【整理収納のヒント手帖】子どものおもちゃ管理アイデア
こんにちは。
北欧式整理収納プランナーのmahoです。
今回のテーマは、子どものおもちゃ管理。
具体的な方法というよりは、どのように考えて
子どもやおもちゃと向き合っているか?という
考え方について、私なりに実践していること。
大人の整理収納にも通ずるところがあると思います。
ぜひ最後までお読みいただけたら嬉しいです。
「子ども」や「おもちゃ」と向き合うために変えたこと
わが家では、5歳と4歳の姉妹が
毎日にぎやかに遊んでおり、
気付けば、おもちゃで溢れかえっている...
という状況も多々。
シルバニアやLEGO、おままごとグッズに絵本。
さらには日々新しく作りだされるお絵描きや
折り紙、工作類など。
以前は、
「そろそろいっぱいになってきたし、
いらないものはバイバイしよっか。」
と声を掛けていたのですが、
「全部いるもん!」とお決まりの返事。
そのため、わたしがこっそり捨ててしまう...
ということを繰り返していました。
そうなると、
「ママあれどこにやったん?捨てたん?なんで?」
と揉める原因にもなり、子どもたち自身に
整理する力もつかないと感じたので、
少し向き合い方を変えることにしました。
今回は、実際に変えたことを2つご紹介します。
① 子どもたちへの声掛け
まず変えたのは、私自身の声掛け。
「いらないものはどれ?」ではなく、
「大切なものはどれ?」と聞くようにしてみました。
同じようなことを聞いているのですが、
後者のほうが子どもたちの反応が良く。
「えっと〜、これとこれはだいじなやつ!」と、
ちゃんと優先順位があることに気付きました。
そして、残しておきたいものから並べていって
もらうと、「これだけ残っているから大丈夫」
という安心感が生まれるからか、
「じゃあこれはいらない」と判断してくれるように。
一見遠回りに思えますが、案外「残しておきたいもの」
から考える方が「手放すもの」を判断しやすいのかも
しれないなと感じています。
② 大切なものは「たからばこ」に入る分だけ取っておく
①の工程で、大切に取っておくものを選べるように
なったとはいえ、折り紙やお絵描き類の定位置を
作っておらず、放っておくと家中の至る所に置いて
ある...という状況。
毎日のように入れ替わる作品をどう整理するか考え、
姉妹それぞれに「たからばこ」と名付けた箱を
渡しました。
「この中に入る分だけ取っておこうね」と決めると、
自分専用の箱ができて嬉しかったのか、
定期的に中身を確認して「これはもういらない」と
自分でゴミ箱に捨ててくれています。
もうひとつ、リビングの壁の一部を子どもの
スペースと決めて、お絵描きしたものを自由に
飾って良いことにしています。
このように、あらかじめエリアを決めておくことも、
子どもに優先順位を決めてもらう練習になりますね。
①と②については、大人にも通ずることだと
感じています。
「ものを減らそう!」と意気込んで手放すものを
探し始めるとなかなか決めきれないことが
多いのではないでしょうか。
大切に残しておきたいものから考えていくと、
「これが残っているから、こちらは必要ないかな」と
決断しやすくなることもあるかもしれません。
この手順を踏むことで、後悔しない着実な手放しに
繋がるというメリットも。
併せて、収納するスペースを決めておく事も重要。
整理と収納を繰り返すうちに、自分なりの感覚やコツ
をつかめるようになってくると感じています。
わたしも今年中に見直したい場所がまだまだあるので、
この考え方で向き合ってみようと思います。
年末に向けて、家族みんなで持ち物の見直しを
してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。