【好きもの工房】ドライフラワーをレジンで固めて、
標本作りに挑戦!
こんにちは。なかはらです。
我が家にはドライフラワーが
たくさんあるのですが、
日が経つとポロポロと落ちたり、
ぶつけて折れたりしてしまいます。
そうなると捨てるしかないのですが、
もったいなくてついつい捨てずに
置いています。
壊れず、状態をキープしておける
方法がないかと考えていると、
「レジン」で固める案をいただきました。
確かに、それならドライフラワーを
傷めることなく、ずっと素敵に
置いておける!
ということで、今回はレジンを使って、
ドライフラワーの標本作りに
チャレンジしました♪
ただ、今回は過去最大の失敗をしてしまい、
なんとか完成までこぎつけました...。
その一部始終をご覧ください。
準備する材料をご紹介します。
こちらが今回使用する
「クリスタルレジン NEO」。
たくさん作りたいので、思い切って
1.5kgセットを購入しました♪
レジンといえば、ネイルなどで
使用するのはご存知の方が
多いかと思います。
多くはUVの光を当てて固めるのですが、
こちらは2つの液体を混ぜて
丸一日ほど置いておくだけで
固まるというお手軽さです♪
こちらは厚さ1mmのアクリル板。
レジンを流し込む型を作るのに
使用します。
そしてグルーガン。
型から液体が漏れ出ないように
隙間を埋めるのに使用します。
かなり昔に100円ショップで購入しました。
おそらく今でも売ってるかと思います。
使い勝手が良いので、
ひとつ持っておくことを
おすすめします!
その他、セロハンテープ、ハサミ、
ペンチ、カッターナイフ、定規、
できればカッティングマットが
あると安心です。
まずは液体を流すまでの
下準備を行います。
こちらの少しインパクトのある
ドライフラワーを使おうと思います。
仕上がりサイズより少し長めに
茎を残してカットします。
カットしたドライフラワーの
大きさに合わせて、アクリル板を
カットしていきます。
完成は直方体になりますので、
まず側面の4面の型を作ります。
大きさはお好みではありますが、
ドライフラワーよりもふたまわりほど
大きい仕上がりサイズが
バランス良さそうです。
ドライフラワーをアクリル板の上に置き、
仕上がりサイズにカッターナイフで
軽く傷をつけて、ガイドを描きます。
ガイドに沿ってカットします。
思ったよりカットには手間がかかりますので、
半分くらいの深さまで切れたら、
あとは溝に沿って折り曲げると、
パキッと折れて綺麗に仕上がります♪
切り出したアクリル板を
セロハンテープで固定し、
筒状にします。
次に、底面を作ります。
先程の筒よりも1cm以上
大きなアクリル板を切り出します。
そして、筒と底面の接地面の
すき間をグルーガンで埋めます。
この時、しっかりとすき間を埋めないと
液体が漏れ出しますので、
ちょっと多いかなと思うくらい
埋める方が安心です。
ちなみに、この量のグルーガンでは
一部漏れ出してしまいましたので、
これの倍以上の量がおすすめです(汗
ここへドライフラワーと液体を
入れるわけなのですが、
先程のドライフラワーを逆さにし、
完成のイメージの位置に来るよう、
棒などで固定しておきます。
これで準備は完了です!
いよいよレジン液の流し込み!
そして、大失敗...
ここからいよいよレジン液を
流し込んでいきいます。
主剤と硬化剤を2:1の割合で混ぜます。
分量を間違えるとうまく
固まりませんので、計りを使って
しっかりと計ります。
まずはカップへ主剤を100ml。
そこへ硬化剤を50ml投入。
2液を付属のヘラでしっかりと混ぜます。
まんべんなく混ざるように、
底の方までしっかりと混ぜましょう。
先程作った型へいよいよ流し込んでいきます!
泡が立たないように、できるだけ
ゆっくりと流します。
思ったより型が大きかったので、
それに合わせて液体を追加し、
どんどん流し込んでいきました。
そして、これが失敗の始まりです...。
ドライフラワーの茎が少し浸るくらいの
量の液体を入れたら、いよいよ
ドライフラワーを投入!
......と思ったら、何やら白い湯気が...。
型を触ると、びっくりするくらい
熱くなっており、湯気もどんどん
濃くなっていきました...!!
怖くなって慌ててベランダに
ダンボールを敷き、そこへ液体を
出し切りました。
なんとも悲しい結末に...。
材料の半分を失い、
愕然としながら説明書を読むと、
ちゃんと書いてありました...。
100〜150g以上を作ると200度くらいに
達する恐れがあるようです...。
3倍くらいの量を作ってしまったので、
当然の結果ですよね。
説明書はしっかり読まないと危険だなと、
良い教訓になりました...。
気を取り直して、新たに型を作って
液体を流します。
失敗の悲しさと経験をバネに、
改めましてドライフラワーを選定。
もう怖い思いはしたくないので、
小さいものをチョイスしました。
気を取り直しまして、新たに作った
型に液体を流し込みます。
そこへ、棒で逆さに吊るした
ドライフラワーを投入し、
茎のあたりまで液体を流します。
テープなどで固定した状態で
36時間以上待ちます。
ホコリ等が入らないように、
箱を被せておくと良いです。
丸一日以上経ちました。
良い感じに固まっていましたので、
固定していた棒を外して、
外に飛び出している茎を切ります。
茎が完全に浸かるあたりまで、
追加で液体を流します。
流し終わったら、
また丸一日以上置いておきます。
良い感じに固まりました!
ちょっと泡が残ってしまいましたが、
それはそれで個性としましょう。
まずは底面から外します。
結構引っ付いていて、外す時に
アクリル板が割れることもありますので、
怪我には十分に注意しましょう。
次に側面。
こちらもしっかり引っ付いているので、
ペンチなどを使って剥がしていきます。
本体を傷つけないよう、
注意して剥がしていきます。
剥がし終えました。
良い感じに仕上がってるのでは
ないでしょうか♪
剥がしたあとは角が結構立っていますので、
最後にカッターナイフを使って、
角を丁寧に落としていきます。
角を落とし終えたら完成!
お疲れさまでした!
石や小物を入れても素敵♪
失敗作も無駄にしません。
レジンを使った標本作り、
いかがでしたか?
主にドライフラワーを使いましたが、
試しに石でも作ってみました。
拾ってきた石ですが、なんだか一気に
価値が上がった気がします♪
お気に入りの小物などを入れても
素敵に仕上がりそうですね!
ちなみに、失敗して絶望した塊ですが、
よく見るとこれはこれで
素敵に思えてきました。
急遽、穴を開けて中に
LEDの電球を仕込んでみたら、
なんとも幻想的♪
これも一つの作品として
部屋に飾ろうと思います!
紆余曲折あって、
途中泣きそうになりましたが、
結果オーライということで...。
みなさんも、説明書はしっかり読んで、
取り扱いには十分に注意して
作業をしましょう!
ではまた次回。