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更新日 2024年10月01日(火)

【シンプルを極めるレシピ】無花果ピーナッツバター

こんにちは。料理家の松山たけしです。

ピーナッツバターと聞くと、
こってりとしていて身体に悪そうな
イメージがあるかもしれませんが、実は違います。

バターといっても、
動物性の成分が入っているわけではありません。

原料は「ピーナッツ、砂糖、塩、植物性のオイル」。
(ちゃんとしたものに限りますが)

至って真っ当なナチュラルコッテリで、
良質なオイルを含んだ健康的な食材なんです。

今回は、そんなピーナッツバターに
少量の味噌を加え、無花果(イチジク)に合わせた
無花果ピーナッツバターを作ります。

正方形_DSCF2898.jpg

▼使用した器
まる皿 錆かいらぎ(Mサイズ)

ピーナッツバターは、実は「和食」にも合うんです。

DSCF2902.jpg

「無花果ピーナッツバター」と聞くと
「スイーツかな?」と思われるかもしれませんが、
実はこちらは和食メニューです。

ピーナッツバターによく似ているのが
料理にもよく使われる「ねりごま」。

どちらもシード系のねっとりペーストで、
かなり近い味がします。

となると、ピーナッツバターは和食にも
結構使えるような気がしてきませんか?

今回ご紹介するレシピでは、
ピーナッツバターに少量の味噌を加え、
牛乳で伸ばしてソースにします。

寄り_DSCF2896.jpg

「ピーナッツバター」に「味噌」という
奇妙な組み合わせですが、
ねりごまだと思えば、合いそうですね。

そして、このピーナッツバター味噌を
無花果に合わせます。

無花果は、柿に次いで
和食に合いやすいフルーツの一つ。

酸味も少なく、味も強くないので、
どんな食材ともなじみが良いです。

生の無花果に乗せても美味しいですが、
少し火を入れると、さらに馴染みがよくなります。

DSCF2888.jpg

焼いた無花果の自然な甘みが
ピーナッツバター味噌と溶け合い、
一汁三菜の一品としても自然なバランスに。

意外な組み合わせかもしれませんが、
とても簡単で、理にかなった一品です。

材料(2人前)

DSCF2885.jpg

  • 無花果 2個
  • ピーナッツバター 大さじ2
  • 白味噌 小さじ1
  • 牛乳 大さじ2(様子を見ながら)

作り方

DSCF2890.jpg

1. 無花果は縦半分に切って、
 オーブントースターで軽く焼きます。
 少し焦げ目がつくくらいがベストです。

焼くことで、無花果の甘みが引き立ちます。焦げすぎないように注意しましょう。

DSCF2892.jpg

2. ピーナッツバターと白味噌を合わせ、
 そこに牛乳を少しずつ混ぜながら入れていきます。
 ぽってりと、とろみのある状態になるまで
 牛乳を加えてください。

牛乳の量は、お好みに応じて調節しましょう。

DSCF2897.jpg

3. 無花果にピーナッツバター味噌を乗せて、完成!
  お好みで、トッピングにクルミなどを
  刻んで散らしても、食感の
  アクセントになり美味しく仕上がります。

DSCF2899.jpg

今回は、意外にも相性抜群の
「無花果ピーナッツバター」をご紹介しました。

ソースが無花果にしっかり絡み、
豊かな味わいが楽しめます。

和食の献立の副菜としてもぴったりなので、
ぜひ挑戦してみてください。

なお、今回使用した器は以下よりご覧いただけます。

まる皿 錆かいらぎ(Mサイズ)

7-b.jpg


Styling Goods

まる皿 錆かいらぎ

¥ 1,320 ~



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