【今週のお花レター】
秋の訪れを知らせる「リンドウ」
長かった子供の夏休みも終わり、
秋の訪れを感じる9月に入りました。
秋のお花といえば何だろう? ということで、
週末、息子と近くの園芸店に行って出会ったのが、
今回ご紹介する「リンドウ」。
紫に近い青色が特徴的なお花で、
どこか和の雰囲気を感じさせる佇まいです。
日本では昔から敬老の日に送られてきたりと、
秋のお花の代表的な存在でもあります。
今回僕が選んだのはつぼみの開かない
「エゾリンドウ」という種類のものだったのですが、
他のお店には、つぼみが開く「ササリンドウ」を
見かけることもできました。
リンドウは背が高く育つこともあり、
購入時は60cmほどの長さだったのですが、
フラワーベースに合うよう25cmほどにカット。
フラワーベースは基本透明が好きなのですが、
今回は周辺に置いたかごや小物入れと
マッチするブラウンカラーのものを合わせることに。
ブラウンは、青紫の補色である黄色を
暗くしていった色なので、相性はとても良く、
和の雰囲気漂うリンドウが、
ナチュラルヴィンテージな雰囲気に変身しました。
また、色物のお花をインテリアに取り入れると、
周辺の色味に合わず、浮いた印象になりがちです。
しかし、フラワーベースや
周辺のアイテムの色を抑えたことで、
ディスプレイエリアとしてまとまりを持たせつつ、
周りの雰囲気を崩さない飾り方ができました。
さて、一緒にお花を買いに行った息子はというと、
カウンター下に設置したレゴブースで
なにやら楽しそうにしています。
どうも敬老の日の説明をしたところ、
ばぁちゃんにお花を渡すということで、
カットしたリンドウの一部を持っていったようです。
リンドウは水換えをすると長持ちするようですが、
ばぁちゃんが来るまで持つかどうかは...。
贈り物にもいいですが、
自分で買って飾っても素敵なリンドウ。
お読みのみなさまも是非、
お部屋に取り入れて秋を身近に感じてみるのは
いかがでしょうか?