【 My DIY HOME 】DIYで洗面台をリノベーション!
(完成編)
こんにちは、おかもとです。
今回で3回目になりました、「DIYで洗面台を
リノベーション!」ですが、いよいよ完成編です。
今回は洗面台のタイル、引き出し、ブラケット棚の
取り付け作業をお届けしたいと思います。
前回の工程でも洗面台として使えていましたが、
水周りの必須であるタイルや引き出しを設置したことで
ちゃんとした完成を迎えることができました。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
DIYで洗面台をリノベーション!(設計&準備編)
DIYで洗面台をリノベーション!(木工&水周り編)
まずはタイルの取り付けからスタート!
いつも書いている材料紹介ですが、以前の準備編で
ある程度書いているので省いていきます。また、細かい
パーツや工具は、工程の説明時に紹介していきます。
まずは用意していた板に、タイル用の接着剤をへらで
塗り広げていきます。おおよそ2㎜厚ぐらいになるよう
ならしておきましょう。
続いて、接着剤の上にタイルを貼っていきます。
今回用意したタイルがシートタイプだったのですが、
1枚ずつ張る場合、隙間が均等になるよう注意して
配置。
しっかりくっつくよう、手で撫でながら空気を抜いて
行きましょう。
タイルが乾き接着できたら、表面のシートを剥がします。
霧吹きで全体を濡らしてからめくると、綺麗に剥がす
ことができますよ♪
続いて、タイルの目地材を埋めていくのですが、
ここからコーキング作業まではビニール手袋を付けて、
作業を進めていきましょう。
まず粉状の目地材ですが、水で溶かすとこのように
ドロッとした液体状の物になりました。へらで目地を
埋めるように上からどんどん塗っていきます。
はみ出た分は外へ押し出していきましょう。
そして目地がある程度乾くと、表面を磨く工程に。
要らない布でもいいので、霧吹きを少し掛けて拭くと
タイルの表面の目地材が綺麗に取れていきます。
時間が経つと固まってしまうので、取れるまで
何度も拭き取りましょう。
完全に乾いたら、シンクの裏に設置。今回はまた外す
ことも考えているので、あえて挟み込んで固定しました。
ひっつき虫なんかでもいいと思います。
タイルの上面と側面ですが、そのままでは綺麗に
見えないのと、カビ防止も考えてシリコンコーキング
材を塗りました。
その際ですが、壁やタイルなどコーキングが付いては
いけない場所に、マスキングテープを貼っておきます。
目地材のようにサッと取れないので注意が必要です。
続いて、スライドレールを使用した
引き出しを作っていきます。
まずは引き出しの奥の部分に、水栓類が通るエリアを
作るため、底板をコの字状に切り抜きます。
底板ができたら、前板、横板を取り付けていきます。
最初はボンドでくっつけていき、後からねじで取り
付けると作業がしやすいですよ♪
箱ができあがったらサンダーでやすりがけを行います。
続いて、湿気の多いところで使うので、台と同じく
オスモカラーのフロアークリアーエクスプレス
つや消し#3362を塗装。
パイン材のはっきりとした表情が出てきました。
そしてスライドレールを取り付けるのですが、
スライドレールが計算していたサイズよりも3㎜厚みが
あることが判明。
急遽引き出し側にトリマーで3㎜の溝を掘り、そこに
レールを取り付けています。
2つパーツが並んでいますが、左が棚に取り付ける
パーツで、右が引き出し側に取り付けるパーツです。
棚側のパーツがスムーズに動くか、この工程で確認
しながら取り付ける場所を慎重に決めます。
そして今回のDIY全3回で一番難しかったのがこちら。
棚側に取り付けるスライドレールの位置です。
まず前からの位置は、前板を付けて閉めたときに、
台とピッタリ同じ場所に取り付ける必要があります。
そして下からの位置が特に苦労したのですが、前後の
ねじを取り付ける場所が完全に平行であるのと、
左右のスライドレールもしっかり平行に付いていないと
いけません。
前後左右大体1-2mmぐらいの誤差なら大丈夫ですが、
3mmとなると引き出しが傾むいたり、はまらなくなる
ので気を付けましょう。
ねじを止めるときに、ねじ穴の真ん中に目打ちで
しっかり穴を空けてドリルの刃をずれないように
すると、割と正確な位置に止められます。
左右のレールが取り付けられたら、引き出しをはめて
位置の調整を行っていきます。
この時にまた出てくるのが、計算上は問題ないのに、
引き出しの重みでレールが少し下がるという所です。
何回か修正した結果、4mm程度ずらして丁度よかった
印象です。
引き出しのスライドレールの位置が無事クリアできたら
前板と真鍮の取っ手を取り付けます。
最後にブラケット棚を取り付ければ、完成です!
最後に、壁にねじを打ち込んでブラケット棚を
取りつけます。あえて耳ありのオーク無垢材を
使用したので、小さいですがインパクトがあります。
1番最初に書いたイメージイラストと見比べても、
ほぼほぼイメージ通りに仕上がりました。
よくここまで近づけられたなという想いと、イメージを
もとに細かな作業に落とし込むことの大事さを感じました。
制作スタートから約2か月。
水周り、タイル、スライドレールと新たな技術を
要するDIYでしたが、その分知識もたくさん付ける
ことができました。
あまりない機会かもしれませんが意外とできるので、
興味を持たれた方は是非チャレンジして下さい♪
今回、洗面台のDIYを進める上で、わからないことに
たくさんぶつかりましたが、同じようにこれから
作ろうと思われている人にとって、この記事が何かの
役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。