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植物の管理が苦手な方必見!
管理しやすい不思議な植物「エアプランツ」をご紹介します。

こんにちは。
Re:CENO KYOTO セキです。

皆さんは植物などを育てていて、
ついつい管理が行き届かず枯らしてしまったり
した事はありませんか?

「毎日が忙しくて、ついつい管理が...」
「何度やっても、何故だか枯らしてしまう...」

などなど、忙しい毎日の中で、ついつい水をやり
忘れたり、陽に当て忘れて弱々しくなってしまった
など、お伺いする事もしばしば。

そこで今回は、置き場所もあまり選ばず、
日頃の管理も比較的やりやすい、エアプランツに
ついてご紹介いたします!

エアプランツって?

街のお店さんなんかで、無造作に置かれていたり、
吊るされていたりする事も多いエアプランツ。

「土にも入っていないし、本物の植物かな?」

なんて、思われた方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

実は、本物の植物なんです!

そんなエアプランツ、一番の特徴としては、
土を使わずに育てられるという所です。

エアプランツは土壌を使う通常の植物とは異なり、
岩や他の樹木なんかに着生し、葉っぱや根の部分
から空気中の水分を吸収し成長する植物です。

代表的な品種は、チランジアと呼ばれる品種で、
最近ではチランジアなどを、通称してエアプランツ
として呼ばれています。

また、あまり普段自然のエアプランツを見かける
事ってありませんよね。

産地としては、熱帯アメリカを中心とした様々な
地域の砂漠地帯やジャングルといった、広い地域に
生息しています。

品種にもよりますが、暑い場所から寒い場所、
陽向や日陰など、様々な環境下にも対応していて、
花を咲かせる事だってあります。

自生するためには、環境の一定化が必要なので、
四季がある日本国内での生息や自然繁殖する事は、
ほぼありません。

存在感のある大きなものから、ポンと置くぐらいの
小さなものまで、大きさや形状のタイプも様々。

僕は、ニョキニョキと本当に動いているんじゃ
ないかと思うような、うねうねと自然が生んだ歪な
容姿のものが、生命力を感じれて特に好きです。

色んなタイプの物の中から、
お気に入りの一つを探すのも楽しいですよね。

エアプランツの管理方法について

さて、エアプランツがどんな植物かが分かった所
で、今度は管理方法についてご説明いたします。

冒頭でも触れましたが、土壌を必要としないエア
プランツは空気中の水分などを吸収しています。

「じゃあ多湿な日本だから、水はいらないか~」

と、思いそうですが、そうもいかないんです。

ある程度のスパンで、「水分」は必要不可欠です。

しかし、普通の観葉植物とは少し違った水やり方法
となるので、詳しくご説明いたします。

ミスティングで乾燥を防ぐ

「ミスティング」とは、いわゆる霧吹きなどで、
全体を湿らし、乾燥を防ぐ方法です。

ミスティングは、通常の植物にも行いますが、
エアプランツも同じです。

葉全体が湿るぐらいを、週に1回程度行います。
成長がゆっくりな夏・冬は回数を減らし、少し
乾燥気味に育てていきます。

また、水やりをする時間帯もポイントです。

夜間に霧などが発生する高山地域に多く生息する
エアプランツは、水分を吸収する気孔を日中は閉じ
夜間に開くようになっています。

なので、水やりを行う際は、できれば夕方から夜間
にかけて、行うようにしましょう!

霧吹きは、内側まで水分が行き届くように、
細かな霧状に出せる物がオススメです。

20160630140700.jpg

ソーキングで中までしっかりと水分を与えよう。

エアプランツは乾燥に強い植物ですが、
水分は必要不可欠です。

さきほどのミスティングだけでは、株の部分まで
しっかり水分が行き届きません。

そこで行うのが、ソーキングと呼ばれる方法です。

20160630140733.jpg

ソーキングとは、洗面台やバケツなどに水を貯め、
ジャボジャボっとエアプランツごと水に浸して、
水分を汲み上げる方法です。

ソーキングは、一か月に一回程度、4~6時間程
水に浸します。

浸し終えたら水を切り、風通しの良い場所に置き、
株部分に水が溜まらないようにしましょう。

これで、充分に水分を取る事ができるのです。

注意点としては、水のやり過ぎによる観葉植物の
根腐れ同様、株部分の腐食が考えられますので、
水の与えすぎには注意しましょう。

もちろん、ソーキングも夕方から夜間に行うように
してくださいね。

水やりだけじゃない。
育てる上で気をつけたいポイント

どこにでも気軽に置けてしまうからこそ、
気をつけたいポイントが、その置き場所です。

エアプランツは、年を通して風通しのいい場所や
明るい場所を好みます。

暗い場所でもダメにはなりませんが、成長という
面では明るい場所の方が好まれます。

寒い冬以外は、時々外に出して日向ぼっこをさせて
あげましょう。

真夏の直射日光は日差しが強すぎるので、控えて
あげて、クーラーが直接当たる場所なんかも、
一気に乾燥してしまうので、気をつけて下さいね。

また、深い瓶の中など、空気の流れがあまり無い
場所や、熱がこもってしまうような場所も、時々は
風通しのいい場所に移動させてあげましょう。

色んなアイテムを使ってエアプランツを楽しもう♪

エアプランツの醍醐味は、鉢タイプとは異なり、
色んな場所に置けたり組み合わせたりして、
見せ方を楽しむことができます。

例えば、テラリウムの中に入れてみたり、
照明コードに引っ掛けて、吊るしてみたりと、

20160626035116.jpg

テーブルの上に置くだけでもいいのですが、一工夫
加えることによって、色んな見せ方が楽しめます。

インパクトのある大きさの物をメインで飾って
みたり、小さな物を複数寄せ集めてみたり、
楽しみ方も様々。

形や大きさによって、個性や世界観が変わるので、
身の回りのアイテムを使って、お気に入りの家具や
小物たちの近くに、是非一つ加えてみてはいかがでしょうか。

20160630141812.jpg

しっかり愛着を持って育てよう。

手軽にお部屋の色んな場所に置けて、色んな楽しみ
方があるエアプランツ、いかがでしたでしょうか。

普段、植物をすぐ枯らしてしまったりしてしまう方
には、ぜひ一度お試しいただきたいです。

でも、手軽とはいえエアプランツも、ちゃんと
管理してあげないとダメになってしまいます。

ここで最後に、管理方法のまとめとして、

  • 定期的にミスティングやソーキングをして、乾燥を防ぐ
  • できるだけ、水やりは夜間に行う
  • 直射日光を避けた、明るめの場所に適度に置いてあげる
  • クーラーなどを避けた、風通しの良い場所に置いてあげる

この点を気をつけていただければ、
個体にもよりますが徐々に成長もしていき、
より長くお楽しみにいただけますよ。

ぜひみなさんも、お気に入りのひとつを見つけて、
楽しんでみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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