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【蚤の市で見つけた偏愛品】
キルタのカップ&ソーサー

「古い映画のワンシーンに憧れて購入した
キルタのカップ&ソーサー。」

題名は全然思い出せないけれど...

タータンチェックのテーブルクロスの上に、
灰皿とカップ&ソーサー。

ナウい俳優が足組みしながら、
小さなカップに手を伸ばす。

微笑みながらすっと、口元にカップを運ぶ。

その一連の仕草がとても大人に見えた僕は、
カップ&ソーサーには憧れがありまして。

小さくてシンプル、そして昔っぽいやつ。

漠然としたイメージが頭の中に残っていて、
「まさにこれこれ!」と購入したのが、
このカップ&ソーサー。

深みのあるブラウンと程よい艶感。
少し厚みのあるぼてっとした感じが
洗練されていなくて、またいい感じ。

今っぽくないのが、今っぽいというか。

4P6A4372.jpg

「映画で見たのは、こんなのだ」

と、小さな夢や憧れを
誰でも簡単にかたちにできるのが、
インテリアの楽しさ。

ちょっと背伸びしてる感じはあるけれど、
このカップ&ソーサーを使っていると
映画の主人公になった気分で過ごせることが
なんだか嬉しくって。

コーヒーを飲む時には、
このカップばかりを選んでしまいます。

4P6A4375.jpg

ちなみに...

究極のベーシックとも呼ばれる、
イッタラのティーマシリーズは、
皆さんもご存知かと思います。

北欧の巨匠「カイ・フランク」が
手がけていることで、よく知られています。

そのティーマシリーズの原型が、
このキルタシリーズなんです。

北欧のヴィンテージにはよくあることで、
作られた時期によって、窯が変わったり、
ブランドが変わったり。

兎にも角にも、オリジナルに近ければ近いほど、
男心はくすぐられるというわけなんです。

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