初心者向けの育てやすい観葉植物
「フランスゴムの木」をご紹介します。
こんにちは。店舗マネージャーのいわたです。
今回は、自宅で育てているおすすめの観葉植物「フラ
ンスゴムの木」のお話です。
自宅にお迎えしてから1年2ヶ月。
あまりの手のかからなさに、「いつも機嫌がいい植物
だなぁ」と、愛着を感じながら育ててきました。
私は、出張で月に半分ぐらいお家を空ける事があります
が、そんな生活の中でも元気に育っているので、丈夫さ
はお墨付き。
それでは早速、育て方のポイントとおすすめの飾り方の
コツについてご紹介します。
「フランスゴムの木」の育て方
「フランスゴムの木」は、前回ご紹介した「フィカス・
ベンガレンシス」と同じフィカス属の一種。
初心者向けの育てやすい観葉植物「フィカス・ベンガレンシス」をご紹介します。
原産国はオーストラリアですが、フランス人の植物学者
が発見したことから、この名前になったそうです。
ゴムの木の生命力の強さと、安らぎを感じさせる丸い葉
っぱから、「永遠の幸せ」という花言葉があります。
ぷりっと肉厚な葉っぱの質感があいまって、生き生きと
したプラスのエネルギーを感じられる観葉植物です。
育て方のポイントは、3つあります。
- 直射日光を避けた明るい場所に置く。
- 風通しの良い場所に置く。
- 水やりにメリハリをつける。
それぞれ、詳しくお伝えしていきます。
1.直射日光を避けた明るい場所に置く。
フランスゴムの木は、耐陰性にも優れているため、室内
で育てることができます。
しかし、本来は日光がとても好きな植物。
室内での最適な場所は、「直射日光を避けた明るい場
所」です。
たとえば、午前または午後だけ日が当たる場所や、木漏
れ日のように、日なたと日陰が半分ずつ混じっているよ
うな場所。
窓の近くで、レースカーテン越しに柔らかい光が差し込
むところなんかが、ぴったりです。
直射日光のような強い光に急に当たると、葉が茶色く焼
けてしまうので、夏場は特に注意が必要です。
2.風通しの良い場所に置く。
観葉植物は、風を浴びることで、呼吸するための気孔の
開閉がスムーズになり、光合成が促進されます。
そのため、成長のスピードがぐんと早まります。
風通しが悪いと、土が湿ったまま根腐れを起こしてしま
ったり、病気になりやすくなることも。
自然な風を通すことが難しい場合は、ドアをあけたり、
サーキュレーターなどを使って、お部屋の空気を循環さ
せる方法も効果があります。
密閉された空間をつくらないように、少しでも空気が流
れる工夫をすることが大切です。
乾燥は苦手なので、エアコンの風が直接当たる場所は避
けましょう。
3.水やりにメリハリをつける。
水やりは、手で土を触って水分を感じなくなったタイミ
ングで、たっぷりと与えます。
夏場に水切れしやすいので、私の今(7月)のリアルな
頻度としては、4日に1回くらいのペースです。
秋から冬にかけて、だんだんと間隔を広げていって、冬
場は成長が止まるため、2週に1回のペースで十分で
した。
一度、水不足で葉っぱがたくさん落ちてしまいました
が、ポイントに気を付けていると、新芽がどんどん生え
て、元気に復活しました。
3つのポイントを押さえれば、特別なお手入れも必要と
しないので、初心者の方でも失敗が少ない観葉植物です。
室内で素敵に飾るコツ
「フランスゴムの木」は、ゴムの木の中でも葉が小ぶり
で、色味が深いことが特徴です。
取り入れやすい中型のサイズは、樹もスリムなため、単
体で床に置くと、少しだけ物足りなさを感じました。
私のおすすめの飾り方は、大型の観葉植物と組み合わせ
ること。
高低差によって、より植物の複雑性が強調されたので、
目を惹くポイントになりました。
大型植物は、ハードルが高い...と感じる方は、スツール
や棚の上に置いて、目に入る高さに近づける方法がおす
すめです。
成長につれて、下の方の葉は自然に落ち、大きく樹形が
崩れない性質があるので、すっきりとした見た目が引き
立ちます。
また、鉢のフォルムやディテールもインテリアのアクセ
ントになり、素敵に飾ることができます。
大型植物の鉢は、どちらかというと「隠す」要素が強い
ですが、「見せる」視点で鉢選びが出来るので、インテ
リアアイテムとしての楽しさが、より膨らむと思います。
以上、魅力的な「フランスゴムの木」をご紹介しました。
手のかからなさに関しては、かなり上位に入る観葉植
物だと思うので、品種にお悩みの方は、ぜひご参考いた
だけると嬉しいです。
リセノの実店舗でも、育てやすい種類を中心に様々な観
葉植物をコーディネートしています。
自宅インテリアの観葉植物に関するお悩みがございまし
たら、ぜひスタッフにご相談くださいませ。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。