【今週のお花レター】
聖なる夜に祝福を。「ポインセチア」
今週末はいよいよクリスマス。
お店に行けば鈴の音が聞こえ、
飾り付けられたツリーに心踊らされる、
そんな楽しい季節がやってきました。
クリスマスに因んだお花を...ということで、
お花屋さんに行くまでは悩んでいたのですが、
その姿を見てやっぱりこれだなぁと即決。
赤と緑の組み合わせが、ザ・クリスマスな
「ポインセチア」です。
ポインセチアは春から秋までは緑ですが、
日照時間が短くなると、花の周りの葉が変形した
「苞」と呼ばれるものが赤く色づきます。
この真っ赤な姿とミニツリーのセットがあるだけで、
子供も凄く楽しそうで、
家族みんなのクリスマス気分を盛り上げてくれます。
飾るにあたって、
陶器の鉢などにこだわるのもいいんですが、
鉢物を購入した時にいつも使うのが、
さっと巻くだけの自作鉢カバー。
高級感は無いんですが、
麻紐で編まれたひとつひとつ違う木の枝や、
手仕事感がお気に入りです。
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ミニツリー、まつぼっくりとも相性が良く、
まるで絵本に出て来そうな組み合わせ。
日当たりを好む植物なので、
東向きのカウンターに置いているのですが、
冬特有の低い光に照らされているせいか、
お花屋さんで見た時よりも華やかに見えます。
ポインセチアは色によって花言葉が変わるのですが、
赤いポインセチアには「祝福」や「幸運を祈る」
といった花言葉があります。
クリスマスは、世間的には
「サンタがソリでプレゼントを持ってくる」
というイメージかと思いますが、
もともとはキリストの生誕をお祝いするイベント。
息子には、だからクリスマスはこんな色を使ってて、
この色にはこんな意味があるんだよなどと
教えてあげてみたのですが、「ほえ〜っ」と
興味あるのか無いのか不思議そうに花を見ていました。
今こうやって
僕がクリスマスが来ることを楽しめているのも、
小さい頃に家族からプレゼントをもらったり
クリスマスツリーを飾ったり、
たくさん楽しませてもらったおかげ。
もうそろそろサンタは信じていないかもですが、
今度は僕がそんな時間を一緒に作れたら
良いなと思っています。
もうクリスマスまで僅かですが、
お部屋作りの最後のひとつに
ポインセチアを取り入れてみるのはいかがでしょうか?
お読みのみなさまも是非、
お花屋さんに一度見に行ってみてください。