【蚤の市で見つけた偏愛品】
独特なポージングで魅了するサルの兄弟
ある日の蚤の市。
聞き馴染みのある女性の声が、僕を呼んだ。
「そうまさーん!サルいるよ~!!!」
つい笑ってしまった。
僕は、サルを探していたんだっけ?
そんな疑問が、ほんの一瞬浮かんだけれど、
面白くなってしまったから、僕の負け。
「ほんとだ!買う~!」
あまりに純粋で、好きが溢れた
心地よいテンションに、身をまかせることにした。
なんだかんだ、動物を迎えたかったのを
たぶん見透かされている。
さすが、古いもの仲間。
僕の好みをよくお分かりです。
相馬邸のサルくん
「サルくん2匹いるんだけど、微妙に色とか、
模様に個体差があるの、どっちがいい?」
確かに、木の色味や風合いって、
好みがあるものだよね。インテリアあるある。
でもね。実は、僕も知ってるよ。
おおばさんが、どっちの子がタイプかを(笑)
「僕は、どっちでもいいよ!」
「じゃあ、こっちにしようかな。」
大当たり~!
ドヤ顔はしていたかもしれないけれど、
心の奥に留めておいた。
今もそれぞれのお家で暮らす2匹。
たまに写真や動画に映り込む
大場家のサルを見るたびに思うんだ。
大場邸のサルくん
ほんと、暮らし方ってそれぞれ。
インテリアってすごく面白い。