センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レイアウト」のセオリー前編をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2024-08-09.php公開日 2026年08月17日(月)
リビング時計の位置はどこが正解?
暮らしやすさと美しさを両立できる配置のポイントを解説
こんにちは。撮影チームの吉田です。
リビングに掛け時計を取り入れたいけれど、
「どこに掛けるのが見やすいんだろう」
「おしゃれに見える位置はあるの?」
と迷ったことはありませんか。
時計は毎日何度も目にするものだからこそ、
置く場所や掛ける位置によって、
使いやすさもお部屋の印象も大きく変わります。
とはいえ、正解が決まっているわけではありません。
大切なのは、ご自宅の間取りや家具の配置、
どのように過ごす時間が多いかに合わせて
考えることです。
この記事では、リビング時計の位置を決める際の
基本の考え方から、スタイリストおすすめの見やすく
美しく配置するコツまで、インテリアの視点を
交えながらご紹介します。
リビングの時計の位置の決め方
時計の位置を考えるときは、「時間を確認しやすいか」
だけでなく、「お部屋全体が心地よく見えるか」という
視点も大切です。
ほんの少し配置を工夫するだけで、毎日の暮らしは
より快適になり、リビングの印象も洗練されます。
まずは、時計を配置する際に意識したい
3つのポイントから見ていきましょう。
① お部屋のフォーカルポイントに配置
時計を掛ける場所に迷ったら、まず意識したいのが
「フォーカルポイント」です。
フォーカルポイントとは、お部屋に入った瞬間や、
ソファでくつろいでいるときなどに自然と目に入る
場所のこと。
テレビボードの上やリビングとダイニングの間の
壁面などが代表的です。
テレビボードの上
リビングとダイニングの間の壁
時計をこうした場所に配置すると、どこにいても
時間を確認しやすいだけでなく、壁面のアクセント
としても美しく映えます。
一方で、家具の陰や部屋の隅など視線が届きにくい
場所では、時計の存在感が薄れ、使い勝手も
デザイン性も活かしきれません。
まずは「どこに視線が集まるか」を基準に考えると、
自然と配置しやすくなるでしょう。
フォーカルポイントについて詳しく知りたい方は
下記のマガジンをご参照ください。
② 目線より少し上の高さを意識する
配置する場所が決まったら、次に考えたいのが
掛ける高さです。
高すぎる位置では見上げる動作が増え、
低すぎる位置では家具に視線が遮られたり、
お部屋全体のバランスが崩れたりすることがあります。
目安としては、時計の中心が床から
150〜170cmほどになる高さがおすすめです。
このくらいであれば、立っているときはもちろん、
ソファに座ってくつろいでいるときにも
無理なく時間を確認できます。
また、テレビボードやキャビネットの上に
掛ける場合は、家具との間に適度な余白を設けることも
ポイントです。
高さだけでなく、「家具との距離」も意識すると、
圧迫感がなく、すっきりとした印象に仕上がります。
③ お部屋全体とのバランスを見る
最後に大切なのは、時計だけを単体で考えるのではなく
お部屋全体とのバランスを見ることです。
例えば、大きな壁に小さな時計をひとつだけ掛けると、
どこか寂しい印象になることがあります。
反対に、限られた壁面に大きな時計を選ぶと、
圧迫感が出てしまうこともあります。
また、テレビや照明、アート、観葉植物など、
壁面にあるほかのアイテムとの位置関係も、
お部屋の印象を左右する大切な要素です。
時計は「壁に掛けるもの」ではなく、
「空間全体を構成するインテリアの一部」と
考えてみましょう。
家具や壁の余白とのバランスを見ながら
配置することで、時間を確認しやすいだけでなく、
自然と統一感のあるリビングに仕上がります。
暮らしやすさと心地よいインテリアは、
どちらか一方ではなく、両方を意識することで
実現できます。
時計の位置も、そのバランスを整える
大切なポイントのひとつです。
リビングの時計の選び方のポイント
時計は「どこに掛けるか」だけでなく、
「どんな時計を選ぶか」によっても、お部屋の印象や
使い心地が変わります。
設置する場所に合ったサイズやデザインを選ぶことで、
時計は時間を確認するための道具としてだけでなく、
空間を彩るインテリアとしても活躍してくれます。
ここでは、リビング時計を選ぶ際に意識したい
3つのポイントをご紹介します。
① お部屋の広さに合ったサイズを選ぶ
時計を選ぶときは、まずお部屋や壁面の広さに合った
サイズを意識しましょう。
例えば、広いリビングや大きな壁面には、
直径30cm程度の大きめの時計を選ぶと、
空間全体のバランスが取りやすくなります。
一方、コンパクトなリビングでは、
大きすぎる時計は圧迫感につながるため、
直径22cm程度の壁面に余白が残るサイズを
選ぶのがおすすめです。
時計だけが目立ちすぎることなく、家具や壁面と
調和するサイズを選ぶことで、お部屋全体に
まとまりが生まれます。
② インテリアテイストに合わせる
時計は壁に飾るインテリアの一部だからこそ、
お部屋のテイストに合わせて選ぶことも大切です。
例えば、ナチュラルなお部屋には木製フレームの
やさしいデザインの時計がおすすめです。
また、ヴィンテージテイストには
真鍮やアイアンなど素材感のある時計が
よくなじみます。
色味を家具や床材と揃えたり、使われている素材を
合わせたりするだけでも、お部屋全体に統一感が
生まれます。
この手法をリセノでは「レピテーション」と
呼んでいます。
時計だけデザインのテイストが大きく異なると、
「アクセント」というよりも「違和感」に
つながってしまうこともあります。
迷ったときは、お部屋の中のアイテムと色や素材を
レピテーションさせると空間にまとまりが生まれます。
レピテーションのポイントについては
下記のマガジンをご参照ください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「レピテーション」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-07-19.php③ 掛け時計と置き時計を使い分ける
時計というと掛け時計をイメージしがちですが、
暮らし方によっては置き時計を選ぶのも
ひとつの方法です。
例えば、壁に穴を開けたくない賃貸住宅では、
シェルフやキャビネットの上に置き時計を飾ることで、
手軽に時間を確認できるスペースをつくれます。
一方で、ソファやダイニングなど離れた場所からも
時間を確認したい場合は、壁に掛けるタイプのほうが
視認性に優れています。
暮らしの中で「どこから時間を確認することが多いか」
をイメージしながら選ぶことで、使いやすさも
満足感も高まります。
掛け時計と置き時計には、
それぞれ異なる魅力があります。
設置場所やライフスタイルに合わせて選ぶことで、
リビングはより快適で心地よい空間になるでしょう。
リビングの時計を配置する際は、暮らしやすさと見心地を意識しましょう。
それでは最後におさらいです。
▼リビング時計の配置の決め方
- お部屋のフォーカルポイントに
- 目線より少し上の高さに
- お部屋全体とのバランスをみる
▼リビング時計の選び方のポイント
- お部屋の広さにあったサイズ
- インテリアのテイストに合わせる
- 掛け時計と置き時計を使い分ける
最後までご覧いただきありがとうございました。
▼こちらの記事もおすすめです
お部屋がすっきり見える、生活のマストアイテム・掛け時計の基本配置について、ご紹介します。
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