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森の空気とアジサイにふれる<神戸市立 森林植物園>へ

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こんにちは、おかもとです。

雨が続く今日この頃、
外へ出かけるのも面倒になりがちですよね。
でも、この季節だからこそ
楽しめる場所もあるのでは?

ということで、アジサイの名所として有名で、
森のマイナスイオンも感じる事ができる
<神戸市立 森林植物園>へ行ってきました。

<神戸市立 森林植物園>とは?

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神戸の六甲山の中にある、
自然を丸ごと活かした植物園で、
四季折々の植物や野鳥が飛び交う姿を
楽しめます。

また、日本有数のアジサイの名所で、
関西のアジサイ名所ランキングでは、
度々上位に登場するほど有名です。

園内には、なんと25種類5万株のアジサイが生息、
色とりどりの景色を見る事ができます。

散策開始!様々な品種のアジサイが見られる苗畑へ!

入り口のおじさんに貰った
ガイドマップで場所を確認。
ふむふむ、どうやら予想以上の広さです。
それでは、散策していきましょう。

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園内は非常に広く見るところも多いので、
まずは苗畑から散策していきたいと思います。

こちらが苗畑の入り口。

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さっそく入り口から、
パリ、シュガーホワイト、マジカルコーラルなど、
普段あまり見られない鮮やかなアジサイ達が
出迎えてくれます。

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中へと進むとこんな様子。

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列ごとに様々なアジサイが区分けされており、
名前や種類を知る事が出来ます。

普段何気なく見ているアジサイにもこんなに種類が
あるんだなと驚かされます。

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また、鉢に植えられた
アジサイの作品も展示されており、
たくさんの人で賑わっていました。

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森を抜けて西洋アジサイ園へ。

苗畑を奥まで進むと、そこにはアジサイの壁が...。

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この奥が西洋アジサイ園への入り口。
今までの畑とは全然違い
トトロでも出てきそうな茂みに入っていきます。

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程よい距離の坂道の両脇にも
アジサイが並び、
森の中ならでは、
天然のマイナスイオンを感じながら
気持ちよく歩いていけます。

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坂を上がるとそこには、
西洋アジサイの素晴らしい景色が広がります。

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赤、青、紫のアジサイが広がり、
森の中の雰囲気も相まって
さらに良い光景に。

ちなみに西洋アジサイとは、
日本や中国などから持ち出されたアジサイが、
ヨーロッパで品種改良され日本に帰ってきた品種。
色鮮やかで、てまり咲きなのが特徴です。

遊びに行った当日は、
浴衣で来られた人向けへの
割引も行っておられたので、
浴衣の女性もちらほらと。

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アナベルという淡黄色の
アジサイに見とれるおじいさん。
すごい気持ちがわかります。

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森の中に佇むカフェ、「ル・ピック」へ。

西洋アジサイ園のコーナーが終わり
並木道を下って行きます。

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道中には珍しいハート型の
アジサイを発見しました。

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しばらく進むと森の中に佇むカフェ
「ル・ピック」が出てきます。

ここではパスタと
名物のミルクソフトクリームがおいしかったです。

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回りには森林展示館や雑貨屋さん、
苗の販売所などもあり、
歩き疲れた時の気分転換にぴったりでした。

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ヒメアジサイの花壇と、幻の花「シチダンカ」

カフェを出て奥へ進むと、
ヒメアジサイがお出迎え。

下から上まで咲き広がっていて、
記念撮影されている人も非常に多かったです。

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アジサイ園までの道のりにも、
たくさんのアジサイと
素敵な景色が続いていきます。

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そして道の奥にアジサイ園が現れます。

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ここは西洋アジサイ園では見られなかった、
ヤマアジサイという種類のアジサイを見ることが出来ます。

そのヤマアジサイの一種である「シチダンカ」という花は、
幻の花と呼ばれているようです。

この坂を上がっていったところに
シチダンカのエリアがあります。

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シチダンカがありました。
思っていたアジサイの形とはだいぶ違いますが、
淡い青が綺麗ですね。
花が落ちるまでに、薄紅や藍色などに変化していくようです。

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なぜ幻かというと、このシチダンカという花は、
シーボルトの「日本植物誌」に
記録されていたのですが、130年もの間、
誰も見つけることができなかったとのこと。

しかし、1959年(昭和34年)に
六甲山系内で「再」発見され、
「幻の花」と呼ばれるようになったそうです。

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シチダンカのコーナーを終えると、
また少し坂を上がり、帰りの道へ。

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先ほど通ってきたアジサイの花壇を
上から眺めることが出来るので、
また違った景色を見ているよう。
オススメのスポットです。

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森の中でアジサイを見てリフレッシュできました。

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森の中でマイナスイオンに包まれながら
アジサイを見て回る。
それは本当に気持ちが良く、
梅雨のジメジメした空気や下がり気味な気持ちも
リフレッシュすることができました。

みなさんも週末の気分転換に、
是非遊びに行ってみてくださいね。

今回の記事は野外で楽しむアジサイでしたが、
お部屋に飾ってインテリアとして楽しむ
アジサイも良いですよね。
思わず帰りに買ってしまい、
わが家の窓辺の主役として活躍してくれています。

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最後までお読み頂いてありがとうございました。

基本情報

店名神戸市立 森林植物園
住所〒651-1102 神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
料金大人(高校生以上)300円、小人(小・中学生)150円
URLhttp://www.kobe-park.or.jp/shinrin/

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