
窯業が盛んな、長崎県波佐見町から生まれた「HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)」。普段のお料理を美しく引き立てる、スタイリッシュな直線デザインのボウルです。
https://www.receno.com/bowl2/hp-bowl.phpこんにちは。料理家の松山たけしです。
野菜に火を通す。
たったこれだけのことでも、奥が深いものです。
揚げるのか、茹でるのか、蒸すのか、焼くのか。
はたまた切り方や火入れの加減が変わると、
味付けは同じでも、全く違うものに変わってきます。
苦手な野菜があっても、調理法を変えると
案外好きになったりすることもあるものです。
今回ご紹介するのは、キャベツのロースト。
火を入れるキャベツの中で僕が最も好きな食べ方です。
キャベツのロースト、作り方はとても簡単。
芯ごと大きめのくし切りにカットして、
フライパンで表面を焼き、
蓋をして蒸し焼きにするだけ。
そこにスパイスやチリペッパーを少し足して、
パルメザンチーズをふりかけます。
そうすることで、見た目も印象的で
素敵な前菜・付け合わせになります。
今回は、旬のサボイキャベツを使いました。
あまり見かけないかもしれませんが、
和名では「ちりめんキャベツ」と言います。
正直生で食べると全然美味しくないのですが、
じっくり加熱すると、甘みが強まり
食感もやわらかくなって本当に美味しいです。
産直市場などで国産のものもよく見かけるので、
見つけたら必ず買います。
そして、このローストに。
もちろん普通のキャベツでも、
寒い今の時期であれば特に甘みが強くて
美味しいローストができます。
スパイスが入ると、より立体的な味わいに。
中でもクミンがよく合います。
料理に使う器も工夫してみましょう。
今回の料理に使用するのは、
「HASAMI PORCELAIN ボウル」。
カラーはブラック、サイズは18.5cmのものです。
こちらの器はリムが高く、底が深い形になっています。
こういう器に香りを活かした料理を盛り付けると、
香りが籠って、より風味を楽しむことができます。
大きなグラスにちょこっと入った赤ワインとか、
底の深い椀に入った抹茶とか、
そういったものと同じ効果です。
電子レンジでいいので
器を少し温めてから盛り付けると、
同じ料理でも美味しさや印象が変わってきます。
シンプルな料理だからこそ、
ちょっとしたひと手間が活きてきます。
ぜひ試してみてください。
窯業が盛んな、長崎県波佐見町から生まれた「HASAMI PORCELAIN(ハサミポーセリン)」。普段のお料理を美しく引き立てる、スタイリッシュな直線デザインのボウルです。
https://www.receno.com/bowl2/hp-bowl.php
1. キャベツは3等分のくし切りにして、
全体に塩をふります。
2. オリーブオイルを入れたフライパンを強火にし、
キャベツを入れて表面に焼き色をつけます。
3. クミンシードを入れて少し油を馴染ませたら、
水を大さじ2ほど入れ、蓋をして
弱火で5分ほど蒸し焼きにします。
4. 蓋を取り、少し水分を飛ばしてから器に盛り付け、
刻んだイタリアンパセリ、パルメザンチーズ、
黒胡椒をふったら完成です。
旬の素材選びと器のちょっとしたひと工夫で、
本当に美味しいキャベツのローストになります。
簡単に作れますので、ぜひお試しください。
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