オブジェの飾り方とは?
美しく見せるポイントをご紹介
こんにちは。編集部の碇です。
お部屋に彩りを与えてくれるオブジェ。
アートやフラワーベースなど、
手に取りやすいサイズ感がお迎えしやすいところです。
しかし、いざ揃えたアイテムたちを並べていくと
あまり素敵に見えず、ごちゃごちゃした印象を
感じた経験はありませんか?
個性がきらりと光るアイテムたちを
より素敵に見せるには
飾り方にポイントがあるのです。
そこで今回は、オブジェの飾り方と
リセノで扱うおすすめオブジェをご紹介します。
オブジェを飾る前に。ディスプレイアイテムの選び方
シンプルなお部屋にお住まいの方には、
そもそもアイテムを選ぶところから
ハードルを感じることもあるのではないでしょうか?
飾るオブジェは、それほど難しく考える必要は
ありません◎
リセノが提唱する
ナチュラルヴィンテージ・スタイルでは
色ではなく、質感でアクセントをつけることを
推奨しています。
そこでまずは、アクセントアイテムを選ぶにあたって、
5つのポイントをご紹介します。
ナチュラルヴィンテージ・スタイルの詳しい解説は
こちらのマガジンをチェック。
北欧ナチュラルがお好きな方に。落ち着き感がより高まる「ナチュラルヴィンテージ」スタイルをご紹介
① 古びた趣のあるもの
アクセントアイテムを選ぶポイント1つ目は、
古びた趣のあるもの。
例えば...
- 経年変化で深い色合いになった木製家具や雑貨
- 色褪せたアート
新しいお部屋に古いものの素材感が加わると
よいアクセントになります。
② 時間とともに表情が変化するもの
2つ目のポイントは、
時間とともに表情が変化するもの。
例えば、レザーや真鍮アイテムは、経年変化によって、
自分だけの色合いに育っていくのが魅力です。
これらのアイテムは、空間に温もりだけでなく、
上品さをプラスしてくれます。
③ 織ったもの・編んだもの
織ったもの・編んだものも
アクセントアイテムにぴったり。
デコボコとした織り感のあるものや
太めの糸でざっくりと編まれたものなど。
リビングが味気なく感じた時には、
布の風合いがあるファブリックアイテムを取り入れると
お部屋に表情がプラスされます。
④ 自然素材
4つ目のポイントは、自然素材。
植物やお花などの自然素材は、お部屋のインテリアの
クオリティを一気にあげてくれる名脇役です。
お部屋を「もの」で満たすだけでなく、
生き生きとした自然物を取り入れることで、
リズムが生まれ、奥深きのあるお部屋に。
植物のある暮らしについて、ご興味ある方は、
こちらのマガジンを参考にしてみてください。
【動画】センスのいらないインテリア|棚やテーブルに、植物を飾りましょう。
小さい観葉植物おすすめ5選! 選び方と飾り方のコツも解説します。
⑤ 手作業の跡が感じられるもの
最後のポイントは、
手作業の跡が感じられるもの。
- 陶器の食器やフラワーベース
- 1枚1枚描かれた絵画や版画
- 丁寧に編み込まれたラタンのかご
手仕事でつくられたものは、
ひとつひとつの質感や表情が微妙に異なります。
工業製品には出せない味わい深さを
お部屋にもたらしてくれるアイテムです。
オブジェを美しく飾るには? ディスプレイ3つのコツ
さて、心惹かれるオブジェを揃えたら、
実際にお部屋に飾ってみましょう。
お気に入りのオブジェを、より美しく見せるには
飾り方のポイントが3つあります。
① 「フォーカルポイント」を作る。
1つ目は、
「フォーカルポイント」を作ること。
お部屋に入った時、
自然と目に入る場所はありませんか?
そこが、フォーカルポイントです。
お部屋の印象を決定づける重要な場所なので、
力をいれてコーディネートすることをおすすめします。
例えば、キャビネットの上。
アート作品や植物などをディスプレイすることで
美しいフォーカルポイントに仕上がります。
フォーカルポイントについて詳しく知りたい方は、
こちらのマガジンもあわせて参照ください。
【動画】センスのいらないインテリア|「フォーカルポイント」を学びましょう。
「フォーカルポイント」とは? インテリアを美しくするテクニック
② 「三角構図」を意識する。
ディスプレイをする際には、
大切な基本ルールがあります。
それが「三角構図」を意識すること。
三角構図とは、「垂直」、「立体」、「平面」の
3つの要素を組み合わせて、三角形を描くように
配置することです。
例えば、こちらのディスプレイ。
- 垂直:アートフレーム
- 立体:フラワーベース
- 平面:真鍮トレー
これらを三角形を描くように配置することで、
まとまりと立体感ができ、美しいディスプレイに。
詳しくは、こちらのマガジンで解説していますので、
ぜひご覧ください。
【動画】センスのいらないインテリア|ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。
③ 「レピテーション」を活用する。
最後のポイントは、
「レピテーション」を活用すること。
レピテーションとは、繰り返しの意味です。
同じ色や素材、形、質感などのアイテムを
繰り返し取り入れることで、
よりまとまりを感じる仕上がりに。
例えばこちらでは、ブラックカラーのアイテムを
繰り返し取り入れています。
このテクニックを使えば、
一見取り入れにくさを感じるものも、
簡単に、お部屋に馴染ませることができます。
詳しくはこちらのマガジンも参考にしてみてください。
センスのいらないインテリア【スタイリング編】|インテリア選びは「レピテーション」を意識する
「レピテーション」を意識するだけでグッとお部屋がまとまる。素敵になる。
ディスプレイが映える、おすすめオブジェ5選
リセノでも、アクセントアイテムにぴったりの
オブジェをご用意しております。
その中から、おすすめのオブジェを5つピックアップ。
お部屋の雰囲気に合わせて
お迎えしてみてはいかがでしょうか?
① フラワーベース Linea
1つ目のおすすめアイテムは
「フラワーベース Linea(リネア)」です。
直線的でシンプルなデザインながら、
石のようなザラッとした質感や細やかな凹凸が
なんとも豊かな表情。
ポンと棚上に置くだけで、
オブジェのような絵になる魅力があります。
② フラワーベース Raffy
こちらは、「フラワーベース Raffy(ラフィー)」。
独特のかすれた風合いがつくり上げる
おぼろげなマーブルカラーが味わい深さを感じます。
落ち着きがありながらも、ぐっと目を惹く存在感は、
ナチュラルテイストを上質に仕上げる
程よいアクセントとなってくれます。
③ オブジェ Holey
「オブジェ Holey(ホーリー)」も
アクセントアイテムにぴったりです。
曲線的なフォルムで、ユニークな佇まいが印象的。
木目を思わせるかすれたカラーと
手作業のあとを感じる不規則な質感は、
ディスプレイに複雑性をもたらしてくれます。
④ オブジェ Ethnica
こちらは「オブジェ Ethnica(エスニカ)」。
まるで古い土器のような個性的なシルエットが
目を惹きます。
力強さを感じるゴツゴツした質感でありながら、
縁にあしらわれたラタンにより、
軽やかさがプラスされ、取り入れやすいアイテムに。
そんなEthnicaは、
シンプルなものばかりに飽きてきた方におすすめです。
⑤ オブジェ Tiga
最後にご紹介するアイテムは、
「オブジェ Tiga(ティガ)」。
こちらは、ほかのアイテムとは被らない個性的な姿。
職人の手で削り出された滑らかな曲線や、こっくりと
深みのあるチークウッドの色合いが魅力です。
単調になりがちな場所に、味わい深いアクセントを
加えてくれます。
オブジェの飾り方を知って、お部屋をさらに美しく仕上げましょう。
オブジェの飾り方、いかがでしたか?
最後に、今回のおさらいです。
オブジェの選び方のポイントは
- 古びた趣のあるもの
- 時間とともに表情が変化するもの
- 織ったもの・編んだもの
- 自然素材
- 手作業の跡が感じられるもの
オブジェを美しく飾るには
- お部屋に「フォーカルポイント」を作る。
- 「三角構図」を使ってディスプレイする。
- 「レピテーション」を活用する。
オブジェを美しくディスプレイして、
見心地のよいお部屋を作りましょう。
それでは、また。