「ジャックと豆の木」でお馴染み!
カスタノスベルマムをご紹介します。
みなさん、こんにちは。
Re:CENO KYOTO とだです。
今回のウェブマガジンは、ガジュマルに引き続き、
おすすめの観葉植物紹介シリーズ第2弾です^^
独特な樹形が魅力的!"幸せを呼ぶ木"、ガジュマルをご紹介します。
今月、京都店に入荷してきた植物たち。
久しぶりに入荷してきたものや、ハンギング植物など、
たくさん入荷し、展示エリアも拡大しました。
※2022年現在、リニューアル改装後植物のお取り扱いはありません事、ご了承くださいませ。
そんな中で、今回ご紹介したいのは、
豆から出てきたような姿が気になる、この植物。
正式名称は、カスタノスベルマムと言いますが、
ブラックビーン、オーストラリアンビーンズ、
グリーンボール、アマゾンエッグ、ラッキービーン、
ジャイアントビーンズなど、多くの名称を持ちます。
もしかすると、街のグリーンショップで見て、
「どこかで見たことあるような・・・」と
思った事がある方も、いらっしゃるかもしれません。
さて、ここでタイトルを思い出てほしいんです。
実はこの植物、イギリス童話『ジャックと豆の木』
に出てくる、あの木なんです!
でも、それは空想の世界のお話ですよね。
しかし、このカスタノスベルマムは、
ネット検索では、正式名称よりもヒットする程、
"ジャックと豆の木"という名称で流通し、
親しまれている観葉植物です。
なぜ、そのような愛称を持つようになったのでしょうか。
そこで今回は、その姿も、背景も、色々気になる
カスタノスベルマムについてご紹介したいと思います。
"ジャックと豆の木"の正体
カスタノスペルマムは、マメ科の植物です。
オーストラリアや、パプアニューギニアなど、
亜熱帯地域に自生しており、葉や実には毒があります。
幅4~5cmほどの卵形の大きなタネ(豆)が
2つに割れ、芽が出てきます。
この、緑色の豆から芽を出し生長する姿が、
"ジャックとマメの木"のいわれとも言われています。
なんとこの豆、水にさらすなど加工して
毒を抜けば、食べることもできるそうです。
どんな味がするんでしょうか・・・
とても気になります。
そして、生長するに連れてタネはしわがよって、
縮こまったようになり、とれてしまいます。
本来は、なんと樹高40メートルにも
なるというカスタノスベルマム。
ホームセンターやインテリアショップで
流通している苗木は、矮化剤と呼ばれる薬剤を
使い、生長を抑えている場合もあるそうです。
それでも、時間の経過とともに薬の効果は
徐々に薄れていくので、数年もたつと、
ぐんぐんと生長をとげ、いつか本当に雲の上まで
届くんじゃないかと思ってしまう程です。
日本では、そこまでの生長を遂げているものは
あまりないそうですが、20メートルくらいまで
生長すると、花が咲きます。
カスタノスベルマムの実態が少し分かったところで、
続いて、その育て方をご紹介したいと思います。
"ジャックと豆の木"の育て方
まずは、置き場所についてです。
カスタノスベルマムは、強い日差しを好みます。
太陽の光を浴びてぐんぐんと育つので、1年を
通して、日当たりのよい場所で育ててあげてください。
春から秋までは屋外でも育てられますが、
夏は、葉焼けを防ぐため半日蔭が、
冬は、室内で育てるのがおすすめです。
ただし、乾燥は植物にとっても大敵なので、
エアコンの風が当たる場所は避けてくださいね。
次に、水やりです。
土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
また、霧吹きで、葉水もたっぷりとしてあげましょう。
そして、あまり大きくしたくない場合は、
枝の切り戻しをしたり、ひなたではなく、
明るい室内で育てるのがおすすめです。
京都店で取り扱い中のカスタノスベルマム
続いては、京都店のカスタノスベルマムをご紹介します。
植物も、生長のスピードはそれぞれなようですね。
先程から何度も登場している、
右側の豆の木は、元気いっぱいに葉を広げ、
既に生長の兆しをみせています。
一方、左側の豆の木は、まだまだ生長過程の様子。
この子は、これからが楽しみな状態なので、
育てることを存分に楽しめそうです♪
どちらの豆の木も、植え替えの際は、
しっかりとした根に逞しい生命力を感じました^^
幼苗や若木の間は、耐陰性も充分にあるので、
明るい室内なら問題なく育ちますが、
いつか巨人の城に届くほど大きく生長する事を
こっそり期待しつつ、今日も日光浴させています^^
京都にお越しの際は、可愛いこの子たちを、
ぜひ見ていらしてくださいね。
カスタノスベルマムを育てて、楽しい毎日を。
いかがでしたでしょうか。
成長が著しい分、育てる楽しみを一層味わえる。
それが、カスタノスベルマムをおすすめする理由です^^
すくすく成長する様は、活力を感じられ、元気をもらえます。
なので個人的には、寝室など、夜過ごす場所よりも、
1日のスタートを切る朝に過ごす時間が
長い場所に置くのがおすすめです。
みなさんも、元気な"ジャックと豆の木"と一緒に、
エネルギッシュな毎日を過ごしませんか^^
京都店にお越しの際は、カスタノスベルマムに限らず、
観葉植物の育て方など、お気軽にご相談下さいね。
スタッフ一同、ご来店お待ちしております。