【にちにちこれ、好日】日常に、幸せを灯してくれるもの
みなさんこんにちは。
冬も深まり、日中の山や自然を眺めては
深々ともの寂しさを感じる今日この頃。
自分が子どもだったころに思いを馳せて、
郷愁にひたることが年々増えている気が......。
そんなこんなで新年もはじまり、
通常生活がリスタートして数週ですが、
まだまだ夜長も続いていますね。
私の夜時間の過ごし方、
特に子どもたちを寝かしつけた後は、
夫婦でのリラックスタイムを楽しんでいます。
ドリンクとお菓子を用意して、
映画を見たり、マッサージしたり、
談笑したり、各々でぼーっとしてたり......。
同じ空間でまったりと。
今回はそのまったり時間に欠かせない、
一つのアイテムについて綴ってみます。
まったり時間に欠かせないアイテム。
それは、「キャンドル」。
このキャンドルの光というのが、とっても良い。
すごく癒されます。
特にわが家のお気に入りは、
暖炉のような、木がはぜる燃焼音がきこえる
木製芯のキャンドルです。
炎のゆらぎの大きさの迫力もありつつ、
焚き木のごとくパチパチと音を出して燃えて、
ちょっとした自然のジオラマを
体感している気分になります。
明かりと香りを楽しむだけではなく、
耳まで楽しませてくれる。
不思議と心が落ち着いて、夫とも普段話さないことも
キャンドルの前では話す、なんてこともありますね。
夜時間のお供にはすごくおすすめなんです。
ところでキャンドル文化といえば北欧。
冬の夜が長く、その時間を楽しむ術として
キャンドルでの部屋の演出は欠かせないものと
なっているそうです。
最近はライフスタイル提案などで、
「Hygge:ヒュッゲ」という言葉を散見します。
これはデンマークとノルウェーの土着的な表現で、
「居心地のいい空間」「楽しい時間」
を意味するとのこと。
ネイティブたちはこのヒュッゲを実現するべく、
それぞれが思う幸せのムードを作り、
そこで自分の大好きな人と一緒に過ごします。
これってなんだかめっちゃ素敵ですよね。
幸福は自ら行動して掴みとるもの。
毎日の生活に喜びを得ようとするマインドが
見えるいい言葉だなと思っています。
そして、我が家でのまったりタイムも
ささやかなヒュッゲを楽しめてるのかな?
と共感めいていたりします。
キャンドルを灯して、
その小さな火が輝きながらゆらぐ姿を興じる。
その癒しの力は、
穏やかで明るい空間と心を作ってくれています。
ある哲学者いわく、
「幸福な人は、特に難解な幸福な理由を
知っているわけではなく、
ただ好きな物事で頭を満たしているだけ」
らしいですが、こんな哲学のことを考えるのも
キャンドルを前にしているからこそ。
「まっ、小難しいことは考えずに
キャンドルを見てぼーっとするのもまた
幸せなことかもね〜」
程度の考えでいるのが、本当の私らしいんですけどね。