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Re:CENO流 関西探訪記
~「こころ安らぐ、空間と珈琲を味わう場所」編~

こんにちは。エノモトです。

ここ一年で、「おうち時間」に意識を向けられる方も
増え、新たなライフスタイルを見つけた方も
多いのではないのでしょうか?

インテリア、料理、読書や映画etc......

おうち時間を楽しむ方法は、人それぞれ。
多種多様にあるかと思います。

インドア派な私にとっては、どれも親しみがあるのですが、
特に最近凝っているのが「珈琲」について。
(あ、すみません。料理は全くしないですね......)

本を読むとき、映画を見るときには必ずといって良い
ほど隣にあり、時間をより豊かにしてくれるモノ。

おうち時間を過ごす際には、欠かせない存在になっています。

今回ご紹介するお店は、そんな珈琲のスペシャリストが
店主をつとめるお店。

約20年間。
珈琲と向き合ってきた店主だからこその
お店づくりとは?

関西探訪記 第8弾。

今回は、コーヒー好きには必見なお店です。
ぜひご覧ください!

関西探訪記 8店舗目「TRIBUTE COFFEE

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京都の街中、河原町三条にある「TRIBUTE COFFEE」。

お店はビルの3階にあり、少し見つかりにくい場所でも
あるのですが、知ってしまえば立地としては良い所。

仕事帰りに、お出かけのついでに、
ちょっと一休みにと、通いやすい場所に店舗を構えています。

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喧騒あふれる街中とはうって変わって
店内は落ち着いた雰囲気。

ゆったりと落ち着きたい。
自分時間をくつろぎたい。

なんて方にはもってこいな場所でもあり、
まさしく「サードプレイス」として活躍できる
お店だと感じました。

今回もそんなお店の魅力と、店主の想い。
しっかりとご紹介していきます。

お店の魅力を考える

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お店としての魅力をどこに感じるか。
それは人によって様々です。

そこに携わる人に対してなのか。
提供する商品に対してなのか。
それともお店の醸し出す、空間の雰囲気なのか。

お店としてどれが一番大切だ、なんて話ではないのですが、
これらがすべて魅力的だとしたら......
それって素敵じゃないですか?

「TRIBUTE COFFEE」はまさしくそんな素敵なお店。

そう感じるポイント、お話しします。

店主が魅力的 知識と経験が豊富な「クリバヤシ」さん

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某大手コーヒーチェーン店に20年間勤め、
様々な役職を経験されたクリバヤシさん。

業界に精通されており、知識も豊富。
かといって、それを無駄にひけらかす事もない飾らない性格。

そんな印象をお受けしました。

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取材中も、こちらのレベルに合わせて言葉を選んで
くださり、とても分かりやすくお話しいただきました。

そんなクリバヤシさんだからこその落ち着いたお店、
居心地の良い空間ができるのだと思います。

また、珈琲に関してのアドバイスはとても正確で
理解しやすく、コーヒー玄人・コーヒー初心者どちら
の方でもためになること間違いなしです。

人柄があらわれている、店名の由来

TRIBUTEとは、称賛、敬意、感謝を込めた捧げもの、という意味。

お店のオープンまでの期間までにも、多くの方に支えられ、
感謝を感じたクリバヤシさん。

お客様、お世話になっている全ての方々、コーヒー生産者、家族や友人に
感謝を込めて、こちらの名前を付けられたそうです。

商品が魅力的 自家焙煎コーヒーとコーヒー器具

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「コーヒーの世界への入り口になれれば」

とはクリバヤシさん。

取り扱っているコーヒー豆はどれも高品質な
スペシャルティコーヒーを厳選。

酸味の強いもの、苦味の強いもの。
果実のような、チョコのような。

様々な風味のコーヒー豆を用意しています。

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それもこれも、色んな風味を味わって欲しいから。

最初は、色んなコーヒーを試して自分に
あった風味を探してみるべき。

ブレンドをあえてつくらず、ストレートの
コーヒー豆だけなのもそれが理由とのことでした。

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そんなクリバヤシさんに教えていただいた
オススメの器具が「HARIO 浸漬式ドリッパーSWITCH」。

コーヒー豆をセットしてお湯を入れ、
スイッチを押すだけでドリップするので、
初心者でも均一に抽出が可能とのことです。

あんまり紹介すると、どこの回し者?
となりそうなので深くはお話ししませんが、
「TRIBUTE COFFEE」に行かれた際にはぜひお話を
聞いてみてくださいね。

空間が魅力的 北欧感じるヴィンテージ家具たち

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元々、北欧テイストにしていこうなんてこだわりは
なかったらしいのですが、自分がつくりたい場所を
考えていくと、今の空間になったとのこと。

つくりたい場所というのは、「サードプレイス」と
してのカフェ。

家でもなく、職場でもなく、第三の場所として、
ひらめきや元気、そしてとびきりの心地よさを
感じる場所を理想としてつくられています。

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木の温かみが感じられる家具、
ヴィンテージの奥深さ、落ち着きを感じられる家具、
人の思考を邪魔しないシンプルな美しい家具、

という視点で探していくと、今の家具、雰囲気に。

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特にこのお店の空間を表現しているのが、
入口でお客様をお迎えするこちらの照明。

ビルの3階にあり店内の様子が分かりにくいため、
せめて入り口にはお店を表現できるモノを置いておきたい、
と選ばれました。

アイテム一つ一つもそうですが、お店全体の空間にも
クリバヤシさんの想いがとても現れており、
本当に居心地の良いお店だな、と感じます。

「サードプレイス」としてある為に

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第三の居場所として、人が求めるもの。

自分をとりもどす場所として、
ひらめきを得られる場所として、
ただただ心地よさを感じる場所として、

様々ありますが、「TRIBUTE COFFEE」に
来ればすべてが叶う......気がします。
(まぁ、人それぞれってところもありますので)

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そして、こちらはコーヒーも絶品というのが
私的には大きなポイント。

第三の居場所として選ぶなら、
楽しみはあったほうが絶対に良いですから。

「サードプレイス」を探している人、
「コーヒー」に興味がある人、

ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?

それでは、また。

お店の基本情報

店名TRIBUTE COFFEE
住所604-8005 京都府京都市中京区恵比須町435−2 ヒジカタビル 3階
電話番号 075-223-6565
営業時間12:00-19:00(定休日 月曜日)
URLhttps://www.tribute-coffee-kyoto.com/
みんなの保存数:35

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