【 My DIY HOME 】縦で使ったり横で使ったり。
使い方を選べるマルチハンガーをDIY
みなさまこんにちは。
おかもとです。
今回のマガジンでは、使う向きによって
色んな使い方を楽しめる
マルチハンガーのDIYにチャレンジ。
ウォールハンガーになったり、
タオルハンガーになったり、
使うシーンに合わせてフィットする
ユニークなDIYアイテムです。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
それでは、準備物からご紹介していきます。
- 差し金
- 鉛筆
- はさみ
- 麻紐
- 真鍮ハンガー
- 木材
- のこぎり
- 木製ループエンド
- プラスドライバー
- 目打ち
- 紙やすり(#240使用)
- ドリルガイド
- ドリル
まずは作業前の下準備を行います。
真鍮のハンガーが40mmだったことから、
紐を通す余白を考えて、木材部分は48mmに設定。
カットする場所に罫書きを行いましょう。
また、紐を通す穴の箇所にも印を。
左右の余白が4cmずつあるので、
端から2cmずつの箇所に線を引きます。
木材のカットと穴開けを施していきます。
まずはのこぎりで先ほど決めた長さにカット。
次に穴を開ける部分に印を付けましたが、
ドリルの先がずれないよう、
目打ちで下穴を作っておきます。
ドリルガイドを使って、垂直な穴を開けていきます。
穴が開けられたら、穴の周辺や木材全体を
紙やすりで整えておきましょう。
#240 の紙やすりを使用しましたが、
こうすることで塗料も馴染みやすくなります。
ハンガーと麻紐を取り付ければ、もうすぐ完成です!
加工した木材に、真鍮のハンガーを取り付けましょう。
ネジが斜めにならないよう、
ここも目打ちで下穴を作っておくと安心です。
続いて麻紐をカットして2本準備。
左右の穴にそれぞれ通し、
ハンガーがある側の面で紐を結んで止めます。
2本の紐が板と繋げられたら、
最後にループエンドに通します。
左右同じ長さになっていることを確認したら、
先っぽに輪っかを作って止めます。
ちなみに僕は、
「もやい結び」というのを参考に結んでみました。
塗料はお好みで塗っていただけたらと思うのですが、
今回はOSMOの#1101 エキストラクリアーという
オイル塗装を施しています。
少しわかりづらいですが、全体的に濡れ色が着いて、
ナチュラルな雰囲気が程よい色味に仕上がりました。
以上で完成です!
向きによって使い方を変えられる
マルチハンガーが出来上がりました。
元々はタオルハンガーが作りたいなと思ったことが
きっかけでしたが、作りながら色々試すことで、
便利なマルチハンガーが出来上がりました。
まずは縦向けの一点止めで
上から吊るしたタオルハンガー。
紐の部分をくるっと一周させ、
横向きで一点止めしたウォールハンガー。
こちらは玄関で鍵や帽子を掛けておくのに
便利そうです。
そして紐の部分を今度は半周させ、
横向きで二点止めしたウォールハンガー。
紐がしっかり張った状態になるまで広げ、
その状態が固定できる位置に
ピンやフックを付けるのがポイントです。
今回は春物のジャケットを2枚ほど掛けてみましたが、
特に前に傾くこともなく使えました。
石膏ボード用のフックを使えば、
もう少し重いものでも対応できますし、
賃貸マンションでウォールハンガーを
取り入れたい人にも便利そうです。
新生活のこの時期に、
収納雑貨を見直されている方も多いと思うので、
興味をお持ちの方は、
是非チャレンジしてみててください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。