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【ほんとうの、美味しいって?】秋に作りたい。かぼちゃのポタージュ

寒い季節になると、温かいポタージュが
飲みたくなりますよね。

今回作るのは、秋の味覚として知られている
「かぼちゃ」を使ったポタージュ。

材料は、玉ねぎ、バター、かぼちゃ、水のみで
牛乳は使いません。作り方もごくシンプルです。

では、美味しく作るポイントは? というと、
ずばり「引き算」と「かぼちゃ選び」にあります。

ポタージュ作りの極意は「引き算」

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ポタージュを作る時、何を入れますか?

大体、主役の食材の他に、
玉ねぎ、バター、牛乳、出汁(コンソメなど)を
入れて煮ると思います。

食材によってはとろみを付けるために、
ジャガイモかお米なんかを入れると思います。

このパターンで作ることが多いと思うんですが
実は、ちょっと「やりすぎ」かも。

素材の良さを楽しむには、
もっと「引き算」したほうが
逆にいいところがみえてきます。

⁡メイン食材と、玉ねぎと、水。

本当はこれだけいい。
物足りなかったら、牛乳、
それでもダメなら出汁を加える。

といった感じで、
様子を伺いながら足していくのが、いい料理です。

なるべく添えるだけで、
最初から全部入れるのは辞めときましょう。

「美味しいかぼちゃ」の選び方

DSCF0399.jpg

お伝えしたとおり、作り方は
「シンプル」でいいんですが、ポイントが一つ。

美味しいかぼちゃを使ってください。

当たり前の事なんですが、
別に、特別なかぼちゃを使え!
と言っている訳ではありません。

選び方が重要です。かぼちゃは夏に収穫されますが、
実は採れたてのかぼちゃはあまり美味しくありません。

1〜2ヶ月寝かせた方が、
水分が抜けて旨みが濃くなります。

だから、スーパーでかぼちゃを選ぶ時は
くたびれたカボチャを選んだ方がいい。

皮の緑が鮮やかで、ツヤツヤのものよりも、
ゴツゴツして、ヘタもしわしわで、
ところどころ黄色く変色してるもの。

こっちの方が美味しいんです。

では、作ってみましょう。

DSCF0414.jpg

かぼちゃは夏野菜ですが、秋の味覚となっているのは
そういう理由がありました。

美味しいかぼちゃを選ぶ事が出来たら、
あとはこのレシピで!

材料(2人分、調理時間20分)

DSCF0403.jpg

  • かぼちゃ 200g
  • 玉ねぎ 100g
  • バター ひとかけ
  • 水 500ccほど
  • 塩 ひとつまみ

作り方

1. 玉ねぎを薄くスライスします。
  かぼちゃも、皮を剥いて薄くスライス。

2.  鍋にバター、玉ねぎ、少しの塩を加えて
  しんなりするまで焦がさないように炒める。

DSCF0405.jpg

3. かぼちゃと水、ひとつまみの塩を加え、
  柔らかくなるまで煮る。

  ※徹底的に柔らかくなるまで煮てください。
   少しでも硬いと、仕上がりがざらっとします。

DSCF0408-2.jpg

4. 粗熱が取れたら、ミキサーでペーストに。

DSCF0410.jpg

5. スープの濃度が濃すぎるようであれば、水を足す。
  塩気が足りなかったら塩を足す。 

new.jpg

寒い季節になると、しっかりと味の詰まった
かぼちゃがたくさん出てきます。

そういったかぼちゃを使えば、
自然とポタージュが美味しくなりますよ。

それでは、また。

みんなの保存数:8

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