簡単、万能でおいしい!イタリアのお母さん常備品
トスカーナソルトを作ってみよう
こんにちは、おおさわです。
夏、まっ盛りですね。
昨年は冷夏でしたが、
今年はうってかわって、とても暑い...。
太陽の日差しが痛いくらいです。
主婦の方や、一人暮らしの方、
「火を使う料理は、暑くて辛い...。」のでは?
冷たいお料理がつい多くなって、
体が冷えたり、胃が弱ってはいませんか?
スタミナを付けるには、やっぱりお肉!ですよね。
でも今の時期、調理工程が多く、
火の前に立つ時間が長いのは嫌。
そんな時に一振りするだけで、
どんなお肉にも相性抜群の
"トスカーナソルト"を作ってみてはいかがでしょう?
辛い火を使うお料理も、
このソルトだけで味が決まり、
簡単に美味しくできるので、
オススメですよ。
トスカーナソルトを作ってみよう!
トスカーナはイタリアの北部に位置する州。
海と山の幸に恵まれており、
倹約精神旺盛なこの州の人々は、
シンプルで、豪快、そして、
素材の良さをダイレクトに活かした料理がお得意。
チーズにグリルしたお肉やお魚、野菜。
また、豆料理などがこの地方の食卓を飾ります。
"トスカーナソルト"は、そんなトスカーナの
お母さん達の常備品なんです。
ハーブを刻んで混ぜるだけの簡単調味料ですよ。
ドライハーブでも作れますが、
今回は爽やかでクリアな香りを楽しむため
フレッシュハーブを使用します。
冷凍庫で保存できるので、
一度にたくさん作り置きしてもいいですね。
材料はこちら。
【材料】
※全て適量
- ローズマリー
- セージ
- ガーリック
- 岩塩 ※なければ粗塩でも可。
それでは、作ってみましょー。
1.岩塩はフライパンで炒って、水気を飛ばします。
2.ハーブは綺麗に洗って、水気をしっかり取ります。
3.にんにくはへたを切り、中の芽を取り除きます。
4.ハーブとにんにくを細かいみじん切りにします。
※ハーブの食感を残したい方は、
粗めのみじん切りにしてください。
4.ボールに岩塩と刻んだハーブを入れて混ぜます。
比率は1:1がおすすめです。
5.保存用の入れ物に入れれば、できあがり!
トスカーナソルトを使って調理してみよう!
できたてホヤホヤのトスカーナソルトを使って
"豚ロースのアリスタ"を作ってみました。
"アリスタ"は、トスカーナ州の
おもてなし料理なんです。
また豚肉は、夏の暑さで弱った体を
元気にしてくれる、"ビタミンB1"が豊富で
消化と吸収も、牛肉や鶏肉よりもいいんですよ。
胃にも優しいですね。
調理方法はいたって簡単!
豚ロースの両面にトスカーナソルトを振って、
オリーブオイルでソテーし、
最後に白ワインを回しかけるだけ。
調理行程たったの3つ。
しかも、これだけで
しっかりメイン料理にもなります。
さて、お味の方は?
口に入れた瞬間、
胃と脳を同時に刺激されるような
ハーブのフレッシュで青々しい芳烈と
ガーリックの食欲をそそる香りがたまりません...!
豚ロースの甘い脂身との相性もとてもよく、
しつこくならずに、
素材の味を引き立ててくれています。
簡単、万能、おいしい!トスカーナソルト
簡単に作れる万能調味料、"トスカーナソルト"。
"豚ロースのアリスタ"も
火の前に立っている時間が短く
簡単に作ることが出来ました。
今回はお肉のレシピをご紹介しましたが
お魚や野菜とも相性が良いので、
振りかけて、オーブンに入れて焼くだけで
グリル料理の一品になりますよ。
夏場のお料理も、"トスカーナソルト"を使って
ささっと、簡単おいしく♪
作ってみてはいかがでしょう?