【蚤の市で見つけた偏愛品】フランスから来た
押し花の標本
押し花は子供の頃に何回か
作った覚えがあります。
でもその大きさは指先くらいのもので、
作ったあとはどこかへ
行ってしまうのがオチ...。
そのころは、摘んできた花を本に挟んで、
押し花を作ることが楽しみなのであって、
飾ったり使うという意識はなかったのでしょう。
大人になって蚤の市や
ヴィンテージショップに行くようになり、
植物の標本がたくさんあることを知りました。
お花、葉っぱ、木の実など、
様々な植物が標本にされており、
中には100年以上前のものも。
日本やヨーロッパのものを
よく目にしますが、
中でもフランスのものがお気に入り。
素敵な形のものを選ぶのはもちろんですが、
もう一つの選ぶポイントは、
この流れるような文字とデザイン。
植物の形と同じくらい、
文字も重要な要素です。
ちなみに、植物の名前や採取した場所、
日時などが記されているものが多いようです。
(まったく読めないのが悔しいです...)
そして、使われている台紙も様々。
見たことのないような質感の紙が多く、
経年変化もまた素敵です。
数年前に購入したもので、
透かし文字が入っているのを
最近発見しました。
どういう意図でこの文字を入れたか
分かりませんが、
作者の思いを探るのもまた楽しみ。
植物、文字、紙、すべてひっくるめて
ビビッと来たものに出会えたときの
喜びはひとしおです。
みなさんもぜひ、自分にぴったりな
素敵な標本を見つけてくださいね。