【今週のお花レター】夏の終わりに。
淡いブルーが癒しをくれる「デルフィニウム」
少しずつ肌寒くなって、
秋の訪れを近くに感じる日々。
しかし先日、京都には真夏のような暑さが
数日だけ戻ってきていました。
そんな中で、花屋を訪れて
持ち帰ったのは「デルフィニウム」。
最後に夏を感じておこう!ということで、
秋っぽい色合いが並ぶ中から
あえて、今回はこの涼し気なお花を選びました。
透き通るような淡いブルーの見た目から
夏のイメージが強いですが、花屋さん曰く、
わりと年中扱っているところも多いようです。
デルフィニウムの語源は、ギリシャ語で
「イルカ」を意味するデルフィス(dolphin)。
つぼみの形がイルカに似ていることから
そう名付けられたのだとか。
ちなみに日本では、大飛燕草(オオヒエンソウ)と呼び、
ツバメに見立てられているそうです。
ディフォルニウムの中でも、
多くの品種があります。
写真は、スプレー咲きになるシネンシス系のもの。
一番よく見かける種類です。
枝分かれして、それぞれの先端に
可愛らしい小さなお花がたくさん咲きます。
1本だけでも活けるときに
しっかりとボリュームを出せるので、
手軽に飾りたいときにもおすすめです^^
もう夏も終わり。
週末の明け方は、涼し気なお花と、
心地よい夏歌をお供に、
外を眺めながら今年の夏を振り返りました。
優しい色合いを見ているだけで、
なんだか心も穏やかになります。
みなさまも、季節のお花を楽しみながら
お家の中でも四季を感じてみては
いかがでしょうか。