【まいにち、ちょっといいこと。】
季節を理由に。
季節の移り変わり、が好きです。
(ふと見上げたら空は秋らしくて)
新しい季節に何をしようかと
野心を膨らませて心が躍るのはもちろん
例え淀んだものがあっても
新しい季節と共に
気持ち新たに歩き始められる気がして。
良いのか悪いのかよく悩みがなさそう、
と言われてきた私。
だけど9月はなんだか停滞の月で。
夜になると決まって
わんわん泣き始める生後2ヶ月の息子。
やってあげられることは一通り終えても、
抱っこしても泣き止まなくて、
毎日の寝かしつけの時間が永遠に感じられて。
(あっという間に2か月!)
そこから始まる夜間の頻回授乳に
まだ暑さの残る中での送迎や公園遊び、
出張で夫がしばらく不在な日が続いたり
両親がUターン先の故郷に帰る寂しさも
重なってなんだか身も心もへとへとな毎日。
(もちろん可愛くてたまらないのだけれど...!)
やるべきこと、で一日が終わって
やりたいこと、は考える余裕もなくて。
振り返って、私一日何してたんだろう...
なんて思ったりもして。
そんな時、すーっと秋がやってきました。
ちょうど両親が出発する日に
近所の金木犀の木からふわっといい香りがして、
からっと乾いた秋の風が。
思い立って夫に子どもたちをみてもらって
久しぶりに1人自転車に乗り
花屋さんに向かい秋の草木を買い、
家中のクッションを秋色に着せ替えて、
衣替えをして秋服を出してきて。
爽やかな風を感じながら自転車を走らせ
家の中のあれこれを秋仕様にしていたら
なんだか気分が晴れてきて、
淀んだものもすっと軽くなる感じが。
途端にこの秋やりたいことも
ふつふつ湧いてきたりもして。
(秋のクッションたち)
すっと背中を押してくれた新しい季節。
なんだかうまくいかないこと、
気持ちが晴れないことがあっても
私にとって季節の変わり目は切り替えや仕切り直しのチャンス。
たまには季節を理由にするのも良いのかな。
どんな時もかならず移り変わる季節の力を借りて。
気持ちに余裕が出てきたら不思議と
目の前のことも少しずつだけど
上手く回りはじめました。
(リビングとご機嫌な息子)
知らず知らずのうちに
肩に力が入ってしまっていたのかも。
秋、気持ち新たに過ごしていこう。
良い秋だったね、って冬を迎えられていますように!