
公開日 2022年09月22日(木)
更新日 2024年01月14日(日)
【今週のお花レター】夏の終わりに。
淡いブルーが癒しをくれる「デルフィニウム」
少しずつ肌寒くなって、
秋の訪れを近くに感じる日々。
しかし先日、京都には真夏のような暑さが
数日だけ戻ってきていました。
そんな中で、花屋を訪れて
持ち帰ったのは「デルフィニウム」。
最後に夏を感じておこう!ということで、
秋っぽい色合いが並ぶ中から
あえて、今回はこの涼し気なお花を選びました。
透き通るような淡いブルーの見た目から
夏のイメージが強いですが、花屋さん曰く、
わりと年中扱っているところも多いようです。
デルフィニウムの語源は、ギリシャ語で
「イルカ」を意味するデルフィス(dolphin)。
つぼみの形がイルカに似ていることから
そう名付けられたのだとか。
ちなみに日本では、大飛燕草(オオヒエンソウ)と呼び、
ツバメに見立てられているそうです。
ディフォルニウムの中でも、
多くの品種があります。
写真は、スプレー咲きになるシネンシス系のもの。
一番よく見かける種類です。
枝分かれして、それぞれの先端に
可愛らしい小さなお花がたくさん咲きます。
1本だけでも活けるときに
しっかりとボリュームを出せるので、
手軽に飾りたいときにもおすすめです^^
もう夏も終わり。
週末の明け方は、涼し気なお花と、
心地よい夏歌をお供に、
外を眺めながら今年の夏を振り返りました。
優しい色合いを見ているだけで、
なんだか心も穏やかになります。
みなさまも、季節のお花を楽しみながら
お家の中でも四季を感じてみては
いかがでしょうか。