これで寒い冬も安心!
この時期気をつけたい観葉植物の育て方
みなさん、こんにちは。
Re:CENO KYOTO とだです。
毎日、寒いですね。
暖冬とはいえ、最近また一段と寒くなって、
朝お布団から出るのもつらいですね。
お部屋に観葉植物を置かれている方は、
弱っていたり、枯れてしまっていませんか?
暖房をつける事も多いこの時期は、寒さだけでなく
寒暖差も、植物にとってストレスになります。
だから、この時期の観葉植物の
お世話は、ちょっとコツがいります。
そこで今回のウェブマガジンでは、
水やりに注目して、冬の植物の育て方を紹介します。
冬の植物は、どんな状態?越冬のコツを掴もう
一言でいうと、冬の植物は眠っています。
その為、どれだけ水をあげても、根は
吸い上げる力をほとんど持っていません。
ゆっくり呼吸をしている観葉植物に、
今までと同じくらい水をやりをしてしまうと、
土が湿っている状態が続き、根腐れを起こします。
そこで、冬の植物にとって呼吸しやすい
環境を作ってあげることが大切です。
その環境とは、鉢の中の土が湿っている状態と、
しっかりと乾いている状態があることです。
このメリハリが、とっても大切なんです!
特に、乾燥気味に管理することが、
上手く冬を越えるコツのひとつです。
水やりを控え、土を乾燥気味にすることで、
植物の耐寒性を高めることも出来ますよ。
ちなみに、葉っぱが黄色くなってきたり、
葉を落とし始めていても、心配いりません。
休暇状態の体力でも呼吸や光合成ができるよう、
自ら葉っぱを落として、調整しているのです。
植物も、冬を越えようと頑張っているんですね^^
頻繁な水やりが必要ないことが分かり、
冬の植物に対する不安が減ったところで、
次は具体的な水やりの仕方を紹介したいと思います。
冬場の水やりは、頻度・時間帯・水温に気を配ろう
植物の種類や置いている環境にもよる為、
「○日に1回」とは言えませんが、きっとみなさんが
思っているよりも、頻度は、ずーっと控えめで大丈夫です。
とはいえ、そのタイミングって難しいですよね。
そこでポイントとなるのが、土の状態です。
表面の土だけでなく、指を鉢にぐぐっと入れて、
鉢の中の状態まで確認します。
中までしっかり乾燥していれば、いよいよ水やりです。
表面が湿る程度では、根全体に水が行き渡らず、
鉢の中の空気も循環されないので、鉢底から
水が流れ出てくるくらい、たっぷりとあげます。
受け皿に貯まった水は、根腐れの
原因になるので、必ず捨ててくださいね。
ちなみに、サンセベリアやサボテンなどの
乾燥を好む植物は、土の乾きを確認してから、
さらに2~4日程度あけてからで大丈夫です。
冬場の水やりは、時間帯も大切です。
あまり朝早い時間帯や夜は避けて、
午前中の暖かい時間帯にあげましょう。
私は、お部屋に日光が差す10時頃に、
あげるようにしています^^
さらに、根の負担をできるだけ減らすため、
水道水から汲んだばかりの水ではなく、
室温に近い温度であげるといいですね♪
乾燥対策も必要!葉水について
冬場は、乾燥が気になりますね。
暖房のついた部屋にいる時は、特にそうですよね。
植物にとっても、乾燥は大敵で、
葉を痛める原因になってしまいます。
そんな環境下では、葉水が大切です。
葉水は、生き生きとした葉を保つだけでなく、
害虫予防にもなります。
水やりと同じく、冷たすぎない温度の水で、
比較的暖かい日中に、葉や幹に霧吹きしてあげましょう。
葉水は、なるべく毎日することをおすすめしますが、
かなり寒い日や、夜は控えたほうがいいです。
お部屋の温度や乾燥具合に応じて、葉水しましょう。
水やりをマスターして、冬もグリーンのある生活を楽しもう!
いかがでしたでしょうか。
もう一度、冬の水やりのポイントをまとめます。
- 土がしっかり乾いてから
- あげるときはたっぷりと
- 午前中の温かい時間帯
- 水温にも気を配る
- 葉水で乾燥対策!
色々と気をつけることはありますが、
人間と同じように考えて、寒さや冷たさを
回避してあげれば良いのかなーと思います^^
そう考えると、置き場所も、窓から離れた所や、
暖房の風が直接当たらない所に置いてあげたいですね。
そして、寒暖差をできるだけなくすことも大事です。
寒さや乾燥で、多少葉を落としていても、
また暖かくなれば、新芽が出てきますし、
冬を乗り越える度に、寒さにも強くなっていきます。
一番お世話が難しい冬の水やりをマスターすれば、
グリーンのある生活が、気軽に年中楽しめます♪
それでも「やっぱりまだ不安」という方は、
お気軽に店舗スタッフにご質問ください^^
店頭で、お待ちしています。