【 My DIY HOME 】無垢材×真鍮ハンドル。
味わいある木製トレーをDIY!
みなさま、こんにちは。
おかもとです。
先日、大阪のインテリアショップに寄った際、
ヴィンテージのとても素敵なトレーに出会いました。
それをきっかけにピンタレストなどを見ていると、
味わい溢れる素敵なトレーをたくさん発見。
ダイニングにお料理を運ぶだけではなく、そのまま
お膳として使えたり、豊かなお食事シーンを
演出してくれるトレーってどんなのだろう?
素材や形状、ハンドル(取手)を考えたりとしている
うちに自分でも作れそうな気がしてきて、チャレンジ
してみることに。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
まずは準備物をご紹介!
今回も少しアイテムが多いので、小分けにご紹介
させていただきたいと思います。
まずはこちらのアイテムから。
- オーク無垢材
- 差し金
- 真鍮ハンドルとネジ
- 鉛筆
- ドライバー
真鍮ハンドルは、ホームセンターでも売っていますが、
デザインの要となる大切な部分なので、こだわって
みるのをオススメ。
今回は家から割と近くにある「DEN PLUS EGG」の
姉妹店「WATSON」で購入。
真鍮というのはもちろんですが、この外にせり出た
持ちやすいデザインがバランス的にも求めていた
ものにぴったりだったので即購入しました。
- ドリル(ビットサイズ6mm)
- ダボ(6mm)
- ダボマーカー(6mm)
- 木工用ボンド
- ハンマー
- 紙やすり(ここでは非掲載)
釘などを外に見せたくなかったのですが、強度も必要
ということで、ダボ継ぎで接合することに。規格的に
一番小さな6mmのダボで継いでいます。
- ソーガイド
- ノコギリ
- ジグソー
- お好みで塗料(ここでは非掲載)
直線で切る部分はジグソーで。コーナーなどの45度で
切る部分はノコギリで行います。45度に切るのはとても
難しいので、今回はソーガイドを使用しました。
まずは作るサイズを決めて、けがき作業からスタート。
トレーの形状はどんな形が良いだろう? 普段自分が
使っている状況を振り返りながら考えてみる。
平日の夜は1人でご飯を食べることが多いので、
トレーの上に載せてそのまま食べることもしばしば...。
そんなときにふと思ったのが、トレーに乗せたままでも
食べやすいフチの低いお膳のような形状。
そして見た目の上でも美しくするため、角を斜め45度に
カットして四面が綺麗に見せられるようなデザインを
イメージ。
奥行きのサイズは決まっていたので、幅は黄金比から
計算して決めました。
イメージができたら楽しくなってきたので、別日に
考えていた、けがき作業を夜な夜なスタート。
書きながらも難しさは感じていたので、作業当日の
手順をメモに取りながら準備に備えました。
トリマーとノコギリで木材をカットしていきます。
けがぎ通りに切っていくのですが、まずはジグソーを
使います。
幅が52cmもあるというのと、目の詰まったオーク材
ということもあり、手作業では時間がかかりそう...。
しっかりと力を入れてまっすぐ切っているのですが、
やはり少しずつずれていきそうになります。慎重に
調整しながら切りましたが、大きなソーガイドが
あったほうが良いでしょう。
底板と枠のパーツは無事切り出せました。
続いてソーガイドを使用して、枠の端を45度にカット
していきます。
1辺で2箇所あるので計8箇所行います。少しでも
ずれると枠にならないので慎重に行います。
45度カットも終わったので一旦揃えてみると...、
なんと微妙なずれが重なったのか、少し修正が必要に
なりました。
また微調整のため、けがきを行いました。
そして調整後に合わせてみたのがこちら。
ところどころ直線に迷った形跡があるものの、
角に関しては綺麗にはまりそうな予感がしてきました。
ハンドルもひとまず置いてみて、出来上がりメージが
湧いてきました。
難関ポイント! ダボ継ぎを行っていきましょう。
底板と枠のパーツ作成はなんとか上手くいきました。
しかし、ここから予測していた難関のダボ継ぎです。
ボンドで付けるだけなら微調整が効くのですが、ダボで
継ぐ場合は後から微調整はできないので、最初に2枚の
板の穴がぴったりと合うように印を付けます。
その際に便利なのが、上の写真にあるダボマーカー。
片側の穴を空けたら、そこにダボマーカーを入れます。
先っぽに針が付いていて、もう一枚の板を乗せると
同じところに穴(マーク)が付くという仕組み。
四辺ありますので、集中力が切れないように慎重に
マーク付け→穴空け→ボンドを付けてくっつけるを
繰り返します。
ちなみに長い方の辺が3箇所ずつ、短い方の辺が2箇所
ずつ。四辺で計10箇所ダボをはめます。
底板と枠を継ぐときですが、枠を直接叩くと凹んだり
してしまうので、画像のように当板を使って叩くように
しましょう。
いよいよ最終工程!
真鍮ハンドルを付けて完成です。
ダボ継ぎで手こずってしまったこともあり、気づけば
夜になっていました。しかしもうあと僅かです!
左右の枠のサイズを採寸。ネジを開ける場所に目印を
付けてから付けましょう。
ハンドルを付けるのは簡単ですが、失敗したらとても
バランス悪くなるので、慎重に取り付けます。
以上で完成です!
1部に僅かな隙間できてしまったものの、イメージ
に近い仕上がりになりました♪
ちなみに無塗装の仕上がりを見たかったこともあり、
ひとまず塗装はしてない状態で撮影をしています。
お気に入りのトレーができあがりました。
いかがでしたかでしょうか?
撮影の後、寝る前にオイル塗装をして、翌朝さっそく
朝食をトレーに並べてみました。
ハンドルによる持ち運びやすさと、低めの枠による
取りやすさで、とても使いやすく気に入っています♪
デザイン的に無垢材や真鍮を素材に使ったことで、
高級感や味わいが出て、豊かな印象が出ました。
これならお料理を運んだ後、トレーを片付けずに
ダイニングテーブルにそのまま置いたりしていても
絵になります。
無垢材なので汚れが付くこともありますが、それを
削り落としたり、オイル塗装をしなおしたりと
時と共に変化していく表情も楽しめそう。
少し手間もかかりますが、その分完成したときは
とても嬉しいですよ!ぜひ週末にでもチャレンジして
みてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。