Web Magazine

【蚤の市で見つけた偏愛品】
建物を支えてきた石のかけら

蚤の市好きは、石を集める。

というのは、リセノの連載マガジンである
「蚤の市で見つけた偏愛品」を見ていても
間違いのない事実です。

20230426113240.jpg

僕ももちろんそのひとりで、
家では娘がたまに石を拾ってきては
プレゼントしてくれる。

捨てるに捨てられず、ひとつはレジンで
固めて飾るほど大切にしていたりする。

【好きもの工房】ドライフラワーをレジンで固めて、標本作りに挑戦!

20230426114405.jpg

先日の蚤の市で手に入れたのは、
いつもいろんな事を教えてくれる
おじちゃんのお店で見つけた石のかけら。

その方は漂流物を拾い続けて
20年のベテラン拾い師。
(そんな職業はないが、勝手に呼んでいる)

これはなんなのかと訊ねると、
いつもの海で拾ったものだという。
おそらく、建物の壁の一部ではないか?と。

これが壁一面に広がる建物って、どんなだろう?
さぞ立派だったのだろうな〜。
なんて考える時間が、なにより楽しい。

20230426114439.jpg

言ってしまえば、世間的には「ゴミ」と
呼ばれる部類に入るのだろうけれども、
それは人の価値観が決めることで、
僕にとっては立派な「お宝」。

形も気に入っていて、コーディネートに
紛れ込ませた時のちょっとした違和感が、
逆にフィットする感覚。

これがあることで全体がバシッと決まる。
と、僕は思っている。

20230426114055.jpg

平たいので、上に何かを置いて飾るのも、
とっても素敵。ちょっとしたステージになって、
上に置かれたものたちがさらに輝きを放つよう。

大きな建物を支えてきた壁は、
今では我が家の小物たちを
支えてくれている。

みんなの保存数:11

ギフト特集

愛用品特集

あったか特集

ディスプレイ特集
センスのいらないインテリア
ナチュラルヴィンテージを知る
インテリアを学ぶ
インテリアを楽しむ
リセノのこと
特集
人気の連載

「蚤の市で見つけた偏愛品」の最新記事 4件

2023年8月03日(木)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】フランスから来た押し花の標本

お花、文字、紙のバランスが絶妙な、100年以上も前に作られた標本。

制作部 中原 19
2023年6月06日(火)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】どこにでも置きたいスツール

廊下に玄関にトイレに...。あちこちで使いたい、お気に入りのスツール。

制作部 中原 13
2023年5月02日(火)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】建物を支えてきた石のかけら

建物を支えた壁は、今では我が家の小物たちを支えています。

制作部 中原 11
2023年7月03日(月)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】カタカタ揺れるロッキングホース

朽ちた木部と、キラキラ輝く装飾との対比が美しい、ロッキングホース。

制作部 中原 8

「蚤の市で見つけた偏愛品」の人気記事 4件

2022年7月25日(月)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】海を超えてやってきた、木製のカモメさん

暑い夏の日、京都の平安蚤の市で出会いました。めいっぱいに羽を広げて、何だか誇らしげな表情が愛おしくなります。

バイヤー 大場 55
2022年8月01日(月)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】 なにかの欠片

宝探しの日に出会った「なにかの欠片」に心を奪われました。

人事部 相馬 50
2022年9月26日(月)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】 凛々しさ漂う小棚

蚤の市のあたたかい雰囲気と、せっかちがゆえに出会えた「ときめき」についてのお話です。

人事部 相馬 50
2022年6月27日(月)
蚤の市で見つけた偏愛品

【蚤の市で見つけた偏愛品】木彫りの熊

プチブームにもなっている木彫りの熊。蚤の市で素敵な子に出会いました。

制作部 中原 43

インテリアを学ぶ、楽しむ、好きになる。
『Re:CENO Mag』