リビングに観葉植物を飾るコツとは?
おすすめ品種3選もご紹介
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの加藤です。
今回は、リビングに置く
観葉植物についてのお話です。
観葉植物には、ストレスの緩和や
目の疲労回復などの効果があると
言われています。
家の中でも特に長く過ごすリビングに
観葉植物を取り入れることで、
より居心地の良い空間を作ることができます。
しかし、いざご自宅に迎えると言っても、
「どの観葉植物を選んだら良いかわからない...」
「憧れはあるけれど、枯らしてしまうのでは...」
と、お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、リビングに置く
おすすめの育てやすい観葉植物の種類を、
選び方と飾り方のコツとともにご紹介します。
リビングに置く観葉植物の選び方
観葉植物と一言で言っても、多くの種類があり、
リビングの環境により育ちやすいタイプも様々。
もちろん植物の見た目のお好みは大切ですが、
まずは、次の3つのポイントを確認しておきましょう。
- 観葉植物の育てやすさ。
- リビングの日当たりと観葉植物の相性
- リビングのスペースと観葉植物のサイズ
それぞれ詳しく解説していきます。
① 観葉植物の育てやすさ。
観葉植物の中には、
気候の変化に強い種類があれば、
繊細な種類もあります。
初心者の方には、基本的に、
乾燥に強い観葉植物がおすすめ。
幹や葉に水を貯めこむため、
うっかり水やりをし忘れても
すぐに枯らしてしまうことを避けられます。
また、耐寒性・耐陰性がある品種は、
日の当たらない場所でも育つため、
置き場所があまり限定されません。
栽培の手間もそれほどかからないため、
安心して育てることができます。
観葉植物を育てるのが
はじめての方や慣れていない方は、
お世話できる頻度もイメージしながら、
育てやすい植物から始めましょう。
観葉植物の育て方をご紹介! 失敗しない3つの基本ポイント
室内で育てやすい観葉植物 おすすめ6選と育て方をご紹介
② リビングの日当たりと観葉植物の相性
多くの観葉植物は、熱帯地域原産のため、
基本的には暖かい場所を好みますが、
必要な日光の量はそれぞれ。
日当たりの良いリビングなら、
日光を好むタイプ。
日の差し込む時間が短い場合は、
耐陰性があり日陰でも育てられるタイプのように、
リビングの日当たり具合に合わせて、
観葉植物を選びましょう。
注意点として、
日光は植物の生育に不可欠ですが、
直射日光に当たると葉焼けを起こして、
時には、枯れてしまうことも。
レースカーテン越しなどの
柔らかい光になるよう調整が必要です。
リビングの中の置きたい場所の
日当たりを把握しておきましょう。
③ リビングのスペースと観葉植物のサイズ
観葉植物を迎えるに当たって
気を付けていただきたいのはサイズ感。
観葉植物というと、
大きなサイズを想像しますが、
小さなものから大きな樹木まで
種類は豊富にあります。
置く場所に対して大きすぎてしまうと、
圧迫感でストレスを感じることも。
リビングの広さと置く場所に
あわせて選ぶことが大切です。
観葉植物のサイズを確認するときは、
鉢の号数をチェックしましょう。
1号は約3cmの植木鉢を指します。
鉢の号数と飾り場所のイメージはこちらです。
- 2~4号鉢(約6〜12cm)
:棚の空いたスペースやウォールシェルフ上など - 5~7号鉢(約15〜21cm)
:サイドボードやテレビボードの上など - 8号鉢~(約24cm~)
:ソファーやテレビボードの横など
置く場所に適切な号数の植物を選びましょう。
観葉植物の飾り方については、
次の章で詳しく解説します。
リセノでは、おおよそ8~10号鉢にあたる、
高さが150cm以上ある大型の植物を
おすすめしています。
大きな植物を置くことで、
目線の高さに植物の
複雑性を取り入れることができ、
お部屋のアクセントになります。
存在感があるため、
リビングのシンボルツリーとして
迎えてみてはいかがでしょう。
こちらの動画とマガジンをご参考くださいませ。
リビングに観葉植物を飾るコツ
リビングに置く観葉植物の選び方をご紹介しましたが、
そもそもリビングの「どこに、どのように」飾るか、
お悩みの方もいらっしゃるのでは?
観葉植物を置く場所に迷ったら、
まずは、リビングの余白スペースを
探してみましょう。
例えば、次の場所にぽっかりと
空いているスペースはありませんか?
- ソファーの上または横
- テレビボードと壁の間
- テレビボードの上
- 棚の上または中
余白を埋めるように観葉植物を置くことで、
自然な彩りを足すことができ、
お部屋に立体感と複雑性をプラスできます。
続いては、飾り方の例をご紹介します。
観葉植物の飾り方① テーブルやシェルフの上
リビングのダイニングテーブルや
シェルフ上などの目に入りやすい場所は、
観葉植物を置くのにぴったり。
この場合、2~4号鉢ほどの小さめタイプを選べば、
圧迫感も少なく、インテリアに馴染ませられます。
小さい観葉植物おすすめ5選!選び方と飾り方のコツも解説します。
観葉植物の飾り方② 雑貨
観葉植物は、単体で置いても素敵ですが、
雑貨と一緒に飾るとディスプレイアイテムに。
小物や本などの雑貨と組み合わせて置くことで、
植物がオブジェのようになり、
ぐっとおしゃれさを演出してくれます。
観葉植物の飾り方③ ハンギング
ハンギングとは、観葉植物を
天井から吊って飾る方法のことです。
天井部分は無機質になりがちですが、
空間を立体的に使えるため、置き型とは
違った雰囲気を楽しむことができます。
特にツル系のものを垂らすと、
動きが出て、風で揺れる様が素敵です。
照明用のダクトレールや
突っ張り棒などに引っ掛ける場合は、
重量制限に注意。
簡単にハンギングプランターを
手作りする方法もあるため、ご興味のある方は、
ぜひ下記のマガジンをご覧くださいませ。
麻ひもを使って、10分で出来上がり! 簡単アレンジのハンギングプランターを作ろう。
観葉植物の飾り方④ スツールや台
5~7号鉢の観葉植物に、
台やスツールを組み合わせるのもおすすめ。
台に置くことで高さが出て、
存在感が増します。
一方で、大型植物ほどのボリュームはないため
スペースを占領しすぎません。
台やスツールは、
お部屋の雰囲気やお好みに合わせて
ヴィンテージ感のあるものや
スタイリッシュなデザインなど選ぶ楽しみも。
リビングに置くおすすめの観葉植物3選
観葉植物の置く場所や飾り方について、
ご説明してきました。
ここからは初心者さんにも育てやすく
リビングにぴったりな観葉植物3選をご紹介します。
おすすめの観葉植物① モンステラ
深い切れ込みの入った
大きなハート形の葉が個性的なモンステラ。
存在感があるため、
インテリアのアクセントにもぴったりです。
順応性が高く、成長も早いため、
定期的に植え替えをすると、
ぐんぐん育つ様子を楽しめます。
耐陰性があり、
リビングの日の当たりにくい場所にも◎
万が一、根腐れしてしまっても、
元気な根が少しでも残っていれば
復活してくれるほど丈夫です。
モンステラとヒメモンステラの育て方。おすすめの楽しみ方も解説
おすすめの観葉植物② フィカス・ベンガレンシス
観葉植物の中で人気なゴムの木の中でも、
特に人気なフィカス・ベンガレンシス。
肉厚で鮮やかな緑色の葉と
白い幹とのコントラストが魅力的。
若い株は幹が柔らかいため、
あえて曲げることで、
個性的な樹形を楽しむこともできます。
生命力が強く丈夫で、
初心者の方にも育てやすい植物です。
日光を好む性質なため、
リビングの中でもできるだけ
日当たりの良い場所に置きましょう。
暑さには比較的強いのですが、
寒さには弱いため、冬は室温の調整が必要です。
初心者向けの育てやすい観葉植物 「フィカス・ベンガレンシス」をご紹介します。
おすすめの観葉植物③ シェフレラ(カポック)
シェフレラは、
カポックとも呼ばれており、
低木から高木まで約600種。
葉はツヤツヤとして厚みがあり、
手のひらを広げたように、
放射線に複数枚広がっています。
シェフレラは耐陰性が高いため、
定期的な日光浴をさせてあげると、
日陰でも元気に育てることができます。
乾燥にも強く丈夫なため、
水やりを忘れてしまっても
すぐに枯れてしまう心配はありません。
観葉植物「シェフレラ(カポック)」の育て方をご紹介します。
リビングで観葉植物を育てる際、
室内に土を持ち込むことに
抵抗がある方もいるのではないでしょうか?
そんな方には、土を使わずに、
植物を育てるハイドロカルチャーがおすすめ。
水が少なくなったら水やりをするだけと、
水やりのタイミングがわかりやすく、
お手入れ簡単です。
気になる方は、
こちらのマガジンをご覧くださいませ。
リビングに置きたい観葉植物は見つかりましたか?
それでは、まとめです。
リビングに置く観葉植物の
選び方のポイントは、次の3つです。
① 観葉植物の育てやすさ。
気候の変化に強く、乾燥に強い観葉植物がおすすめ。
② リビングの日当たりと観葉植物の相性
日当たりの良いリビングなら、日光を好む植物。
日の差し込む時間が短い場所の場合は、
耐陰性があって日陰でも育てられるタイプを。
③ リビングのスペースと観葉植物のサイズ
リビングの広さや置く場所にあわせて選ぶことが大切。
2~4号鉢(約6〜12cm)
:棚の空いたスペースやウォールシェルフ上など
5~7号鉢(約15〜21cm)
:サイドボードやテレビボードの上など
8号鉢~(約24cm~)
:ソファーやテレビボードの横など
リビングに置くおすすめの観葉植物は
こちらの3種類。
- モンステラ
- フィカス・ベンガレンシス
- シェフレラ(カポック)
観葉植物は品種によって、
好ましい環境や育て方に違いがあります。
今回ご紹介した内容を参考に、
環境に適応しやすく育てやすい種類から
はじめてみてはいかがでしょう。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。