日常使いに便利な
小型バスケットをDIY!
みなさまこんにちは。
おかもとです。
今回のマガジンでは、以前からチャレンジしている
かご編みのレベルをアップさせて「バスケット」の
DIYにチャレンジ。
円形のかごに比べると少し難しかったですが、
その分作って行く中で勉強になる部分が多かったです。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
まずは準備物をご紹介
- 目打ち
- 鉛筆
- エンマ
- ハサミ
- 巻き尺
- 霧吹き
- 定規
- まな板
- 籐(2mmサイズのものを150gほど使用)
- 太めのテープ
- タオル
編む前の下準備から始めます。
まず始めに、籐は乾燥していると、
折れたり割れたりするので、
バケツに水をはって10分ほど浸しておきましょう。
10分ほど経ったらひとまず取り出して、
タオルなどで軽く拭いておきます。
続いて、籐をカットしていくのですが、
出来上がりサイズの+40cmほどを目安にします。
この籐が「竪芯(たてしん)」と呼ばれるもので、
骨格のようなイメージになるのですが、
今回は内容で用意しました。
<仕上がりサイズ>
幅 13cm × 奥行き 25cm × 高さ 6cm
<縦方向>
・77cm×5本
・37cm×5本
<横方向>
・65cm×7本
・39cm×2本
骨格である竪芯に対して、
編んでいく籐を「編芯(あみしん)」と言います。
編芯は、どんどん編んでいくので、
最初にカットする必要はありません。
編み込み用のガイドを作成します。
続いて、バスケットの底面から編んでいくので、
まな板を編み進めていくときのガイドとなるよう、
竪芯の位置に線を引きます。
また、ガイドに竪芯を置くとき合わせやすくるため、
先程カットした竪芯の真ん中に線を引きます。
それでは、編み込みを始めましょう。
先程用意したガイドに、竪芯をセットするのですが、
縦方向用の長い竪芯と短い竪芯をセットにします。
そして、ガイドにある縦ラインの中心と、
竪芯の中心を合わせて、テープで固定します。
編み始めですが、画像内の一番下の横方向の竪芯を
セットするところから始めます。
初めに用意した横方向の竪芯のうち、
短いタイプを使用し、片側は縦方向に揃えて、
反対側は大きくはみ出させるようにセット。
その次に、編芯を使って編んでいくのですが、
片側は竪芯と同じだけはみ出させます。
ガイドに沿って編み進め、次のポイントが来たら、
横方向の竪芯をセットするというのを繰り返します。
三段ほど編み進めた状態です。
一番上のラインまで来たら、横方向の竪芯のうち、
短いタイプを最後にセット。
底面が編み上がりました。
底面の縁を作ります。
続いて、編芯を三本用意して竪芯に引っ掛けます。
一番左の編芯から順に、二本飛び越して
三本目の竪芯の後ろを通すという編み方を
繰り返していきます。
繰り返していくと、三本の籐がねじれ、
縄のようになっていくのがわかります。
少し隙間が空いてしまいましたが、
一周できました。
これを「三本縄編み」と言います。
竪芯を立ち上げて、上に編み込んでいきましょう。
続いて竪芯を直角に立ち上げるのですが、
そのままでは折れてしまうので、
エンマという道具を使って繊維を潰していきます。
竪芯を立ち上げたあと、底面と同じ要領で、
上へ上へと編み進めていきます。
そして、このように短い方の竪芯の位置まで来たら
ストップ。
バスケットらしくなってきました。
最後に、底面の縁同様、三本縄編みで一周します。
縁を止めて、いよいよ完成!
ここまで来たら、あと少し!
縁の処理をしていきます。
竪芯のあまりの根本を、エンマで繊維を潰し、
隣の竪芯の裏側に通すような形で倒していきます。
一周するとこんな形になります。
さらにもう一周するのですが、
二周目はもう一つ隣の竪芯との隙間に編芯を
通すようなイメージで繰り返していきます。
最後にはみ出した部分をカットしたら完成です!
パンを入れるのに使いやすそうな
バスケットが出来上がりました。
いかがでしたでしょうか?
竪芯が折れたり苦戦した部分もありましたが、
パンを入れるのにちょうど良さそうな、
味わいある小型バスケットが出来上がりました。
小物をまとめて引き出しや棚に入れたり、
日常使いにとっても便利なので、
サイズ別にいくつかバリエーションを作っても
良さそうです。
興味を持たれた方は是非チャレンジしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。