
公開日 2025年07月04日(金)
【整理収納のヒント手帖】モノを持ちすぎないためのコツ①「兼用編」
こんにちは。北欧式整理収納プランナーのmahoです。
今回のテーマは、モノを持ちすぎないための工夫
です。
小さな平屋で4人暮らしをしているわが家は、決して
モノが少ない方というわけではありません。
それでも、家族それぞれの「好き」を大切にするために
こだわりのない部分は一定数以上増えないように色々と
工夫しています。
そんな中から、実際に試してみてうまくいっている具体
例を交えてご紹介させていただければと思います。
今回は工夫していることのひとつ、「兼用」に
ついてお話します。
(次回は、「通年使用」のアイデアをご紹介予定!)
「家具」の兼用
まずは、比較的サイズが大きく、お部屋の収納問題に
影響が大きい「家具」について、兼用の具体的なアイデ
アをお届けします。
ソファーとマットレス
わが家では、押入れの一角をソファーにしているのです
が、座る部分として使っているのが夫のマットレス。
三つ折りにするとちょうど良い高さなので、日中はソフ
ァーとして活躍しています。
大きなマットレスの収納場所も兼ねることができて一石
二鳥。夜は本来のマットレスの役割として使うため、こ
のタイミングで押入れ内の換気もできています。
押入れとデスク、食卓とデスク
わたしの作業スペースは、主に「押入れ」と「食卓用の
ちゃぶ台」。
新たに作業机を増やさなくても、こうして家具を兼用す
ることですっきりした空間を保つことができます。
洗濯物干しとクローゼット
わたしの持ち物の中で一番数が少ないカテゴリーが、
衣類関係。
夏のTシャツは3枚だけなので、元々使っている室内物
干しに掛けています。
洗って干す場所が、そのまま収納場所でもあるという理
想的な兼用ができました。
ボトムスや肌着類は、かごに入れて物干しの傍にスタン
バイ。ここで着替えは完結できます。
「日用品」の兼用
続いては、お悩みのお声をいただくことも多い「日用品」
について、わが家で実践している兼用アイデアをご紹介
します。
日常着とルームウェア
汗をかきやすい夏は、日常着とルームウェアを分けてい
ますが、それ以外の季節は両方を兼用できるワンピース
で過ごしています。
春秋は下にタンクトップ、冬はタートルニットを合わせ
ることで長く着続けることができるガーゼ素材のワンピ
ース。
このまま寝てシワになっても気にならない素材なので、
日常着としても活躍しています。
この兼用ができたことで、春秋冬用のルームウェアは手
放すことができました。
夏の肌掛けと布団カバー
冬は、羽毛布団を入れて使っているリネン素材の布団カ
バー。
夏は、別のタオルケットを肌掛けとして持っていました
が、布団カバーでも代用できるのでは?と思ったのがき
っかけで始めた兼用です。
中身の布団だけを押入れに収納し、カバーはそのまま肌
掛けとして使用することで、かさばる寝具類を減らすこ
とができました。
「人」との兼用
最後は、見過ごされがちな「人」との兼用アイデアです。
文房具、デスクライト
わたしと夫が使う文房具の一軍は、ハサミ、カッター、
油性ペン、印鑑など。
使用頻度の低いセロハンテープやのり、色鉛筆などは
必要な時に娘たちから借りています。
また、デスクライトは、ワイヤレスタイプを選んでいる
ので、子ども部屋で使ったりわたしの作業スペースで使
ったり。「ワイヤレス」は、兼用しやすいキーワードか
もしれませんね。
つっかけスリッパ
こちらは、夫との兼用。玄関と土間に一足ずつ置いてい
ます。
夫に合わせて大きめサイズなのですが、わたしも冬は厚
手のソックスを履くのでちょうど良いです。
家族構成にもよりますが、兼用できるところは兼用して
モノの数が増えすぎないようにしたいと思っています。
「これは家族と兼用できるかも。」
「兼用できたら、これを手放せる!」
と、家族みんなで見つけるのも楽しいです。
ぜひ皆さんも、ゲーム感覚でやってみてくださいね。
モノを持ちすぎないためのコツ「通年使用編」は、
7/25(金)に公開予定です。
楽しみにお待ちいただけるとうれしいです。
それではまた、お会いしましょう。