公開日 2025年10月17日(金)
【整理収納のヒント手帖】生活感をインテリアに?意外な効果と、その工夫
こんにちは。北欧式整理収納プランナーのmahoです。
今回は、わが家で大切にしている「生活感」と
「お片付け」を紐づけてお話させていただこう
と思います。
生活感をインテリアにする3つのアイデア
生活感は、隠すもの。それでこそ、すっきりとした心地
良い空間が整うと以前は思い込んでいました。
でも、生活感をインテリアとして捉えることで、家具や
雑貨類を買う頻度が減り、モノを増やさずに済んでいる
ことに気が付きました。
なぜそのような現象が起きるのか。
その大きな理由は、「毎日小さな模様替えができる」と
いう点にあると感じています。
「生活感」で「模様替え」??
一見結び付きのないように感じるふたつの言葉。
ここからは3つの観点から具体的な事例をご紹介したい
と思います
①「インテリア」としての模様替え
例えば、生活感の代表的な存在である洗濯物。
洗濯するものは毎日変わるので、どのように干すかによ
って景色を変えることができます。
キッチンクロスなどの布モノは、色味を揃えてグラデー
ションになるように干してみたり。
その日の洗濯物の色味や量、わたし自身の気分によって
インテリアを飾る感覚で干しています。
次に生活感が出やすい洗い物。
水切りかごに入りっぱなしの状態は生活感満載ですが、
わたしはこの状態もインテリアとして楽しんでいます。
洗い物インテリアの土台となる水切りかごを選び、そこ
に洗ったものを入れて(飾って)いきます。
使った台所道具や器の色・量は毎日少しずつ変わるので
ここでもプチ模様替え気分を味わうことができています。
②「季節感」を感じる模様替え
洗濯物も洗い物も、季節ごとの変化を楽しめるところが
特徴。
洗濯物なら夏は半袖、冬は長袖。
洗い物なら夏はガラス食器が多かったり、冬は陶器の湯
飲みが登場したり。
生活感を眺めるだけで、どの季節なのかを感じ取ること
ができるのです。季節飾りなどを購入しなくても、日々
の生活の足跡が丸ごと季節感のあるインテリアになると
考えると、お得に感じませんか?
③「子どもの成長記録」で模様替え
今ならではの小さな衣類が干してある洗濯物の風景、子
ども用の食器が入っている水切りかごは、まさに今しか
味わえないインテリアのひとつ。
あの時はこのTシャツばかり着ていたなとか、このお茶
碗でうどんをよく食べていたなとか、写真に残しておけ
ば後から振り返るのも楽しくなります。
子どものお絵描きや工作も壁や冷蔵庫に貼っているので
すが、これも成長記録としてのインテリア。
平仮名が書けるようになったと思ったら、もうカタカナ
混じりになっているな。だんだん絵が細かく上手になっ
てきたな。隠さずに表に出しておくことで、無意識のう
ちに子どもの変化を感じ取ることができています。
毎年作ってくれるハロウィンやクリスマス飾りのクオリ
ティも年々進歩。ここ数年は子どもの作品で、家を飾っ
てイベントを楽しんでいます。
このように、身近な生活感で日々小さな模様替えを楽
しむことにより、インテリア欲が一定満たされているわ
けです。
ちなみに、新しくインテリア小物を取り入れる場合は、
生活感のあるものを活かす装飾になるものを取り入れて
います。例えば、子どもが描いたイラストを可愛く飾る
ための額縁は、生活感をインテリアとして、より楽しめ
る要素にもなっています。
生活感は、隠すのではなく愛でるもの。
モノを減らすためという目的は一旦置いておいて、身近
にある何でもない景色に視点を合わせてみませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。












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