【 My DIY HOME 】ガラス製キャニスターを、
ラタンのかご編みでカスタマイズ!
みなさまこんにちは。
おかもとです。
今回のマガジンでは、
既存のガラス製キャニスターにかご編みを施して、
カスタマイズを楽しむDIYにチャレンジ。
自然素材を取り入れ、自分で編むことで、
一点物の味わいあるキャニスターに仕上がっています。
シンプルな材料でチャレンジできて、
簡単に作ることができるので、
女性にもおすすめのDIY。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
今回の記事は、社内で行った「かご編み」がきっかけ
今回の記事は、先日社内イベントとして行った
「かご編み」がきっかけです。
僕がこのウェブマガジンで、
かご編みの記事を何度か書かせてもらったことから、
イベントを企画させていただく流れとなりました。
最初は本当にみんな全くわからない状態なので、
編み始めは「え? どうなってるの?」という
メンバーが多かった印象。
しかし工程が進むに連れ、コツを掴んできたのか、
コミュニケーションを折りまぜつつ、
楽しいかご編みの時間を過ごすことが
できるようになっていきました。
「編芯(かごを編むための芯)おかわり〜!」と
どんどん編み進める商品部スタッフ。
やはり女性陣は向いているのか、
黙々と綺麗に編み込んでいくCS、店舗スタッフ。
不思議な形を編みだす制作新人スタッフなど、
みんな自由に、思い思いの形でかご編みを楽しむ
イベントとなりました。
そして僕自身は、
当日みなさんのお手伝いをさせてもらっていたので、
今回の記事を通して作らせてもらいました、
それでは、準備物からご紹介していきます。
- キャニスター
- 籐(2mmサイズのものを50gほど使用)
- 目打ち
- エンマ
- はさみ
- バケツ(非掲載)
- 大きめのタオル(非掲載)
編む前の下準備から始めます。
まず始めに、籐は乾燥していると、
折れたり割れたりするので、
バケツに水をはって10分ほど浸しておきましょう。
10分ほど経ったらひとまず取り出して、
タオルなどで軽く拭いておきます。
続いて、籐をカットしていくのですが、
出来上がりサイズの「幅」+「高さ×2」+40cmほど
あれば大丈夫です。
この籐が「竪芯(たてしん)」と呼ばれるもので、
骨格のようなイメージです。
残りの籐は「編芯(あみしん)」と呼ばれる
編み進めるために使用するものなので、
少し長め(1m)ぐらいに都度切っていきます。
それでは、底面から編み始めましょう。
今回は竪芯を全部で7本使用しています。
上が4本、下が3本になるようにセットし、
ちょうど縦と横、それぞれの中央でクロス。
下の一番右側に編み始めの編み芯を
1cmほどはみ出た状態でセットします。
最初の組み方は幾つか種類があるのですが、
今回は「十字組」という組み方で編んでいきます。
クロスした竪芯を上、下と巻いていくように1周。
事前にバケツで編芯をしっかり濡らして、
折れないようにしつつ、隙間ができないように
編んでいきます。
1周したら反対に曲げておきます。
次に、クロスした竪芯と編みかけの編芯と、
まとめて裏表をひっくり返します。
その状態で、また反対方向に同じ要領で
ぐるっと1周。
2周目にさしかかるところで、
竪芯を2本すくっておきます。
2本ずつ上下、上下と1周編み進めます。
そして2周めにかかるところで、
始めの竪芯をチョキン。
2周めからは2本ずつのペアがずれていくことになり、
これを「うず編み」といいます。
この状態でまた2周編み、
その後からは2本ずつ上下とすくっていたのを、
1本ずつにチェンジして編み進めます。
おおよそ5cmほどまで編みました。
丁度キャニスターの底面ぐらいになっているか、
確認しましょう。
続いて側面を編んでいきましょう。
ここからは側面にかかっていくのですが、
竪芯が立ちやすいようにエンマで芯を潰していきます。
ガチッとやっちゃうと切れちゃうので、
芯を潰すだけというイメージです。
竪芯の立ち上げができれば、
同じ様に編み進めていくのですが、
キャニスターより少し小さめを意識するのがポイント。
途中でキャニスターをぐっとはめこむことで、
丁度良い大きさになってくれます。
2cmほど編み込んだら、最後の1周は、
1周前の編み芯の下を通すように編んでいきます。
2、3段目は小窓を作るようなイメージで。
先程止めた場所から2cmほど上に2段目を、
そのまた2cmほど上に3段目を編んでいき、
同じ要領で止めておきます。
編み終わりまであと少し! 縁を止めていきましょう。
最後の縁止め作業は、3回止めという方法を
参考に編んでいきました。
まずはそれぞれの竪芯のはみ出た部分をしっかり折り、
隣の竪芯の後ろに通していきます。
画像よりも、もっと強く折り曲げでもいいでしょう。
これが1回止めの状態です。
次に2回止めは、
2つ竪芯を通り越したとこにある山に、
下から通すように入れていきます。
2回止めを1周したイメージ。
次に3回止めですが、写真のように、
右隣り2本の竪芯をすくって、
パタンパタンとかごの内側に折り曲げていきます。
通常であれば、内側に織り込んだあと、
余った竪芯を切って完了です。
しかし、今回は瓶があって
内側に折り返せなかったのでアレンジ。
折り曲げた先にある山に、
同じ法則で通していきます。
そしてさらに余った竪芯を、
編み目の隙間に差し込んでまとめました。
最後の仕上げは紅茶染めで。
編み込みが終われば、あとは塗装をして完成です!
今回は、社内イベントをきっかけに、
かご編みにはまった女性スタッフから、
「紅茶染め」なるものを教えてもらったので、
その方法を実践することに。
バケツにティーバッグで紅茶を2リットルほど作り、
そこに3時間ほど漬けておいたのですが、
ほどよい黄味がかった良い感じの色に仕上がりました。
以上で完成です!
不規則な格子模様が特徴的な、
オリジナルキャニスターが出来上がりました。
いかがでしたでしょうか?
キッチンのお気に入りの小棚に、
また愛嬌ある仲間が加わりました。
普段ハーブティーの葉っぱを入れているのですが、
ちゃんと中身も見えているので、
違うものに入れるときも安心です。
今回はキャニスターでチャレンジしましたが、
ジャムや調味料の空き瓶で
作ってみるのも良さそうです。
興味を持たれた方は是非チャレンジしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。