観葉植物の育て方をご紹介!
失敗しない3つの基本ポイント
こんにちは。制作部の山本です。
みなさんのお部屋には、観葉植物はありますか?
かくゆうわたしは大の植物好きなので、
お部屋にはたくさんの植物があります。
観葉植物があることで、
インテリアがぱっと華やかになったり
ほっと心が安らいだり...と、その効果は絶大。
ただ、育て方が分からず、
チャレンジしたけど枯らしてしまった...なんて経験から
苦手意識を持っている方も多いかもしれません。
そこで今日は「観葉植物の育て方」について
ご紹介したいと思います。
初心者の方でも失敗しないための
基本の3つのポイントから、
+αのお手入れ方法までご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください◎
育てやすい観葉植物の特徴とは?
ホームセンターやお花屋さんはもちろん、
インテリアショップでも
手に入れることができる観葉植物。
目にすることは多いけれど、
いざお部屋に取り入れようと思ったときに
種類がたくさんあって迷ってしまいますよね。
どれも個性があって素敵ですが、
上級者でも育てるのが難しいような植物も。
失敗せずに育てるためにも、購入前にしっかりと
植物の特徴を確認しておくのが大切です。
初心者の方でも育てやすい植物の特徴は3つ。
- 日陰でも育つ品種
- 乾燥に強く、水やりの頻度が少ない
- 移動させやすく、お部屋にあったサイズ
種類としては、シェフレラやオリーブ、
シェフレラ
モンステラやウンベラータなど。
モンステラ
もちろん見た目にも美しく、
インテリアとしても活躍してくれる植物です◎
まず、上記の特徴が当てはまっているのかを
お店の人と相談してから購入すると、
育てる難易度をぐっと下げることができます。
室内で育てやすい観葉植物に関しては
こちらのマガジンでもご紹介しているので、
もっと詳しく知りたい! という方はぜひご覧ください。
室内で育てやすい観葉植物 おすすめ5選と育て方をご紹介
観葉植物を育てる基本のポイント
さて、お部屋に置く植物が決まったら、
育てるためのポイントを押さえましょう。
基本的なポイントは、たったの3つ。
- 水やりは、土が乾いたときに行う。
- 日当たりのよい場所に置く。
- 風通しのよい場所に置く。
では、さっそく見ていきましょう。
① 水やりは、土が乾いたときに行う。
最初のポイントは「水やり」について。
観葉植物を育てる上で、欠かすことのできない水やり。
ただ、必須だからといって毎日必要かといえば、
実はそうではありません。
水やりの方法で重要なのは
「土が乾いたときに、水をたっぷりと与える」こと。
鉢底から水が流れるほど与えるのがポイントです。
土が十分に乾くと、
土の中に老廃物や虫・菌が溜まります。
その際に水をたっぷり与えて鉢底に流すことで、
植物に悪さをする老廃物も鉢の外に。
逆に、土が乾かないうちに水やりをしすぎると
「根腐れ」してしまう可能性があるので
注意が必要なんです。
また、霧吹きスプレーなどで
葉っぱに水を与える「葉水」も効果的。
植物は根から水分を吸収しますが、
葉っぱからも水分を吸収することができます。
葉水をすると、葉の表面の汚れを落とし
病気や害虫も予防できるので、
こちらは頻繁に行うのがおすすめです◎
水やりや葉水の詳しい方法については、
動画やマガジンでもご覧いただけます。
【動画】手軽にできる植物の水やり方法|Re:CENO
観葉植物の「葉水」とは?正しいやり方とメリットについてご紹介
② 日当たりのよい場所に置く。
2つ目のポイントは「日当たり」。
基本的に植物は、日当たりのよい場所が大好き。
耐陰性があったとしても、まったく光に当たらないと
日照不足で元気がなくなってしまいます。
かといって、直射日光に当たり続けると
葉が日焼けしてしまう「葉焼け」の可能性も...。
そのため、レースカーテン越しの窓際や
日当たりがよく明るいお部屋が
観葉植物にとってはベストな場所◎
お部屋の置けるスペースは日陰しかない...
という場合は、一週間に1回ほど
ベランダで日光浴させてあげるだけでも効果的です。
【動画】日陰でも元気に育つ、おすすめのインテリアグリーン3選|植物と暮らす
③ 風通しのよい場所に置く。
最後のポイントは「風通し」についてです。
観葉植物は室内で育てやすいといっても、
もともとは自然の環境にいたもの。
風通しのよい場所に置くことで
雑菌が繁殖することを防ぎ、
植物の根を健康なまま保つことができます。
広くて空気が流れやすいリビングや
窓際、スペースがあれば玄関なども良いですね。
とくに狭いお部屋は空気が滞りやすいので、
定期的に室内の換気をして
空気の通りを良くしましょう。
観葉植物を育てるためのお手入れ方法
では、基本のポイントを押さえたので、
観葉植物をより長く、元気に育てるために
役に立つお手入れ方法をご紹介します。
難しくはなく、初心者の方にも簡単なので
ぜひ気軽に試してみてください。
+αのお手入れ方法は、
- 剪定は、生育期直前を目安に行う。
- 1〜2年に1回、植え替えする。
の2つです。
① 剪定は、生育期直前を目安に行う。
伸びてきた枝や葉っぱを切り落とす
「剪定」という作業。
剪定は、風通しをよくするとともに
インテリアとして樹形を整えるためにも
大切なお手入れ方法です。
元気な葉っぱを切るというのは
すこし勇気がいる作業ではありますが、
不要な枝を剪定すると、ほかの枝に栄養を届けられるので、
植物全体を健康にすることができるんです。
剪定に適した時期は、生育期前。
種類によって少し異なりますが、
ほとんどの観葉植物は、暑くなる前の
6~7月がベストな時期です◎
より詳しい内容は、マガジンでご覧ください。
モンステラの剪定方法は? 切る場所や時期をわかりやすく解説
オリーブの木の剪定時期や方法は? 自分でも上手にできるコツを解説
② 1〜2年に1回、植え替えする。
お部屋の中で、ぐんぐん成長していく植物。
鉢植えで育てている観葉植物は、
大きくなると根が鉢いっぱいに広がり
「根詰まり」を起こしてしまいます。
そのまま置いておくこともできますが、
せっかく成長したにもかかわらず、
葉っぱに元気がなくなってしまったり
最悪枯れてしまうなんてことも...。
そのため、だいたい1〜2年に1回、
5〜9月の間に植え替えするのがおすすめです。
購入した当初の小さな鉢から、
成長した植物に合わせた大きな鉢へ。
植え替えを行うことで、より長く、
生き生きとした植物を楽しむことができますよ◎
観葉植物の育て方を知って、
植物のある暮らしを楽しみましょう。
お部屋に癒しをもたらしてくれる、観葉植物。
今回は、そんな観葉植物の育て方の基本について
ご紹介させていただきました。
いかがでしたでしょうか?
最後に、今回のおさらいです。
▼観葉植物を育てる基本のポイント
① 水やりは、土が乾いたときに行う。
② 日当たりのよい場所に置く。
③ 風通しのよい場所に置く。
▼観葉植物を育てるためのお手入れ方法
① 剪定は、生育期直前を目安に行う。
② 1〜2年に1回、植え替えする。
でした。
植物を枯らしてしまった苦い思い出がある...
といった場合も、この基本を押さえることで
元気に植物を育てることができます。
初心者の方も、ぜひチャレンジして
観葉植物のある暮らしを楽しんでみてください◎