【ぼくとコペン】日々の暮らしの、よき存在
こんにちは。
リセノスタッフの佐藤です。
本日より、エッセイを
書かせていただくことになりましたので、
まずは自己紹介を。
京都に住み始めて丸2年。
インテリアという世界に飛び込んで丸2年。
右も左もわからない状態でスタートしてから、
毎日、家具を愛する熱い人たちに
刺激をもらいながら働いています。
元々は、千葉県から出てきた僕。
社会人になりたてだった頃は、
まさか京都に滞在するなんて思ってもみませんでした。
リセノで働く前までは、
新卒で入社したアパレル関係の会社に。
予想以上の転勤続きで、
日々、色んな土地を巡らされてきました。
学生時代、休日なんてもっぱら
インドア派だった僕からしたら、
想像すらしたくないくらいの移動距離です。
行く先々では土地の雰囲気も変われば、
もちろん、そこで出会う人の顔も
性格もがらっと変わる。
当時は、それに適応するのに必死で、
仕事を覚えるのなんて二の次でした。
そんな転勤を繰り返してきた中で、
初めの頃とは違う、ちょっとした心境の変化が。
「次はどんな場所に行くのだろう。」
「どんな人たちがいるのだろう。」
あれだけインドアだったはずなのに、心のどこかで
次の異動先を楽しみにしている自分がいる。
むしろ、半年もたてば「異動まだかな~」
なんて思っていました。
人って環境が変われば、内面も変われるもんだな。
いや、この場合は"環境を変えられ続けた"
が正しいのかもしれないけど...。
ただ、そんな新しい土地に行く楽しさを覚えたのには、
ある欠かせない存在がいます。
それは冒頭の写真にも登場していた、
愛車の「コペン」です。
僕がコペンと出会ってからというもの、
まるで自分の足に羽根が生えたように色んな場所へ。
もともと、家具や雑貨に興味があったのですが、
そこにさらに拍車をかけたのも
リセノというインテリア会社に入ったのも、
この存在が大きいのだと後から気づきました。
週末には、気になる家具や雑貨屋さんがあると、
そこに向かって時間の許すかぎり走り回ったり。
気の向くままに運転して、
ふと見つけたお店に立ち寄ったり。
有名なところはもちろん、
その地域にしかないお店など
色んな場所に連れて行ってもらいました。
もしかしたら、当時の転勤への待ちきれない気持ちは、
そこが中心だったのかもしれません。
ただ、僕にとってのコペンは、
単に移動するための手段だけでなくて、
時には、心を落ち着かせる自分だけの空間や
ちょっとしたカラオケボックスなど、
車以上の役割を担ってくれています。
みなさんも車に乗っていると、
こんな経験をしたことがありませんか?
景色の広がった何もない道を走っていると、
ふと故郷のことを思い出したり。
たまたま流れた曲に、
家族と過ごした小さい頃の思い出があったり。
今や、僕にとってのコペンはただの乗り物ではなくて、
生活に豊かさや懐かしさを与えてくれる、
大切な存在なんです。
さて、自己紹介からだいぶ脱線してしまいましたが、
これから何を書いていきたいかと言いますと...。
週末にコペンと出かけた時にふと感じたことや、
実際にインテリアショップに行った時の記録なんかを
ご紹介していけたらと思っています。
のんびりと、そして気軽に
見にきていただけたら幸いです。
それではまた次回。