【ほんとうの、美味しいって?】
お家でつくる夏シュウマイ
「家でシュウマイは作らない」
「餃子は作るけど、シュウマイは作った事がない」
という方は、多いと思います。
一体どうしてでしょうか?
僕は、シュウマイこそお家で作るべきだと思います。
餃子より、圧倒的に簡単なのに...
餃子の作り方を思い返してみてください。
肉は粘りが出るまでよく練る。
野菜は刻んで、塩をふり、少し置いてから水気を絞る。
具がはみ出ないよう、丁寧に皮に包む。
頑張って下準備しても、焼く時に焦がしたり、
ひっくり返すのを失敗したりしたら全てが水の泡...。
一方で、シュウマイはというと...
肉は練らなくていいんです。
野菜をたくさん刻んだり、
塩もみもしなくていいんです。
包むのも「くいっ」とやるだけでいいです。
蒸すだけなので、火入れを失敗することはありません。
油も飛びません。
いかがでしょうか?
餃子よりシュウマイの方が、作るのは圧倒的に簡単。
セイロで蒸せば、そのままテーブルに置けます。
蓋を開けると、ふわっと湯気が立ち上って
テンションも上がります。
おもてなし料理としてもスマートです。
もう作らない理由がありません。
でも、わかります...
セイロがないんですよね?
昔は「どこで買ったらいいのかわからない」
という事もあったかもしれませんが、
今はネットでサクッと買えます。
サイズもいろいろあって、その上安いです。
セイロは棚にしまい込まなくても、
見えるとこに置いておいておけば、
「料理ができる感」のある部屋になります。
もう作らない理由がない...ですよね?
では、作ってみましょう
今回紹介するのは、夏仕様のシュウマイ、
「砂肝とパクチーのシュウマイ」です。
シュウマイ作りで押さえておきたいポイントは3つ。
- 玉ねぎに片栗粉をまぶし、水分が出ないようにする
- 干しエビなど、違う旨みを加える
- 肉はあまり練らずに、ほろほろに仕上げる
これさえ押さえておけば、
美味しいシュウマイが作れます。
あとはお好みでアレンジを。
砂肝を刻んだものと、パクチーをたっぷりと入れると、
食感に変化のある、さっぱりとした
夏らしいシュウマイになりますよ。
材料(2〜3人分)
- 豚ひき肉 100g
- 玉ねぎ 50g
- パクチー 10g
- 片栗粉
玉ねぎと合わせる用 大さじ1
混ぜ込む用 大さじ1 - オイスターソース 小さじ1
- ナンプラー(醤油でも可) 小さじ1
- 干しエビ 10g
- スナギモ 30g
- 焼売の皮 12枚ほど
作り方
1. 干しエビは水(大さじ2くらい)に浸して
柔らかくし、みじん切りに。戻し汁も使います。
2. 玉ねぎをみじん切りにし、片栗粉をまぶします。
そうする事で、玉ねぎの水分がキープされます。
3. 具材を全て合わせ、ひとかたまりになるまで
混ぜ合わせます。
4. ティースプーンなどに、③を20gずつとりわけ、
シュウマイの皮に包みます。
このとき、ボロボロにならないように
ギュッと詰め込むようにしましょう。
5. 蒸し器に入れて強火で8分ほど蒸せば、完成です。
中華黒酢などと一緒に食べると、本格的な味わいに。
おすすめは、レモンと黒胡椒をかけて食べること。
びっくりするくらい美味しいので、
ぜひ試してみてください。
それでは、また。