インテリアに個性を。半日で作るDIY額縁にチャレンジ!
どうもこんにちは、
スタッフのおかもとです。
今回は気軽に、半日で作れる額縁作りに
チャレンジしてみましたので、
その内容をお伝えします。
ノコギリを持つのも
いつぶりかといった感じですが、
ひとまず頑張ってみたいと思います!
まずは、準備物をご紹介します。
<写真上部>
- 板材
縁に使用するもの。
切るのが大変なので、できるだけ硬くなく、
厚み1〜1.5センチ程度のものがオススメ。
オーク材やアッシュ材などの木も
使用したかったのですが、切るのが大変なのと
予算の都合上、ホームセンターで
220円程度で購入した名もない雑材を使用。
<写真左>
- ネジ(木割れ防止がオススメ)
- フック
- サンドペーパー
- オイルステイン(オーク色)
- 多用途接着剤
- プラスドライバー
<写真中央>
- アクリル板
<写真右>
- ノコギリ
- はけ
- 差し金
- 軍手
<下に敷かれている板>
- ベニヤ板(背板に使用)
少し多く感じますが、
ホームセンターに行くとまとめて
揃えられるようなものばかりですので
一度で購入可能です。
金額も全部で3000円程度。
工具類があればもっと安くで作れますね!
塗料となるオイルステインですが、
色々と種類があり、僕はオーク材の色をチョイス。
この辺りの素材選びで楽しんでみるのも、
DIYの楽しいポイントですね。
理想のイメージを具体的に!設計をしていきましょう。
材料が揃えば、
額縁の設計をしていきます。
今回はA5サイズの紙に対して、
余白がしっかりとあり、
縁もボリュームのある額縁を完成イメージに。
2.5センチの余白と
2センチの縁を持った額縁の設計にしました。
全体のサイズは、
A5サイズ( 横210mm × 縦148mm )に
縦横90mmずつの余白と縁が付き、
横300㎜×縦238㎜の額縁になります。
では、設計通りに切れるよう、
各材料に線を引いていきましょう。
まずは背板のベニヤから。
こんな形で板の角を利用すれば
切る場所は二箇所ですみます。
背板は額全体のサイズと同じにするので、
横300㎜×縦238㎜のサイズで
線を引いていきます。
続いて縁用の分厚い板。
太さが20㎜なので、
横20㎜×縦238㎜を2本
横20㎜×縦300㎜を2本
線を引いていきます。
額の角の部分は、
45度にする必要があるので、
差し金と定規か、何かまっすぐなものを
利用して、斜めの線を引いていきます。
何だか、だんだんプロっぽい気分に
なってきちゃいます笑
アクリル板はベニヤと
同じサイズで良いので、
横300㎜×縦238㎜のサイズで
線を引いていきます。
いよいよカットしていきます!
今回の山場は何と言ってもこの
カットの工程でしょう。
普段木を切ったりしてない人間が
設計通りに木を切っていけるのか?
ドキドキの瞬間です。
まずはベランダで背板のベニヤから。
意外とスムーズで
すぐにカットが終わりました^_^
続いて縁用の板材をカット。
この日はあまりの猛暑により
暑すぎて室内へ退散。
床に新聞紙を敷いて、ゴミ箱の上でカット。
ノコギリは危ないので、くれぐれも
しっかりと動かないように押さえて切りましょう。
このパートが実は結構大変。
僕は、少し厚みのある板材を
買ってしまったので、
細長い板を切り出すのは大変でした...。
なかなか疲れましたが
四本とも切り出せました。
ガタガタの所も多々ございますが、
そこは味ということで楽しんじゃいましょう笑
アクリル板もハサミか何か、
切りやすいもので切っておきます。
ヤスリがけで角をなめらかに。
カットが終われば、
次はサンドペーパーを使用して
木材を綺麗にしていきましょう。
400番のサンドペーパーで削っていきます。
通常は下準備に180番から240番位の荒い目で
削って行き、徐々に数字を上げて
280番から800番位の細かい目に替えて
塗装前の下地状態に整えていきます。
今回は時間の都合もあり、
このまま進めちゃいます!
雰囲気を出す、塗装の工程へ。
続きまして、雰囲気のある木に仕上げるため、
カットした木材に塗装を行っていきます。
今回の塗装に使用したのは、
オイルステインというもの。
この塗料を塗ることで、
茶色い色になるだけでなく、
木目がはっきりと出てくるので、
かなり味わい深い印象になってきます。
では早速、塗っていきます。
一気に雰囲気が変わりますね!
木目や節もはっきりと出てきて、
全然違う木を使っているようです。
塗った後1時間程度で乾くので、
その間に背板の塗装もしておきましょう。
この後二度塗りをしたり、
上からニスや保護剤を塗ったりすると、
さらに綺麗に仕上げることができます。
塗料が乾けば、いよいよ組み立ての工程に!
作業もいよいよ大詰め、
最終工程の組み立てに入っていきます。
今回はこちらの多用途接着剤を使用。
木工用ボンドよりも早く着くので、
僕の様な不慣れな人にはもってこいです。
作った縁を、完成に近い形で並べていきます。
場所が決まったら接着剤でくっつけていきます。
続いて、アクリル板の
保護フィルムを剥がしていきます。
先ほどの額の接着が固まっているのを確認して、
同じようにセメダインで4辺に貼り付けます。
そして今度はお気に入りの写真を
額の背板に貼り付けます。
昨年ポートランドへ旅行に行った時に撮った
ACE HOTELの写真を、
きなり色の紙にプリントしてみました。
写真を貼り付ける時、
ずれるのを防ぐため、両面テープで
写真の裏の真ん中を軽く固定します。
写真を貼り付け終わったら、
背板と額をネジでとめていきます。
割れやすそうなので、
念のため木割れ防止ネジで四隅をとめていきます。
そして最後にこちらのフック。
こちらはお好みですが、
壁にかけるタイプが良い方は、
これらのフックを取り付けましょう。
以上で完成です。
まっすぐに切れなかった部分や、
均等に色を塗り広げられなかった部分、
そんなちょっと失敗のある所が
逆に味があって良いですね。
どこに飾るのがベストなの?色々試してみました。
せっかく頑張って作った額。
かっこ良く飾りたいですよね。
ということで、先ほど作った額を
色んな所に飾ってみました。
皆さんが作られた時の
参考にしてもらえればと思います。
まずは窓際の台の上にグリーンや雑貨と。
壁掛けで時計やグリーンと一緒に。
テレビ台の空きスペースに雑貨と一緒に。
あえてグリーンのコーナーに紛れ込ませる。
個人的にはこれが一番お気に入り。
グリーンの色と額の色が、
アルミ缶やアイアンの雰囲気とマッチしますね。
今回はこんな形で
幾つか飾り方をご紹介しましたが、
形式にとらわれず自由な発想で楽しむのが
良いなと思います。
お気に入りのインテリアを
買い揃えるのもいいけれど、
自分で作った愛着あるアイテムが、
飾られてるのも個性があって素敵ですよね。
皆さまも是非、休日の
遊びついでにいかがでしょうか?
最後までお読み頂き
ありがとうございました。