【ぼくとコペン】花粉の空。オープンな季節
ついに、その時がきてしまった。
他人事だと思いながらも、密かに恐れていたこと。
仕事場では、既にかかっているであろう先輩たちが、
少し前から活動開始。
「あぁ、もうそんな季節か〜」なんて、
呑気に横目で見ていたのも束の間。
ある日、僕の鼻にも異変が訪れました。
いろんなタイプや度合いがあるけど、 僕はどうやら、
なかなかの重めらしい。
新参者ながらも、先輩方と肩を並べられるくらいの
良い勝負。恐縮です。
自分ごとになってから、初めて その厄介さなんかが
見えてきて。
家にいても、こまめに換気なんてできないし、
ドライブしようと思ったら、密室重装備。
こんなにも、外が気持ちいい季節なのに。
これ以上ないドライブ日和なのに。
以前までのこの季節のドライブはというと、
車の屋根を 開けて走ることが、たまのちょっとした
楽しみでした。
この心地よい気温の今だからこそできる、
贅沢な時間。
2人しか乗れない窮屈さから解放されて、
おまけに、日頃の悩みなんかも一気に晴れる。
僕にとってオープンな季節の訪れでもありました。
あ。でも、人気の多い街中をそのまま凱旋する度胸は
僕にはないので、大体は田舎道。もしくは目立たない
夜道にひっそりと。
コペンと出会ってからもう5,6年。どうしても、
気恥ずかしさからは解き放たれずにきました。
ただ、こんなことになるなら、恥ずかしさなんて
気にせず、思うがままにオープンライフをもっと
満喫すべきだったのかも。
まずい。だんだん気持ちがクローズされてきたので、
ここまでにしておきます。
毎年の楽しみが、突如として奪われてしまった今季。
めでたく、花粉症のお仲間に加わりました。
というご報告でした。