室内で育てる大きな観葉植物の水やり、管理コツは?
こんにちは。
Re:CENO KYOTO セキです。
もう3月に入り、底冷えが厳しいと言われるこちら
京都でも、徐々に寒さも和らぎ、春の足音がすぐ
そこまで来ているのを感じる今日この頃。
世間では新生活シーズン真っ只中という事で、
今年から新生活を初められる方など、
いかがお過ごしでしょうか。
今回のマガジンでは、新生活シーズンと合わせて、
お引っ越し途中などの方からもお問合わせが多い、
大きな植物に関してです。
どんなお問合わせかというと、
「家の中に、大きな植物を置きたいんです!
でも、管理とかって色々大変なんじゃ、、、」
というお声です。
今回は、お家の中で大きな植物を取り入れる事を
ご検討されている方々へ、管理のポイントを踏まえて
ご紹介していきます。
室内で大きな観葉植物を育てるための
水やり、管理のコツ
さて、リセノでは幾度となくご紹介していますが、
植物はインテリアとしても、ぜひ生活の中に取り入れて
いただきたい重要なアイテムの1つです。
特に、広めなLDKや玄関やホールがある方には、
大きめでその空間の"シンボル"ともとれる植物が
あれば、そのお部屋のインパクトもバッチリ。
でも、
「小さなものと違って大変そう、、、」
「ある程度金額もするから、枯れたらどうしよう、、」
などなど、心配の種はありますよね。
そこで今回は、懸念できるポイントを3つ、
例に上げながら解決していきましょう!
植物には、空気清浄や、リラックス効果があるので、
効果的に取り入れていきましょう^^
① 観葉植物は、時々「日光浴」をさせてあげましょう。
まず、取り扱いで小さな植物と違う所は、
植物・鉢の大きさ・重さです。
鉢は"号数"でサイズを表し、
円の直径3cmを1号と換算します。
なので、3号であれば9cm、
10号であれば30cmという事になります。
※目安のサイズとなりますので、少々のcm違いはございます。
左から2号、3号、8号
小さな植物での鉢移動であれば簡単にできて、
晴れの日なんかは、ベランダまで持っていって、
ポカポカ日光浴、なんてのも簡単ですよね。
でも、大きな植物を鉢ごとベランダへ・・・
というのは、僕たちもお店でやっている上で、
かなりの重労働です。
特に女性の方お一人では、おおよそ難しいと思います。
そこで、移動に大変便利なアイテムが
【 プラントムーバー 】です。
プラントムーバー ¥3,780
こちらのムーバーを使えば、底面29 ~ 36cmまでの
鉢を設置する事ができ、耐荷重も約80kgと、
大型の植物を容易く移動させることができます。
これを使えば、日当たりが悪い場所に置いている
植物も、ベランダ側までサーッと移動させてやり、
室内でも簡単に日向ぼっこさせてやる事ができます。
一般のご家庭と、こちらは店舗さんにもオススメで、
僕たちもお店の開店準備時は、一度外まで移動し、
オープンして店内に戻すまでの少ない時間ながらも、
極力、外で日光に当てるようにしています。
日光不足になると、葉付きの色が悪くなったり、
耐陰性がある植物でも、時々は日光に当てて
あげて下さいね。
人間と同じで、ずっと影にいると元気なんて
出ないですもんね^^
また、植物が小さすぎず大きすぎずで、
「ムーバーまで使わなくても、
もう少し便利に移動できれば・・・」
という方には、取っ手付きの鉢カバーが便利です。
鉢カバー JUTE
② 長期の外出時など、
観葉植物の心配な「水やり」事情
続いては、一番心配されている方も多い"水やり"です。
植物を枯らしたりしてしまう一番多い原因は、
水のやらなさすぎ、もしくは、やり過ぎです。
やらなさすぎは純粋に水不足で、
やり過ぎは、植物の根からくる根腐れです。
一回の水やりというのは、底穴が空いているもので、
穴から水が一度抜けきって一回とみなします。
水の頻度や配分などは、各植物にもよって変動があり、
植物を既にお持ちの場合は、品種をネットで調べれば
すぐに出てくるので、一度お調べください。
さて、ここでのポイントはタイトルにもあるように、
しばらくお家を空ける用事がある場合などの、
水やりの方法です。
簡易的な方法では、外出前にたっぷり水を与えるや、
そこまで水を必要としない植物の場合は、
濡れタオルを鉢下に置いておくなど、とにかく、
すごく乾燥する事を防ぐようにしておきます。
それでも少し心配な方は、
【 ウォーターキーパー 】をお使い下さい。
こちらのウォーターキーパーは、
外出前に、植物の土表面上に水を入れて置くだけ!
小さな穴から"ポタポタ"と水を垂らしていき、
3~4日程は、適度な水分を与えることができます。
※大きなサイズの植物には複数個の使用をオススメします。
旅行などから帰ってきて、
お気に入りの植物が、だら~んとしてたら
残念すぎますもんね。。
ぜひ、外出が多くお家を空けられることが多い方は、
植物管理アイテムの中に加えてみてくださいね!
③ 大きな観葉植物や、まとまった場所の水やりは一気に!
3つ目は、植物の土ではなく、
葉っぱに与える"葉水"についてです。
植物は根からだけではなく、
葉っぱからも水分を吸収します。
なので、乾燥している環境が続くと、
葉っぱがパリパリになってきたり、
あまり植物自体にもよくありません。
小さな植物などであれば、霧吹きでシュッシュッと
簡単にあげることができますが、大きかったり、
ベランダやバルコニーで多く植物を育てられている
方は少し面倒で大変ですよね。
そこで、それを一気に解決してくれるのが、
【 ポンプスプレー 】です!
これがあれば、持続的に霧吹きを噴射できるので、
ベランダなどでホースシャワーなどを使わずに、
簡単に多く・多方面へ霧吹きを行うことができます。
植物一つ一つの状態を見ながら霧吹きを行う事が
一番ですが、忙しくて中々そこまで毎日見ていられない
という方は、こちらを使って一気に済ませましょう!
こちらは室内で上手くやらないと、びちゃびちゃに
なってしまう恐れがあるので、①のムーバーを使って
ベランダ側や濡れてもいい場所まで移動してから
行ってくださいね^^
観葉植物が育ちやすい環境づくりと、
愛着を持ってあげることを忘れずに!
いかがでしたでしょうか。
大きな植物を室内で管理するためのポイント達。
最後に少しまとめてみましょう!
- 日光が入る場所があれば、ムーバーなどを使い移動して日光浴させてあげる。
- 外出で家を空けることが多い方には、ウォーターキーパーを使ってみよう。
- 葉面が多かったり、まとめて霧吹きできる場所がある場合はポンプスプレーを使おう。
上記のポイントも踏まえてあげると、
植物も元気にスクスクと育ってくれるはずです!
植物を育てるには、環境がとても大事なので、
その子にあった過ごしやすい環境を作ってあげましょう。
新生活を初められる方は、小さな物でもいいので
一緒に新生活をスタートして、一緒にその場所で
年月を過ごしてみてはいかがでしょうか^^
小さな植物であれば、比較的管理もしやすく、
今までに育てた事が無い方でも、生活の中に
取り入れやすいですよ。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!