【おかえりカラー】コントラストのある暮らし
子どもが保育園に通いだしてから早4ヶ月。
最初の頃は、1人で教室に踏み出せず、
「嫌だー」と言って、中に入らず。
先生が、娘の大好きなアンパンマンのおもちゃを
持ってきても「アンパンマンー」と泣き叫び、
涙をボロボロこぼしながら抱きついて離れない。
そんな日々が3ヶ月ほど続きました。
正直、嫌な気はしませんでした。
それだけ離れたくないと思われているのは、
親としては、嬉しい気持ちです。
その反面、保育園で先生とお友達と
いっしょに過ごす時間も
楽しんで欲しいとも思っていました。
ところが、ある日のこと。
「さあ、今日も楽しんでおいで」
と、教室の扉の前で娘の背中を押すと、
何も言わずにすーっと入っていきました。
僕も先生も驚きを隠せず、互いに顔を合わせて、
パチパチパチと、3回まばたき。
「入りましたよね?」
「1人で入りましたね!」
先生と、そんなやり取りをしたと思います。
娘の、前触れのない成長を見て、
驚きと喜びで、胸がいっぱいになりました。
娘は、もうすぐ2歳になります。
思えば、いつの間にかできるようになったことが、
たくさんあったように感じます。
ハイハイから歩くようになり、
ソファーや椅子に乗るようになり、
最近は、動物パズルもできるようになりました。
できなかったことが、
突然どこかのタイミングでできるようになる瞬間。
それが、僕たちの暮らしの
彩りになっていると思います。
そんな、生活の中で感じる対比、言わば、
「コントラストのある暮らし」を
日々楽しんでいます。
インテリアにおいて、相反するテイストのアイテムを、
お部屋に上手に組み合わせることを、
「ミックススタイリング」と言います。
上の画像のように、
日本と北欧のように国が違っていたり、
自然と人工のように素材感が違っているものなどを
組み合わせると、こなれたインテリアを演出できます。
我が家を例にすると、
ダイニング上の照明は、和紙で作られていて、
リビングの照明は、金属です。
質感や形が全く異なります。
ですが、その対比が好きで、
いつお家に帰っても、新鮮な気持ちになれます。
一見、何も共通点は無さそうですが、
対比が強すぎて離れすぎてしまうと
一体感が損なわれるので、
「無彩色」「黒」という色の繋がりを持たせました。
そうすれば、相対するアイテムでも、
同じ空間で共存できるというわけです。
「 繋がりを持つこと 」って、
とても大切なんですよね。
話を戻しますと、
今後、娘が急成長するタイミングが
何度も訪れると思います。
その成長を感じる度に、
驚いたり泣いたり笑ったりするのでしょうか?
一方で、成長とともに
分かり合えないことも出てきそうです。
自分のことを思い返すと、
親にひどいことを言ってしまったことを
未だに後悔しています。
そんな時のために、今のうちから意識したいことは、
娘との「 繋がりを持つこと 」。
インテリアが好き
音楽が好き
山が好き
何でも良いので、
娘が興味を持っていることを、
一緒にやってみたいなと思っています。
これから先、僕たち家族は、
どんなミックス家族になっていくのでしょうか。
今から楽しみです。