもポイントです。
こちらの間取りに限ったことではないですが、
こたつを配置すると、お部屋の中の
ファブリックの面積が増えるため、
アクセントとなるアイテムで
お部屋にメリハリをつけると上手くいきます。
具体的には、「観葉植物」「自然素材のかご」
「ドライフラワー」「古びた趣のあるもの」など。
詳しくは、下記の動画でも解説しておりますので、
そちらをご覧くださいませ。
【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方|Vol.4 お部屋をアクセントアイテムで、彩りましょう。
こたつレイアウトでお悩みの際は、お気軽にご相談ください。
今回は、こたつのレイアウトについて、
実例を交えながらご紹介しました。
ご覧いただいたレイアウトは、あくまで一例で、
リビングの寸法や窓の位置など、間取りは様々です。
直接スタッフとやりとりしながら
ご相談をご希望の方は、
京都・東京・福岡の店舗スタッフ、
またはオンラインのプロサポートまで
お気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。