【整理収納のヒント手帖】ペーパー類の管理方法をご紹介します。後編
こんにちは。
北欧式整理収納プランナーのmahoです。
前回は、「短期間」で処理する紙類の整理を
テーマに取り上げました。
【整理収納のヒント手帖】ペーパー類の管理方法をご紹介します。前編
今回は「長期間」保管する紙類の整理について
お話したいと思います。
わが家の収納方法や、そこに至った経緯を
お伝えする中で、少しでも参考になることが
あれば嬉しいです。
「長期間」保管する書類の収納アイデア
さて、長期間保管する書類とは、
どのようなものがあるでしょうか。
例えば、こんなものが挙げられるかと思います。
- 家や保険関係の重要書類
- 家電の取り扱い説明書 etc
わが家では、ファイルボックスにまとめて
2階に収納していましたが...
生活しているうちに、長期間保管する書類でも、
さらに2パターンに分かれることに気が付きました。
家や保険関係の書類は、一年の間に見返す
タイミングがほとんどありません。
そのようなものは同じ場所に集める
一括管理が向いているのですが、
家電の取り扱い説明書は、割とちょこちょこ
見たいタイミングがあるのです。
例えば、洗濯機でエラー表示が出たり。
わが家のキッチンは、この洗剤を使用できるかな?
などなど。
突然、「説明書を確認したいな〜。」
というタイミングが訪れます。
そんなとき、説明書が遠いところにあると、
「あとで見ればいいか。」と後回しにして
結局その場をやりすごしたり。
ネットで電子版の説明書を探して、
逆に時間がかかったり。
(面倒くさがりなわたしは自己流で
対応してしまって失敗することもありました...)
そこで、見る頻度は少なくても見たいときに
すぐ手に取れるよう、こんな工夫をしてみました。
① 収納場所を3つに分ける
取り扱い説明書の収納方法を見直し、
家の中を大きく、3か所に区切りました。
そして、それぞれの場所ごとに分けて
収納するようにしてみたのです。
- キッチン
- 洗面脱衣所
- リビングダイニング
ちなみに、収納用品として使っているのは
無印良品の「ポリプロピレン仕切りファイル」。
A4サイズのジャバラ式で13ポケット付いており、
ポケットごとに分けて説明書を収納することが
できます。ラベリング用の台紙も付いていました。
これを3冊用意して、キッチンは引き出しに、
洗面脱衣所はストック類をまとめているかごに、
リビングダイニングは階段下収納を
定位置にして収納しています。
場所別に保管しておくと、
見たいときにサッと取り出せるだけでなく、
新しく保管しておきたい取扱説明書が出てきた
ときにすぐに収納できるというメリットも。
取扱説明書以外の書類は、
ファイルボックスにまとめて階段の2階部分に
置いています。
少し前に不要なものを整理してみたら、
2つのファイルボックスに収まりました。
② 医療費関連の領収書は、どこに置く?
整理する中で迷ったのは、医療費関係の領収書。
見返すのは確定申告の時期だけということもあり、
ファイルボックスにまとめていたのですが...
家族4人それぞれの病院だけでなく、
歯医者にも通ったりしていると、
見返すことはなくても新たな領収書を保管する
タイミングが意外と多いことに気付きました。
2階まで持っていくのが面倒で、
いつの間にかカバンの中で
グシャグシャになってしまっている...
という状況を避けるために、
前回ご紹介した書類整理トレーの一番下の段に
医療費関係の書類を入れるスペースを設けました。
一箇所にまとめる集中収納と、
場所ごとに分ける分散収納。
さらに見返す回数と新たに保管する回数が
アンバランスな書類の収納。
何が正解ということはありませんが、
使う頻度やタイミング、家族の性格なども含めて
見直してみても良いかもしれませんね。
今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。