【まいにち、ちょっといいこと。】作る楽しみ、飾る喜び
楽しかったGWが終わり、
いつもの毎日が戻ってきました。
今年は、わたしの実家には帰省せず、
近場で過ごした1週間。
始まるまでは、ほぼ予定が入っていなくて、
どうなるかと思いましたが、
せっかくだからと、あれこれ野心を詰め込み...
最終的には、毎日朝から晩までを
楽しみ尽くした1週間でした。
お休みが終わってしまった悲しさもあるけれど、
日常が戻ってきたなぁと、どこかホッとする気持ち
もあったりして。
いつも通りの時間に起きて、家のあれこれを済ませ、
合間に息子がいたずらする瞬間を写真に収め。
娘を幼稚園に送って、息子が朝寝をしている
この小1時間。
久しぶりの静かなリビングがほっと落ち着きます。
ダイニングテーブルには、コデマリや実家で
摘ませてもらったクリスマスローズ。
そして、毎年恒例のドウダンツツジを。
やっぱり、目に入るところに緑があると、
気持ちいいな。
そしてつい先日、少し前にダイニングテーブルの
向きを変えてみました。
遊びに来てくれた義母が「この向き素敵ね!」
と言ってくれて、それがなんだか嬉しくて、
今はこの並びに落ち着いている我が家です。
ただひとつだけ、気になっていることがあって。
もともと飾っていた絵のサイズが、テーブル
の横幅となんだか釣り合っていない気がして、
一回り大きなアートが欲しいなぁと思っていました。
せっかくだから我が家らしいアートを飾りたいな...
と、参加しているコミュニティの企画をきっかけに、
リビングに飾る絵を娘に描いてもらうことに。
事前にわたしが集めた32色の塗料の中から
好きな色を6色選んでもらい、
幅90cmある大きな大きな画用紙に刷毛で好きな
ように塗ってもらいました。
どんどん塗り進めていたら、途中から
「指で描いていい?」と素手で跡をつけ始めた娘。
娘が選んだ春らしい色たちと、ちっちゃな指跡が
かわいい素敵な作品に仕上がりました。
世界に一つだけの我が家のリビングアート。
タイトルは、「春っぽい」かなぁ、だそう。
せっかくだからと、今回お迎えしたリセノの
フレームに入れたら、より一層輝いて、
我が家のインテリアにも自然に馴染みました。
夜中の間に額に入れておいた絵。
朝、その絵を発見した娘の嬉しそうなこと。
子どもの作品は、カラフルなものが多く、
(素晴らしいことですが)そのまま飾ると
どうしても生活感が出てしまうけれど...
素敵なフレームに入れてみると、
作品もよりイキイキして見えるし、
インテリアのひとつとして楽しめるなぁと。
実は、子どもの絵を飾ろうと思ったのには、
もう1つの理由がありました。
私が育った家では、子どもたちの絵を額縁に
飾ってくれていて。
それも一時的にではなく、私たちが大きくなって
家を出てからも変わらずリビングの壁には
同じ絵が飾ってありました。
幼い頃の絵が飾ってあることは、歳を重ねるにつれ
どこか恥ずかしく思う気持ちもあった気がするけど。
それでも当たり前にみんなが見えるところに
飾ってくれること。
来客時には、「子どもたちが描いたんですよ。」
って説明してもらえること。
「これはやっぱり、○○にしか描けない絵だよね。」
なんて、折に触れて話題にしてくれること。
そんな1つ1つが嬉しくて、その小さな積み重ねが
自分を肯定する力を少しずつ養ってくれていたん
だろうな、と大人になってから気付き...
私も子どもたちの作品をもっとリビングに
飾っておきたいな、と思い至ったのでした。
と、まぁそんな母の想いは心の内にそっと
しまっておいて。
今は、純粋に絵を描いたり工作したり創作する楽しみ、
それからそれを飾ることの嬉しさを存分に味わって
もらえたらいいなぁと思っています。
10mもある巨大なロール画用紙(!)を買ったので、
これからもちょこちょこ、子どもたちと作品作りを
楽しんでいきたいところ。
次は、息子も一緒に楽しめることを考えてみようかな。
皆さんも、お家にアートを飾ってみませんか?