【蚤の市で見つけた偏愛品】
梅雨に出会ったグスタフスベリのボウル
先日、東京で行われたフリーマーケットで
目に飛び込んできたのは、スティグ・リンドベリ
というデザイナーの小さなボウル。
「独特な幾何学模様、このデザインは...!? 」
とお皿を裏返してみると、
すかさず、
「チャーミングな人でしょ、リンドベリ。
型番やペインターを表す記号までかわいいんだもん。
んー恐らく、1950年代に見られるサインだね」
って、好きものそうな店主が
ニヤッと笑うんですから、ニヤッと笑って
「これください!」と言う好きものの僕。
ヴィンテージアイテムを楽しむ方法として、
ロゴから時代を解読するなんていう、
いかにもコレクターっぽい楽しみ方も
良きですが「絶対この人、大好きじゃん」を
感じられる方から購入するのが、好きなんです。
と、そんな話はさておき、
自宅に帰って器を縦にむけてみると、
「なんだか、雨が降っているような
絵柄に見えなくもないな。」なんて、
梅雨に買うには、とっておきの器でした。