Re:CENO流 関西探訪記
~「京都島原の案内所兼コーヒーショップ」編~
こんにちは。エノモトです。
最近は半袖でも気持ちいい気温が続き、
外歩きが楽しい時期になりましたよね。
とはいえこんなご時世、気軽に外出もままならない日が
続いていますが、ずっと家に籠るのも精神的に
よろしくない......
そんな時に気軽に行けて、ちょっと息抜きができる。
『豊かな時間』を感じられる場所を見つけました!
ということで......
関西探訪記 第5弾!
今回ご紹介するのは『KYOTO QUALITY DESIGN』を
掲げる、デザインオフィスが運営するカフェです。
京町屋を利用した古き良き雰囲気を感じさせる場所。
その中に遊び心も取り入れた今回のお店は、
老若男女全員にオススメできます。
京都を楽しみたい、京都を知りたいという方は
このマガジンを読んでぜひ一度足を運んでみてください。
それでは、早速みていきましょう!
関西探訪記 5店舗目「GOOD TIME COFFEE 島原」
江戸幕府公認であり、歌・俳句・踊りなどで栄えていた
日本最古の花街『島原』。
その島原に人が集まる場所をつくろうと出来たのが、
京町屋を改装した「イトノワ」という集合テナントです。
今回ご紹介する「GOOD TIME COFFEE」はその
軒先で営業されており地域の交流スペースとして
活躍されています◎
京都の花街といえば、祇園を思い浮かべる方も多いの
ですが、ここ島原も明治時代までは祇園と肩を並べるほど
栄えていたそう。
一時の隆盛は衰えていますが、また最近になって
お店も増えてきており、注目を浴びるスポットになっています!
この現在の島原の魅力。そして「GOOD TIME COFFEE」
の魅力にスポットを当てていきます。
働くひとが魅力的◎ 店長「金子さん」
↑熱く語る金子店長!
さて、まずはいつものごとくですが......
今回の主役でもある店長の金子さんのご紹介。
好きなものにはとことんのめり込む、
クリエイティブな方という印象で、
自分のやりたいこと、信念をしっかりと
持っている方だな、と感じました。
お店に対して、人に対して、料理に対して、
とてつもない愛情をもっており、
お話しを聞くだけでこちらも楽しくなってきます。
そんな金子さんのオススメメニューは
フルーツサンドとドリップコーヒーのペアリング!
その季節によって提供するフルーツをかえており、
その時期一押しのフルーツサンドが登場します。
また、金子さんはドリップコーヒーに対しても
並々ならぬ熱意をお持ち......
常備3種類の豆から選べるようになっていますので、
料理とのペアリングについても一度聞いてみてください!
空間も魅力的! 歴史の流れを感じる店内
建物は昔からの京町屋を改装してできており、
京都らしい「うなぎの寝床」型。
昔の土間の形をそのまま残しており、
懐かしさを感じる方もいらっしゃるのでは?
台所のすすで黒くなった土壁をあえて残すのも
歴史を感じたいから。
そこに架けられた新しい階段すら、
時の流れを感じる重要なもののように思います。
特にぜひ試していただきたいのは、中庭での食事!
見るだけでも楽しく、快晴の日はますます気持ちよく
お食事ができますよ◎
私的には雨の日の中庭も風情があって、
良い雰囲気を感じられる気がします......
カフェとしての役割を考える
カフェとしての役割って色々ありますよね。
単純に美味しいものを食べる場所として、
人が集まる交流の場所として、
ゆっくりと自分時間を過ごす場所として......
そんな中、「GOOD TIME COFFEE」の目指す
役割とは何なのでしょうか?
役割その1:『豊かな時間』を過ごす場所
「GOOD TIME COFFEE」は
TAKUMA DESIGN INC. というデザインオフィス
が運営されています。
『デザインで生活を豊かにする』
をコンセプトに活動されており、こちらのカフェも
その意志をしっかりと体現していました。
デザインは表面的なものではなく、本質的な部分を
かみくだいて現す(シンプルに)のが大切。
カフェも素直に『豊かさ』を感じられる場所で
あり、心地よさを感じられます。
人それぞれが思う『豊かな時間』を感じてほしい、
とつくられた「GOOD TIME COFFEE」は、
どんな人でも立ち寄りやすく、
集いやすい場所としてあるのだと思いました。
YOHAKUを感じるデザインを
カフェを運営する「TAKUMA DESIGN INC. 」ですが、
「YOHAKU」というオンラインショップも運営しているそうです。
興味がある方、ぜひぜひチェックを!
役割その2:地域のPRスポットとして
昔は花街として和歌や俳句などの
文芸が栄えていた「島原」。
現在は、レトロな建物と現代の住宅がある
新旧混じった町という印象です。
そんな街にある「GOOD TIME COFFEE」は
街の案内所としての役割も目指しています。
新しいモノに出会える場所として、
地元の住民への新しい文化の紹介、
遠方の方への地元文化の紹介、
はたまた、地元の方と遠方の方を繋げる場所として
もあるのです。
私は正直、今まで島原に来ることがほぼなかったのですが、
金子さんの熱い地域愛を聞くうちに、本当に素敵な
場所なんだと感化されてしまいました......
島原の素敵スポット!
〇レトロな西洋館で感じる京珈琲「きんせ旅館」
〇古き良きたたずまい「みやこ食堂」
〇京都のなかで北欧を感じる「Hygge」
など、京町家を改装した歴史を感じる素敵なお店が多々ありました!
こんな時代だからこそ、豊かな時間を大切に
今回お伺いさせていただいて、
「GOOD TIME COFFEE」はもちろんのこと、
島原という街の素敵さを感じることができました。
人が考える『豊かさ』というのは、
まさに人それぞれ違うかと思います。
一人で向き合いたい人、
おしゃべりしたい人、
色んな人が豊かに過ごせる、
余白ある融通のきくカフェとして
みんなに愛されている場所なんだろうと感じました。
↑施設管理人のむらたさん...らしいです
昨今、いろいろと大変なことがございますが、
ちょっと疲れたな~、やちょっと気晴らしにって方は
ぜひ一度訪れてくださいね。
それでは、また!
お店の基本情報
店名 | GOOD TIME COFFEE 島原 |
住所 | 〒600-8364 京都府京都市下京区突抜二丁目357 |
電話番号 | 075-202-7824 |
営業時間 | 10:00-18:00(不定休あり) |
URL | https://goodtime.coffee/ |