アメリカに行って来ました。(マンハッタン編_最終話)
こんにちは。ナカムラです。
今回は、アメリカ ポートランドとニューヨークの
旅のレポートの最終話です。
10日間の旅も残り3日。
今日は、最後の滞在先であるマンハッタンに
移動します。
それでは、スタート!
念願のAce Hotel New Yorkに滞在!
ブルックリンから、地下鉄で約15分。
次の滞在先の最寄り駅である28th Street駅に
到着しました。
ここは、エンパイア・ステートビルや、
タイムズ・スクエアなどがあるミッドタウン。
Wythe Hotelから見た美しい高層ビルの夜景が、
この場所です。
ポートランドとブルックリンで、
しばらくのんびり過ごしていたので、
人混みに圧倒されます^^
車もバンバン走っています。
朝からしとしとと雨が降り、風が強くて
とても寒い!
京都の冬も寒いですが、ニューヨークは格別。
冷たくて、凍えます。
大きなスーツケースを抱えたままでは、
身動きが取りづらいので、まずはホテルに。
今回宿泊するホテルは、
「Ace Hotel New York
(エース ホテル ニューヨーク)」。
ポートランドでも滞在した同じAce Hotelですが、
「その土地+エースらしさ」を追求して作られて
いるため、場所によって雰囲気が違うんです。
その違いを味わいたくて、今回の旅で2箇所の
Ace Hotelに滞在することにしました。
ポートランドのAceは、気取らず居心地が良い
ホテルでしたが、ニューヨークはどうなのか
楽しみです^^
Ace Hotelとは・・・
1999年にアレックス・カルダーウッド氏が
出身地であるシアトルにオープン。アレックス氏の自由な発想が、高級ホテルとは
違う独創的な世界観を生み出し、アメリカだけ
でなく、世界中から注目されるようになる。その後、2007年 ポートランド
2009年 パームスプリングスとニューヨーク
2013年 パナマ、ロンドン
2014年 ロサンゼルスにオープン
現在、ピッツバーグとニューヨークに建設中以下、CasaBRUTUSのインタビュー引用
「名前の由来?
トランプのエースだよ。
エースは一番弱いカードだけど、一番強くも
なれるだろう?ハイクラスからもロークラスからも、
アップタウンからも、ダウンダウンからも
両方からアクセスできる場所が作りたかった」2013年11月 アレックス氏が47歳で逝去
ホテルに入ってすぐ右側がフロント。
薄暗い空間に、力強くサインが照らされていて、
なんだか、わくわくしてきます。
フロントの両脇で、Aceのグッズがたくさん
販売されています。
品数が少なかったポートランドに比べて、
Tシャツとトートバッグを始め、アクセサリー、
アウター、ステーショナリーと豊富。
日本語を話せるスタッフさんがいてくれたので、
スムーズにチェックインが完了。
さあ、中に進んでいきます。
この建物は、1920年代に建てられたブレスリン
ホテルをリノベーションしたものです。
Ace Hotelは、いつも古い建物を採用していますが、
その土地の要素を取り入れたいからだとか。
そして、文化や時代に合わせて変化できるように、
できるだけ余分なものを排除し、真っさらに
戻すそうです。
その空間に、アレックス氏やデザイナー、地元の
クリエイターのアイデアを加えていくんですね。
吹き抜けで、とても広いロビー。
太い柱と照明がいい感じ。
真ん中に掛けられたシンボル的な米国旗は、
アレックス氏がフリーマーケットで見つけたもの。
写真ではわかりづらいですが、超巨大!
お昼はコーヒーを飲んだり、インターネットを
したりと、くつろいでいる方が多かったのですが、
夜は座るところがないくらい賑わい、
活気がありました。
毎晩、ライブやイベントが行われています。
ホテルができる前、この辺りは問屋街に囲まれた
お土産街で、ひっそりしていたそう。
ニューヨークが大好きだったアレックス氏が
「何もない場所を、人が集まってくる場所にしたい」
という思いを込めてオープンしたそうですが、
その思惑どおりになっています。
さて、エレベーターで部屋に向かいます。
私が宿泊する部屋は、6Fにある600号室。
エレベーターを降りると目の前に、
でーんと大きなフロアガイド。
そして、今回泊まる部屋も2段ベッドのお部屋。
「せ、せまい。」
さすが、マンハッタンのホテル。
スペースに余裕がありません^^
ベッド奥の壁は、一面が英字新聞でcool!
いちいちかっこいいものが置かれています。
アメニティグッズは、アレックス氏が手がけた
ブランド「Rudy's Barbershop」(ルディーズ・
バーバーショップ)のもの。
うれしい。
高くはなりますが、広くて、さらにインテリアが
楽しめるお部屋もあります。
頑張って、次は泊まってみたいな。
マンハッタンで人気のコーヒーショップ「Birch」で朝食
翌朝、Ace Hotelから5分程歩いたところにある
カフェ「Birch(バーチ)」に行きました。
おいしそうなスコーンやクロワッサン、
サンドウィッチやグラノーラが並んでいます。
コーヒー+パン好きなので、毎日朝食が楽しみ♪
私は、ラテとドーナツをチョイス。
「yuーmiー」
コーヒーができると、大きい声で名前を
呼んでくれます。
カップには「Hello,my name is yumi」。
今回の旅で飲んだコーヒーの中で、一番酸味が
強い気がします。
酸味にすっかり慣れ、とても美味しい。
ドーナツは、ふわっふわで軽くて、ペロリ。
インテリアは、無骨でメンズライクでした。
ニューヨーク近代美術館「MoMA」に出発♪
コーヒーを飲みながら、まったりしていたいところ
ですが、次の目的場所である
「ニューヨーク近代美術館
(The Museum of Modern Art, New York)」
に向かいます。
ニューヨーク近代美術館とは・・・
アメリカ ニューヨーク市にある、
近現代美術専門の美術館。1929年に開館。
The Museum of Modern Art, New Yorkの
頭文字をとって、MoMA(モマ)呼ばれている。印象派から現代アート、建築デザインや写真
などが展示され、近代・現代美術をいろいろな
角度から楽しめる美術館。デザインや、ポスター、写真、映画など
美術館の収蔵とみなされていなかったものを
収蔵品に加えたり、企画展・上映などを活発に
行うなど、世界のグラフィック研究において
ゆるぎない地位になっている。所蔵作品は約15万点。
2004年の増築の際、葛西臨海公園展望広場
レストハウス等もデザインした日本人建築家
谷口吉生氏の設計案を採用。
今日は土曜日。
混雑すると聞いていたので、急ぎます。
オープンの20分前に到着。
あっ!
特設展にHenri Matisse(アンリ・マティス)が。
楽しみ楽しみ♪
しかしすでに遅く、外まで行列が出来ていました。
さすが人気です。
チケット購入の列はスムーズに進み、
30分程で購入。
入場制限していたため、特設のHenri Matisse展は
13時からのチケットを受け取りました。
ということで、時間まで近くを観光。
とりあえず、ロックフェラーセンターへ。
毎年、巨大クリスマスツリーの点灯式が世界中で
放映される場所です。
毎年11月末から12月初旬に点灯式があり、
通常翌年の1月中旬までツリーが楽しめます。
今は、そのツリーはないのが残念。
ロックフェラーセンターの核ともいえるのが、
この高層のGEビル。
真正面にアイススケートリンクがあり、
よくメディアでも登場している場所です。
金色に輝くプロメテウスの像も記念撮影。
ハイポーズ!
そうこうしていると時間になり、無事、
Henri Matisse展に見てきました。
絵画の数が多く、マティスが製作している映像や、
この特設展のために修復した大きな絵画もあり、
とっても面白かったです!
常設展も見応えがありすぎて、やはり時間が
足りませんでした。
絶対、また行こう。
大迫力!オフブロードウェイ「STOMP」鑑賞
夜は、オフブロードウェイ「STOMP(ストンプ)」
に行ってきました。
ブロードウェイでミュージカルもいいですが、
今回は気軽に行けるオフブロードウェイに。
オフブロードウェイとは、ブロードウェイが
座席500以上なのに対し、499席から100席の
小規模な劇場のものをいいます。
私が選んだ「STOMP」は、体とほうき、ゴミ箱、
新聞等など身の回りにある日常雑貨を楽器にして、
ダンスしながら音を奏でるショー。
ニューヨークでロングランになっている人気の
オフブロードウェイです。
なにしろ、言葉がわからなくても大丈夫!
迫力のあるダンスと音楽のパフォーマンスなので、
英語が苦手でも一緒に楽しめます!
とっても面白かったです。
ちなみに、当日、ディスカウントチケットを
取り扱う「TKTS」で買ったので、定価の約半額で
買えました。
チケット売り場の窓口前にある電光掲示版に、
その日割引チケットがある演目が表示されています。
当日、見たい演目が売っていない場合があるので、
演目が決まっていない方にはおすすめです。
最後に
これで、アメリカ ポートランドとニューヨークの
10日間の旅のレポートは終了です。
6回の連載でお届けしましたが、
いかがでしたでしょうか。
トレンドの街として注目されている2都市。
まさに、今、日本で話題になっているものを
たくさん見てきました。
古い建物をリノベーションした暮らし
ヴィンテージテイストのショップ
ドリップで丁寧にいれるコーヒーショップ
オーガニックフードが揃うファーマーズマーケット
作り手にこだわるクラフトビールやクラフトフード
DIYショップ
自転車とアウトドア
などなど。
インテリアのトレンドも、数年前までは明るく
女性らしい北欧テイストがブームでしたが、
まさにここ数年、アメリカ西海岸や東海岸の
メンズライクなヴィンテージテイストのものが
注目されています。
また、以前は汚く大変なものと敬遠されていた
リノベーションやDIYも、オリジナリティがあり、
おしゃれで楽しいものとして、人気が高まって
います。
これからリセノでも、メンズライクなアイテムや、
DIYで使えるアイテム、素材にこだわったアイテム
などを増やしていく予定です。
楽しみにしていてくださいね。
最後までお付き合いいただきまして、
ありがとうございました。
Ace Hotel New York Web Site
http://www.acehotel.com/newyork/
Birch coffe Web Site
http://www.birchcoffee.com/
ニューヨーク近代美術館(MoMA)
http://www.moma.org/