【 My DIY HOME 】ダボ継ぎで天板を作って、
オーク無垢材のデスクをDIY!
みなさま、こんにちは。
おかもとです。
お盆が終わり、厳しい暑さが続く今日このごろ。
DIYには厳しい季節がやってきました...。
しかし、そんな暑さにも負けず、今回は以前から
作ってみたいと思っていたデスク作りにチャレンジ!
ホームセンターでオークの無垢集成材を見つけた時から
デスクを作ってみたいと思っていたのですが、
ベストなサイズの木材が無かったので、
板をつないで天板から作ることにしました。
ダボ継ぎをして天板を一から作り、
お気に入りのデザインの脚を組み合わせるという、
簡単で楽しいDIYです。
ぜひ最後までお読みいただければと思います。
まずは準備物をご紹介!
まずは大物からご紹介。左から順に
- 角材×3本(天板の奥行きと同じサイズ)
- 板材×2枚(天板に使用するもの)
- デスク脚パーツ
今回ホームセンターで見つけたオークの板材は、
幅91cmの奥行き30cm、厚みが1.8cmというもの。
デスクとしてそのまま使えるサイズでは無かったので、
2枚購入して幅91cmの奥行き60cmの天板を作ることに。
脚はIKEAで天板を乗せるだけのタイプを購入しました。
オーク無垢集成材を近くで見てみると、板目の大胆な
柄と柾目の繊細の柄が、バランスよく混ざった素敵な
表情をしています。
程よい大きさの節もアクセントになっていて、
良い感じの板材を見つけることが出来ました。
- 塗料(ワトコオイル ミディアムウォルナット)
- 刷毛
- 新聞紙
- 紙やすり(#120,#240,#400)
塗料は安定のワトコオイルを使用。紙やすりは、
形を整える目の荒い#120から、表面を整える
目の細かい#400まで用意しました。
- ドリル(ビットサイズ6mm)
- ダボ(6mm)
- ダボマーカー(6mm)
- 指矩(さしがね)又は定規
- 木工用ボンド
- 鉛筆
ダボの太さは板の厚みの約1/3が基準なので、
6mmをチョイス。ドリルのビットサイズも同じ
サイズの物を使用します。
まずは印付けと穴開けを行いましょう。
それでは板材2枚を組み合わせるため、ダボ継ぎを
行っていきます。
まずは、板の側面にダボを埋めるため、
穴を開けるための印を付けていきましょう。
ダボの間隔を調べたところ20cm程と書かれている
サイトもありましたが、今回はオーク無垢集成材が
とても重いため、約10cm間隔で印を付けました。
幅91cmに対して全部で7つの穴を開けていきます。
印が付けられたらドリルで穴を開けていくのですが、
この工程がとっても重要。
穴が曲がったりしてしまうとダボがはまらなくなので、
垂直に開けられるように気をつけましょう。自信が
無い方にはドリルガイドという道具がおすすめです。
次に大事なポイントが深さ。
ダボの長さの半分以下では、ダボがしっかりはまらず
板と板の間に隙間ができてしまいます。
ダボの長さより少し長いくらいの深さになるよう、
ドライバーや鉛筆などに印を付けて、深さを
図りながら穴を開けていきましょう。
縁の下の力持ち。「ダボマーカー」の出番です!
片面のダボ用の穴開けが終わったら、そこに
ダボマーカーをはめていきます。
この道具は、開けた穴の位置が一致するように
作られたもので、ダボのサイズにぴったり
はまるようになっています。
ダボマーカーを各穴にはめたら、板をぴったり
繋げるイメージで、もう一枚の板を上に乗せます。
するとどうでしょう?
ダボマーカーの先の尖った部分がしっかり反対側の
板に印を付けてくれました。
印が付いたら、同じようにドリルで慎重に穴を
開けていき、最後に紙やすりで整えます。
最初は#120で棘や穴開けの後などの粗い部分を
綺麗に削って、#240、#400と丁寧に表面を
整えていきましょう。
いよいよダボ継ぎの工程に。
1枚の板ができあがります。
いよいよダボで板材をつなぐ工程にやってきました。
先程開けた穴に、木工用ボンドを入れていきましょう。
そして、すべての穴に木工用ボンドが入ったら、
ダボをはめていきます。一度入れるとなかなか
取れないので、必ずボンドを入れてからはめましょう。
ダボが全部の穴にセットできたら、もう一枚の板を
上から被せていきます。
今までの作業の精度が問われる緊張の一瞬です。
傷が付かないように当板を使って、その上から
金槌でしっかり叩いていきます。
ワトコオイルを塗って、味わい深い表情に。
先程つないで作った天板と3本の角材にワトコオイルで
色を塗っていきます。
無塗装のときにはうっすらとしてた木目が、
はっきりと浮かび上がってきたのがわかるでしょうか?
15~30分ほど乾かしたら、ウエス(不要な布)などで
しっかり拭き、その後24時間以上放置します。
とても味わいある表情の天板に仕上がりました。
最後に、反り防止用の角材を付ければ完成です!
ここまで来たらもう後少し!
天板の裏側に、反り防止用角材3本を木工用ボンドで
くっつけます。ここでまた完全に乾燥させるため、
3~4時間ほど放置します。
この反り防止用の角材を付けるまでは、ダボ継ぎが
甘かったのか少しだけぐらついていましたが、乾燥
してから持ってみると、全くぐらつかないしっかり
した天板に仕上がっていました。
天板ができあがったら、最後に脚を準備して
上に乗せれば完成です!
お気に入りの1台ができあがりました。
いかがでしたかでしょうか?
今回使用した脚が天板を乗せるだけのタイプでしたが、
意外としっかりとした使い心地。上から抑えても
グラつきもなく使用できました。
オーク無垢修正材とスタイリッシュな脚を使うことで、
味わいある雰囲気のデスクに仕上げることができ、
自分でも満足の1台を作ることができました。
週末に是非チャレンジしてくださいね!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。