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【 My DIY HOME 】DIYの可能性を広げる
ダボ継ぎの方法をご紹介

みなさまこんにちは。
おかもとです。

今回のマガジンでは、僕自身がDIYで取り入れている
「ダボ継ぎ」の方法をご紹介。

ハードルが高く、難しそうなイメージのある
「ダボ継ぎ」ですが、基本を抑えれば、
難しいこともなく簡単に取り入れられます。

見た目の印象が美しく強度も高いので、
この技術が身につけば、
DIYの可能性もグンと広がることでしょう。

ぜひ最後までお読みいただければと思います。

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「ダボ継ぎ」って何?

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ダボ継ぎは、「木ダボ」という
木で作られた小さな棒状の材料を使って、
板と板を繋ぎ合わせる方法を言います。

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このように、2枚の木に穴を開けて、
木工用ボンドを流し込み、接着するというもの。

木ダボは水分を含みやすく作られているので、
ボンドを吸い込んだダボが中で膨らみ、
しっかり固定されるという仕組みです。

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このようにぴったりと2枚の板を接着でき、
1枚の板を作ることができます。

鉄と木をくっつけると、負荷がかかったときに
柔らかい木がダメージを受けますが、
同素材のため、それぞれが引っ張り合い、
強度が高くなるという特徴があります。

仕上がりが美しいので、釘やネジを使わずに
木を繋げたいときに重宝します。

どんなことができるの?

ダボ継ぎは縦にも横にも継げるので、
使い方がわかってくると、
様々な木工を楽しむことができます。

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デスク

2枚の板を繋いで天板を作り、
足は既製品のものを使えばデスクに。

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サイドテーブル

天板に加えてフレームや脚まで継いでいけば、
ダボ継ぎだけで作るサイドテーブルだって作れます。

20220630161554.jpg
引き出し収納

また、少し難易度は上がりますが、
天板と底面に側面、背面の板を継いでいけば、
少し大きな引き出し収納を作ることも。

20220630164037.jpg
洗面台

同じ要領で洗面台を作ったこともあるので、
アイデア次第で色んなDIYを楽しめます。

ダボ継ぎに必要なもの

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ダボ継ぎに必要なものは下記になります。

・木ダボ
・ドリル
・ドリルビット
・木工用ボンド
・ダボマーカー
・金槌
・ドリルガイド(後ほど登場)
・目打ち(後ほど登場)

木ダボ、ドリルビット、ダボマーカーは、
基本的には同じサイズのものを使用。

木ダボに対して0.1mmほど
小さなドリルビットを使用すると、
木ダボがよりしっかりと固定されますが、
僕自身が使っている印象では、
同じサイズでも問題ありません。

ダボマーカーやドリルガイドは、
正確にダボ継ぎするために、
とても便利なアイテムなので、
ご活用をオススメします。

ダボの選び方

20220701190431.jpg

木ダボには「長さ」、「太さ」それぞれに
種類があります。

20220701195227.jpg

「長さ」の基準は
板側の板厚×1/2+木口側の板厚=木ダボの長さ
となります。

ホームセンターなどでよく売っている
18mmの板の場合ですと、
18mm×1/2+18mm=27mmとなるので、
30mmの長さが良いでしょう。

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また「太さ」の基準は
木口側の板厚×1/3=木ダボの太さ
となります。

同じく18mmの板の場合ですと、
18mm×1/3=6mmとなるので、
6mmの太さが良いでしょう。

このように、使う板の厚みによって、
選ぶ木ダボのサイズが変わってくるので、
作る前の参考にしていただければと思います。

ダボ継ぎの手順

それでは、ダボ継ぎの手順を見ていきましょう。

1.印を付ける

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まずは最初に穴を開ける場所に印を付けます。

2.下穴を開ける

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次に目打ちなどの先の尖った工具で、
印からずれないように下穴を開けます。

この穴があることで、ドリルを動かしたときに、
先端がずれるのを防ぎます。

3.垂直な穴を開ける

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続いて、ドリルとドリルガイドを使って、
垂直な穴を開けるのですが、
ドリルの先端を、先程開けた下穴にはめて、
ずれないようにしてからスタート。

垂直な穴でないと、最後木ダボをはめたときに
反対側の穴にはまらなくなるので、
ドリルガイドを使用することをおすすめします。

深さは、ギリギリ過ぎるとはまらないことがあるので、
少しだけ余裕を持った深さにしておきましょう。

4.ダボマーカーで対になる印を付ける

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最初に開けた穴と対になる穴を開けるため、
片側の板にダボマーカーをセットしていきます。

20220630172441.jpg

ダボマーカーがある場所に押し込むと、
対になる印が付けられたのがわかるでしょうか?

この後、手順2と同じ様に目打ちで下穴を開けます。

5.反対側にも垂直な穴を開ける

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手順3と同じ要領で、反対側にも垂直な穴を開けます。

6.ボンドを流し込む

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木工用ボンドを穴に流し込み、
木口部分にもボンドを塗りましょう。

7.木ダボをセット

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金槌で軽く叩きながら、木ダボを穴にはめていきます。

8.反対側の穴にはめこんで叩く

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片側の板のすべての穴に木ダボがはまったら、
いよいよ接合していきます。

金槌で直接叩くと凹んでしまうので、
当て木をして上から叩いていきます。

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このようにボンドが側面から出てくることもあるので、
しっかり拭き取っておきましょう。

9.乾燥させて完成

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しっかり奥まではめこむことができれば、
最後に12~24時間乾燥させて完成です!

クランプで固定すれば、
隙間なくしっかりと圧着できるでしょう。

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ダボ継ぎの方法はいかがでしたでしょうか?

難しい印象のダボ継ぎですが、
こうやって一連の流れがわかると、
少しハードルが下がったのではないでしょうか?

とはいえ正確性のいる技術で、
僕自身まだまだだな...と思うのですが、
上手く継げたときの嬉しさがあると、
「次はこんなことができるんじゃないか?」と、
次のDIYが楽しみになったりもします。

まずはチャレンジということで、
気になられた方は、
この機会に是非やってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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