【好きもの工房】知らぬ間に増える端材の板を使って、
コースター作りに挑戦しました♪
こんにちは。なかはらです。
DIYの経験がある方は誰もが
思い当たると思いますが、
作品を作る度に中途半端に
材料が余ってしまいます。
大きいものから小さいものまで、
気がつけばあちこちにたっぷりと...。
もったいない症なので、
何かに使えるんじゃないかと
ついつい溜め込んでしまいます...。
その中でも板の端材が溜まりがちで、
何かに使えないかなと。
薄さと大きさ的にもコースターに使えそう!
ということで、今回は端材を使って
コースター作りに挑戦です。
使わないときは吊るして飾っておける
素敵なコースターを目指します♪
まずは板をカットして、
模様を描いていきます。
今回使用する板は、こちらの4mm厚の板。
素材はオーク材です。
以前、冷蔵庫に貼った時に
購入した板の端材です。
味気ない冷蔵庫を、木製家具のようにアレンジDIY!
こちらをカットして、
彫刻刀で模様を削っていきます。
早速カット。
8.5cmの正方形にカットしました。
次に、カットした板に模様を描いて
個性的なコースターに仕上げていきます。
まず、ボールペンなどで
自由に模様を描きましょう。
このような模様にしました。
ラインがない部分は、
フリーに削っていこうと思います。
描いた模様に沿って、
彫刻刀で彫っていきます。
こちらの彫刻刀は、
10歳くらいの時に購入したもの。
小学生以来使うこともなく、
引き出しにしまってありました!
今回はこちらを使います。
まず、刃の形がVになっており、
細く鋭い線が彫れる「三角刀」を使用します。
境界線から彫り進めていきましょう。
このように、境界線は少し深く彫っておきます。
残りのラインも全て彫ります。
ラインの部分が彫り終わりました。
次に、空白になっている部分を
彫っていきます。
ここでは、曲線の先端により柔らかな
溝が彫れる「丸刀」を使用します。
木材を広く深く彫れるため、
一番使われることが多い彫刻刀です。
鱗のような模様になるように、
フリーハンドで彫っていきます。
少しぐらいのズレは気にせず、
どんどん彫りましょう♪
残り3箇所のスペースは、
丸刀の小さいタイプを使います。
こちらもフリーハンドで、さきほどより
細かい溝を彫っていきます。
模様部分をすべて掘り終えました!
吊るしておくための紐を通す穴を開けます。
表から開けると凹凸にドリル先端が引っかかって、
板が割れるおそれがあるので、
裏面から開けましょう!
紐を通した時に、板が紐を踏んで
不安定にならないように、
穴から角にかけて溝を彫っておきます。
400番くらいの紙ヤスリで角を軽く落とします。
これで、彫りの工程は完了です!
最後の仕上げ!
塗装→紐を取り付けて完成です♪
塗装をしていきます。
使用するのは、こちらの「ワトコオイル」の
カラーはナチュラル。
木に染み込むタイプなので、
木目を活かした塗装ができます。
塗って15分〜30分くらい経ったら、
ウェス(布)等でよく拭き取ります。
そして再度塗布してウェスで拭き取り、
常温で12時間以上放置して乾燥させます。
塗装が乾いたら、吊るす用の紐を取り付けます。
こちらのレザーの紐を使って、
雰囲気を出そうと思います♪
紐はこちらの6mmの小さなカシメで留めます。
ゴールドが良いアクセントに♪
レザーの紐に、カシメを付けるための
穴を開けるのですが、
おすすめの道具がこちら。
先端を取り替えながら様々なサイズの穴を
開けられるので、とても便利です!
レザーの紐を約16cmくらいに
斜めにカットして板の穴に通し、
端から2cmくらいのところに
先程の道具で穴を開けます。
最後に、レザーの穴にカシメを打ち付けます。
これで完成です!
おつかれさまでした!
彫り方を変えるだけで、
模様は無限大です♪
端材で作る素敵なコースター作り、
いかがでしたか?
コースターとして使わない時は、
吊るして置くだけで素敵な
インテリアにもなります♪
同じ彫刻刀を使っても、
彫り方を変えるだけで
模様は無限に作れます。
彫刻刀の特性を活かしながらいろんな模様に
チャレンジしてみてくださいね♪
ではまた次回。