【整理収納のヒント手帖】防災用品の収納について
こんにちは。北欧式整理収納プランナーのmahoです。
先日、九州地方で大きな地震がありました。そして9月
1日は、防災の日。
わが家では、食料備蓄の方法を見直したり、帰省するタ
イミングで防災リュックの中身の整理をしたりと、備え
ることの大切さを改めて感じながら過ごしています。
今回は、そんな防災用品の収納についてお話したいと思
います。
お住まいの地域や家族構成によって、備えるモノや量・
収納方法も様々かと思いますので、一例としてご参考に
していただければうれしいです。
防災グッズとして、備えているもの
我が家で備えている「防災グッズ」を、場所別に区分し
てご紹介します。
① 「押し入れ」には、長期保存食・防災リュック
押入れには、無印良品の「ポリプロピレン頑丈ボックス」
を2つ並べています。この中に入れているものは、長期
保存食と防災リュック。
長期保存食は娘たちが食べやすいようなものを選んでま
とめて購入し、ここに保存しています。
防災リュックは、先日中身を全部出して見直しました。
ペットボトル飲料を入れ替えたり、次女のオムツが外れ
たので枚数を減らしたり。
防災用品は常時使うものではないので押入れの奥に入れ
ていますが、いざという時にすぐに取り出せないと困る
ので、頑丈ボックスの手前には、すぐに動かせるものを
置くようにしています。
手前の木製の棚にはあまりモノを置かないようにしてお
くことで、ひとりでも軽々動かすことができます。
② 「台所」には、食料・カセットコンロ
最近見直した食料備蓄の方法として、ローリングストッ
クを取り入れることにしました。
これまでは、缶詰やレトルト食品も長期保存食とともに
押入れに収納していたのですが、賞味期限をチェックす
る作業が、どうにもわたしには面倒で...。
そこで、台所の引き出し一段を食料庫として、普段使い
するものと一緒にまとめて収納し、使ったら補充するス
タイルに。
頻繁に開け閉めする引き出しなので、賞味期限切れにな
ることもなく、快適に備えられるようになりました。
もうひとつ、大切な防災用品としてカセットコンロも台
所に置いています。
これは防災用品として別に収納するのではなく、普段か
らよく使うので台所に。
操作に慣れておくことで、緊急時にも焦らず使うことが
できそうです。
ガスボンベも多めにストック。こちらは和室の棚に収納
しています。
③ 「土間」には、長期保存水・衛生用品
コンパクトな家なので、水の収納場所に悩みましたが、
今は小さな土間を利用して収納しています。
一人あたり一日3リットルの水が必要と言われており、
わが家は現在4人家族で5日間分の水を備蓄しています。
土間はあまり立ち入らない場所なので、交換頻度の少な
いティッシュペーパーや衛生用品もここに備えています。
わが家の間取りでは、一か所に防災用品を集めておくこ
とが難しいのですが、生活スタイルや交換頻度に合わせ
て分散収納することで、日々の暮らしに馴染む形で備え
を続けていきたいと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。