
公開日 2025年06月13日(金)
更新日 2025年06月15日(日)
【整理収納のヒント手帖】手帳派?デジタル派?
スケジュールとタスクの管理方法
こんにちは。北欧式整理収納プランナーのmahoです。
今回のテーマは、スケジュールとタスクの
管理方法の整理です。
目に見えないものだからこそ後回しになり、わたしは自
分に合った管理方法を見つけられないまま過ごしてきま
した。
そうしていると、重要なタスクを忘れてヒヤッとしたり
スケジュールをうまく組めずに忙しい日が続いたり。
ということで、わたしなりの管理しやすい方法を色々と
試行錯誤し、今の方法に落ち着きました。
手帳、アプリ、家族共有のカレンダーなど、それぞれの
生活スタイルや家族構成、働き方によって管理のやり方
は様々だと思います。
あくまで一例として、ご参考にしていただければ嬉しい
です。
生活がうまくまわる「予定の管理方法」
まずはじめに、わたしが今の方法に至るまでに考えた
ポイントを挙げてみます。
- 「スケジュール」と「タスク」、それぞれの違いを理解する
- 両方を一緒に管理するか、別々に管理するかを決める
- 管理する媒体を決める
①「スケジュール」と「タスク」それぞれの違いを理解する
今まで、両方の言葉をなんとなく同じ意味合いで使って
いたのですが、改めて定義の違いについて整理するとこ
ろから始めました。
- スケジュール= 予定の日時が決まっているもの(時間管理)
- タスク= 具体的な作業内容が決まっているもの(作業管理)
こうしてみると、そもそもの概念が異なることに気が付
きます。
② 両方を一緒に管理するか、別々に管理するかを決める
わたしの場合は「別々に分ける」管理方法が向いている
のでは? と感じました。
「スケジュール」と「タスク」、それぞれの事象が、
いつどこでどの程度発生するかが異なる
という理由があるからです。
例えば、スケジュール。
娘たちの学校・幼稚園関係の予定はお便りで知らされま
す。それをわたしのスケジュールに落とし込む(=発生
する)のは「帰宅後、家で」となります。
地域の行事ごとも同様に、回覧板などを通して家で確認
することがほとんど。わたしは在宅ワークなので、仕事
のスケジュールも家にいる時間に決まります。
一方で、家事や仕事関係のタスクは、ある程度決まって
いること以外にも、常時ふと頭に浮かんできます。
それもスーパーでレジ待ちをしているときだったり、
娘たちの送迎中だったり、ありとあらゆる場所、時間に
発生します。
取るに足らない小さなタスク(でも忘れると痛手になる
タスク)も含めると、タスクの発生頻度はスケジュール
に比べて格段に高いのです。
頭に浮かんだタスクを後で手帳に書いておこうとしても
いつの間にか忘れ去られてしまうのが常。
これが、わたしのタスク忘れの原因だと気付きました。
このように、「スケジュール」と「タスク」両者の間に
は、「いつ、どこで」の発生タイミングや頻度に大きな
違いがあることが分かり、別々に管理する方法を
選びました。
③ 管理する媒体を決める
それぞれを管理する方向性が決まったところで、どの媒
体を活用するかが重要になってきます。
わたしが今使用している媒体と、それを選んだ理由はこ
のような感じです。
スケジュール=手帳
- 家で落ち着いて記入することができ、長期的に予定を見渡すことができる。
- 常に手帳を持ち歩かないので、タスク管理には不向き
タスク=スマホ
- 常時携帯しているので、外出先でも少し足を止めてすぐに入力することができる。
- 追加・削除・並べ替えがしやすく、柔軟な対応に長けている。
わたしはiPhoneのリマインダーリストをタスク管理に活
用していて、向こう三日分ほどのタスクを思いついたと
きにすぐ入力するようにしています。
朝から夜にかけての時系列順に並べておいて、終えたら
消していくだけ。
これでタスク漏れがなくなり、効率的に一日の作業を終
えられるようになってきました。
スケジュールとタスクを別の媒体で管理する上で大切な
のは、定期的に互いを照らし合わせるタイミングを
持つこと。
「一週間先にこの予定(スケジュール)があるから、
明日はここまでの作業(タスク)をしておこう。」
という具合です。
長期的なスケジュールを把握したうえで、短期的なタス
クを決めていくという工程を、わたしは毎日寝る前のタ
イミングで行うように習慣化。
「スケジュール」と「タスク」の違いを認識し、自分な
りの管理方法を整理したことで、生活がうまく回るよう
になってきました。
皆さんもぜひ、ご自身のライフスタイルに合ったやり方
を探してみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。