【にちにちこれ、好日】
ずっと見つめていたい、愛しいもの
みなさんこんにちは。
蒸し暑い日が続きますが、
BBQもしたいし海も行きたい!と、
もうすぐ訪れる夏に心が浮き立っているわたしです。
もう7月、2023年の折り返しに入りました。
日常にタームを設けると、
自然と自分の行動を鑑みることになる。
今でこそ、前向きに夏を楽しもうとしていますが、
わたしの2023年の上半期は、
「いっぱいいっぱい」の一言に尽きます。
もともとマイペースで、時間に余裕をつくって
だら〜んと過ごすきらいがあるわたし。
人によってはナンセンスな行為が、
わたしにとっては生活をポジティブに切り替える
大事な時間だったりします。
でもこの上半期は、
すべきことが重なって追いつけなくなり、
息が詰まる状態が続いていました。
やるべきこともできず、
乱れる思考に自分自身が荒んでいくのを感じながら、
さらに疲れて......。
体力も精神力もからがらに、
その状態から逃げるべく、だら〜んとはするものの
気持ち良くもなんともない。
むしろ虫の居所は悪くなるばかり。
「家で好きなものに囲まれた生活」が
自分にとっての至高だったはずなのに。
外にいるより家にいる方が辛い......!
という日々があったり。
そして上半期終了。
こと実生活においては、悔いが残る半年でした。
なので、7月からは生活スタイルを変えて、
家の時間を多く取ろうと思っています。
それにあたって、
家で好きなものに囲まれた生活に必要な、
「見ていて幸せなもの」ってなんだろうか。
ということを改めて見つめなおし、
いくつかここに書き留めておきます。
①家にある植物たち。
各種各様のタイミングで葉を
増やしたり花を咲かせたり、
それぞれが坦々と成長をする姿に
安心感と癒しを与えてくれる存在です。
②作ったご飯。
料理は家事唯一の制作作業なんていいます。
出来上がった品を眺めては、
「よしよし。頑張って作ったぞ〜」
と充足感を得ています。
そのあとの子どもたちの辛い評価に一喜一憂、
そして一怒するまでがセットです。
③ちまちまと集めているインテリア雑貨。
自分達が可愛い!素敵!と確信して
買って、満足のいくディスプレイをして......。
当たり前ですがめっちゃ楽しい。
この時間が趣味といってもいいぐらいに、
好きな時間だと思います。
④眠っている家族。
起きている子どもたちも当然ですが、
寝顔を見ている時がいちばん
彼女たちへの想いが整然されるように思います。
わたしの最も愛する存在です。
そしてもちろん、寝ている夫の顔も
見ていて飽きません。
小さい頃は「見えない」世界や人や物に、
思いを馳せることが多かったと思います。
それは「何が好きで、何を持っているか」
という自覚がなかったからこその行為で、
ロマンティックな輝きを持っていました。
あの感情を懐かしく感じる瞬間もあります。
30歳を過ぎた今、
あの頃のたくましい想像力は
もうあんまりないのかもしれない。
でもそれは、今の自分の「好き」を把握して、
楽しみや喜びを見出す術を持っているから。
だからこそわたしは「見える」世界である
目の前の生活や、人や、物を
愛でて見つめていたい。
わたしのそばに確かに有るそれらと
きちんと向き合って、
健やかに暮らすことを心に持って。
現物主義というと味がないかもしれませんが、
2023年後半は「見える」ものに即した生活を、
より良くするべく臨んでいきます。